2013 年 3 月 3 日 のアーカイブ

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怖くて開けられない未空家の雛人形(>_<)

2013 年 3 月 3 日

先月、友人と麻布でランチをした時、レストランのある国際文化会館
内では、雛祭りの準備をしていた。係の人が完成した雛壇の写真を
見ながら、「この雛人形はかなり古くて、京都で作られた物なんです。

一年に一度しか飾らないので忘れてしまうし、色々と細かくて大変
なんですよ」とぼやきながら並べていた。

その時「関東と京都とでは、雛人形の並べ方が違うんですよね」
と教えてもらった。関東では向かって左側に男雛、右側に女雛
を置くが、京都は向かって右側が男雛で、左側が女雛になる。

これは京都御所の伝統にならったもので、左大臣と右大臣では、
左大臣の方が偉いように、左が位の高い位置とされているため
なんだとか。

京都の地名「右京区」「左京区」も実際、地図で見ると左右が逆に
なっている。これは京都御所・太極殿にいる帝の視点で、大極殿
は南を向いており、そこにいる帝もまた南を向いている。その帝に
とって、左は東、右は西となる訳だ。
http://kyoto.nan.co.jp/knowledge/heianmap.html

そもそも地図で、北が上というのは、近代の西洋ルールにすぎない
んだとか。占術の世界では南は上だ。中国では皇帝の位置は北で
あり、これが「天子南面」。天子は南を向いて座るという伝統がある。

一般に雛壇は、3月2日を「宵の節句」、4日を「送り節句」といって、
まだ出しておくが、5日を過ぎると、すぐ片づけなければならない。
これはその家の女の子が、お嫁にいくのが遅くなるという言い伝え
があるためだ。この都市伝説は、かなり広く信じられていると思う。

未空家には女雛と男雛だけはあるが、もう何十年も飾っていない
ので、未空母曰く「カビだらけになってるんじゃない?」とのコト。

そっか、だから私がヨメにいけないんだな(笑)。出張から帰って
来た翌日は、色々とバタバタしているため、お雛祭りにふさわしい
ちらし寿司やケーキなど、何~も食べずに終わってもーた。が、

未空家の「開かずのカビ人形?」は一生、封印しようと思う(笑)

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