2005 年 2 月 20 日 のアーカイブ

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前を向いて歩こう

2005 年 2 月 20 日

「やりたい事」が見つからない君へ ―前を向いて歩こう―

「やりたい事がわからない」「どんな職業が自分に向いているのかわからない」「とにかく
ビッグになりたいけど、そのために何をしたらいいのかわからない」。混迷が続く現代を
生きる若者達の口から、未来の自分を不安視する、そんな言葉がそこら中で囁かれている。
私はそんな彼らに投げかける。あきらめて「下」ばかり見ていても、絶望しか見えない。
当てもなく「上」だけを見ていても、届かない空しか見えない。「前」を向いて歩け。
そこに見えるものと精一杯向き合い続ける事が、「やりたい事」に必ず繋がるから、と。

思えば、私自身も若き頃、道に迷って、さ迷い歩いていた一人だった。「クソッタレの
社会に噛みついて生きてやる!」。ただそう自分に言い聞かせながら、「上」を目指した。
しかし、そこに広がっているのは、どんなに手を伸ばしても届かない空だけだった。
そして、届かない空を眺めながら、いつしか絶望して「下」を向いた。何もなかった。
ただ、そこに見えたのは、無力な自分だけだった。

それがあまりにも情けなくて、苦しくて、だから今度は「横」を向いてみた。傍らに見え
る同級生達は、みな輝いて見えた。自分だけが取り残されている、そう感じた私は、再び
「下」を向いた。自暴自棄になった。もうどうにでもなればいい、と思った。でも、その
先には、より辛い現実しか待っていなかった。

16歳の頃、私は何もかもを失ってしまった。進学した高校を退学処分、同時に家からも
絶縁され、児童相談所を経由して里親さんの元に辿り着いた。苦しくて、悲しくて、
あの頃、私はただ、現実と向き合うしかなくなった。初めて「前」を向いた。たくさん
の課題が目の前にあった。

私は必死になって、その一つ一つと向き合った。いや、向き合うしかなかったのだ。しかし、
戦いの繰り返しの日々の中で、気がつけば夢を抱いている自分がいた。そう、目の前の
一つ一つの課題と向き合い、乗り越える度に、それは自らの血となり肉となり、未来に続く
階段になっていたのだ。

私は必死に階段を作り、一歩一歩、昇った。そして、今もその階段の途中で、必死に前を
見て戦っている。今日すら見えないのに、未来など見えるはずもない。「前」を向き、
「今できる事」の精一杯を積み重ねた時、夢は必ず待っていてくれる。

夢は逃げていかない。
自分が夢から逃げていくのだ。

/義家 弘介(ヤンキー先生)
20050220

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