2005 年 3 月 10 日 のアーカイブ

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東儀秀樹の世界展

2005 年 3 月 10 日

特に彼のファンという訳ではないのだが、銀座三越で行われている「東儀秀樹の世界展」
に行った。興味をそそられたのは、舞楽で用いられる「衣装」が展示してあるという事。
うーむ、これは見てみたい♪ 私は日本のわびさびの世界を美しいと思うが、それより
「雅(みやび)」が好きだ。陰陽師が活躍していた平安時代の貴族の平服だった狩衣
(かりぎぬ)には、いつもココロときめいてしまう(笑)。あれこそまさに雅の世界だ。

あるレクチャーで茶室でのおもてなしを受けたのだが、何ともあの堅苦しい雰囲気が
苦手だった。いくら季節感漂うおいしいお菓子があっても、内部は薄暗いし、狭いし、
基本的には正座だし、それだったらポカポカ陽の当たる縁側で、ズズッとフツーに
お茶を飲める方がイイなぁと思ってしまった。まぁそれなら茶道にならないんだけど(笑)。

東儀秀樹氏は1959年、東京に生まれる。東儀家は奈良時代から今日まで1300年間、
雅楽を世襲してきた樂家である。父の仕事の関係で、幼少期を海外で過ごし、ロック、
クラシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長した。高校卒業後、
宮内庁樂部に入り、樂部では篳篥(ひちりき)を主に、琵琶、鼓類、歌、舞、チェロ
を担当。宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外で
の公演にも参加。日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。その
一方で、ピアノやシンセサイザーと共に、雅楽の持ち味を生かした独自の曲の創作
にも情熱を傾ける。

この展覧会では、1300年の歴史を有する東儀家に伝わる雅楽の所蔵品のうち楽器類、
また舞楽で用いられる装束、面などを展示。また世界を旅する彼が集めたシルク
ロードを中心とした各国の楽器を展示。コレクターとしてこだわりのギター、ユニ
ークな時計等、多面に関心を持つ東儀秀樹を紹介。画家・エッセイストとしても
知られ、絵本の挿絵等もあった。陶芸もやるんだよね。好奇心旺盛で、常に多方面
にアンテナを張り巡らせている彼の趣味は、音楽、カメラ、車、バイク、時計、
民族楽器集め、絵画、乗馬、スキューバダイビング、クレー射撃、スキー、サー
フィン、ローラーブレードetc. 盛りだくさん! 

描いてるイラストの線が、もう極細0.03って感じの世界で、ものスゴーく繊細な上
にうさぎ好きらしい。そっか、みゅ~のファンでもあるんだな、って違うか(笑)。
龍とかも上手なんだよ。東儀家という育ちの良さ&潤沢な資金力&才能開花と見事
に3拍子揃ってますな。本当に超多才な人で驚いたよ。これこそ七味唐辛子人生だ。

さすが展覧会を開けるだけの事はある。篳篥(ひちりき)の譜面って初めて見た
けど、暗号みたいで全然わかんない。私は昔、お琴を習ってたんだけど、譜面は
縦で全て漢数字だったような。山田流は爪が丸くて、生田流は四角いんだよね
・・・確か。篳篥はオーボエのルーツなのか。道理でリードを使うワケだ、って
別にシャレで言ってるワケじゃないんだけど(笑)。リードを使う楽器は繊細で、
室温等の扱いが大変なんだよね。江戸時代の龍笛ってどんな音がするんだろ?

元々雅楽は、上代から伝わる日本固有の音楽と、1400年ほど前から順次、朝鮮
半島や中国等から伝来した古代アジアの大陸諸国の音楽に基づき、またはその
影響を受けて、平安時代中期に完成し、そのまま現在まで、ほぼ原形のまま
存在している世界最古の音楽なんだそうな。雅楽には「管絃」「舞楽」及び
「歌謡」の3つの演奏形態があり、古来の皇室の祭、典礼、御遊等に用いられ、
また神社仏閣の行事等にも演奏されてきた。もう世界で残っているのは日本
だけなんだって! チャチャチャ。♪エキゾチック ジャペーン Goです(笑)。

フッ、右翼チック未空の血が騒ぐぜ。東儀秀樹さん、これからも七味唐辛子
人生全開で顔晴っておくんなまし。
20050310

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