2005 年 7 月 1 日 のアーカイブ

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YRP野比

2005 年 7 月 1 日

品川から京浜急行でボックス・シートのある特快に乗り、約1時間で「YRP野比」に着いた。
すでに潮風の香りがする。変わった駅名だが、YRPとは横須賀Research Parkの略だそうな。

改札口で待っていた友人は、会うなり「今日は雨がひどくなる前に、このまま海に行きます。
未空さんにTシャツやビーチサンダルなど、海道具一式を用意しました。タップリ波に浸か
ってもらいますので」と大きなバッグを抱えていた。うわーっ、さすが気が利いてるなぁ。

駅から10分ほど歩くと、道の先に海が見えた。もうそれだけでうれしくなる。野比海岸
は鉛色の空とはいえ、贅沢なプライベートビーチだった。近くのトイレで、持参してくれた
帽子にTシャツ、パンツに着替え、「キャーキャー、海だ海だぁ」とはしゃぎながら、波打
ち際めがけてダーッシュ。まるで子供の頃に帰ったようだ。そぼ降る雨も何のその、
砂浜の感触にエネルギーをもらう。潮風は優しく、波と戯れてるだけで気持ちいい。
体がどんどん元気になっていく。これこそ自然治癒力だ。

「未空さん、コレ何かなぁ?」「どれどれ・・・ この青いビニールっぽい奴? えっ、
ゴミじゃないの。うっそぉーっ!」「ホラ、だって動いてるよ」「ホントだぁ。キモ~い。
携帯で撮る(笑)」「あっ、こっちにもいっぱいいるよ」「ひぇぇぇ~。何コレ~」「何かの
卵かな」「ねぇねぇ、何でこんなにてんとう虫がいるの?」「未空さん、クラゲに気を
つけて」「うわーっ、大群じゃん!」「コレって貝?」「大きいね。形がオモシロ~イ」etc.

改めて眺めると、砂浜はワンダーランドだ。正体不明の色々な物が散らばっていて、
見ていて飽きない。あっちゅー間に時間が過ぎていった。雨も激しくなってきて、
彼女のお母様から電話があり、「ゴハンを食べに戻って来なさい」と言ってくれた。

知る人ぞ知る森繁久彌邸を仰ぎ見て、巨大なサボテンに慄き、夏野菜の丘を抜け
ると、彼女の家に到着。超可愛いダックスフンドのごんぞう君が、お尻尾をブンブン
させ、元気良くお出迎えしてくれた。たけしファンの彼女が、鬼瓦ごんぞうのキャラ
が気に入って命名したとか(笑)。

小さい頃、大人用の自転車に乗って、そのまま田んぼに突っ込んだり、船で遊ん
でいて綱が切れ、沖まで流された後、泳いで岸まで帰って来たが、その時の記
憶が全くないという、ごんちゃんに負けないくらいやんちゃでFunkyなお母様から、
「まずはお風呂にどうぞ。それからゴハンにしましょう」と言われ、早速お言葉に
甘えてしまった。友人が用意してくれたローズの香りにリラックスしながら、
窓の外を眺め、図々しくも一番風呂を堪能する。ゴクラク~ゴクラク~♪

ランチはお母様手作りのエビフライ、とんかつ、ポテトサラダ、南瓜の煮物etc.
豪華てんこ盛り。ワーイワーイ♪ マグロ好きな私のために、3種類の漬け
まで用意して下さった(号泣)。何もかも本当においしくって、遠慮のない私
は全て食べ尽す。いつでもどこでも軍隊アリ未空なのだ(笑)。

デザートは横須賀名物、小泉首相の「純ちゃん饅頭」。まだ売ってるんだね。
感動した(笑)。鎌倉のサブレで有名な豊島屋の「小鳩豆楽」をお土産に
頂いてしまった。もうお初づくしだ。心のこもったおもてなしは、人を優しく
温かく、そして豊かにしてくれる。ただひたすら有り難いと思った。

見ず知らずの私に・・・うるうるうるうる・・・ 大変お世話になり、恐縮して
おります。おかげさまで、とっても楽しかったですぅ♪ ココロ豊かな友人&
Funkyなお母様、車で送って下さった優しいお父様、どうもありがとうござい
ました! こちらこそ末長くよろしくお願いしますね。また、遊びに行きます。
20050701

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