2005 年 10 月 14 日 のアーカイブ

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続・ウポワズ

2005 年 10 月 14 日

ウポワズとはサンスクリット語で、元来「自己の本性である神に還る」という意義を
持っており、「断食」の事を指す。昨夜、シンガポール料理に舌鼓を打ったのを
最後に、断食に入って、明日から1泊2日で山中湖に行く。主催するのは中国・
練功のセミナーなのだが、なぜかインド系のウポワズ(笑)。不思議な繋がりだが、
これもご縁なんだろう。

今回、指導して頂くのは、前田行貴(まえだぎょうき)先生という人で、もう30年以上
も日本とインドを行き来しながら、マハトマガンディー大学で教鞭をとっているんだ
そうな。ヴェーダにも造詣が深いという。それを聞いた瞬間、行くっきゃないと思った。
これもヴェーダの神々のお導きだ。非常謝謝!

ちなみに私は昔から空腹だと、空が黄色く見える(笑)。だ、大丈夫なのか( ̄▽ ̄;)

ウポワズ中、口にしていいのはお水だけ。頭痛になる事もなく、お腹はグーグー鳴る
ものの、慣れてくればさほどでは・・・ない。ただ、気がついたのはコーヒーに自然
に手が伸びている事。ポットに手をかけた瞬間に、ハッとして「いけないいけない」
と後ずさりする。コーヒーを飲むというのは、私にとってほとんど本能に近い行為
なんだと実感した。でも、食事の楽しみがないというのはツライなぁ。冷蔵庫にある
餃子もプリンもマグロのお刺身も、全~部おあずけワンだなんて(泣)。

食物を摂取し、それを同化して生命力を維持する事を「プラス栄養」という。これ
に対して、色を断ち、空腹の爽やかさを味わうのを「マイナス栄養」という。0(ゼロ・
空)こそ理想的なバランスであり、健康作りの鍵である、そうな。

飽食・美食の現代社会の中にあって、ウポワズの実践こそ、現代の我々にとって、
救いと考えられる。また、食を断つ事により、正しい腹式呼吸が容易になる。ウポ
ワズは腹式呼吸を行う事で、様々な相乗効果が生まれるんだとか。

明日は前田先生の健康に関する講演と丹田呼吸法、並びにYOGA「太陽の
ポーズ」「月のポーズ」「星のポーズ」の指導があり、また介護予防に最適な
「練功十八法」の指導も併せて行われる。本年度の開催はこれで終了だそうな。

今夜のウポワズ瞑想には、どんな変化がありますやら。My人体実験は留まる
ところを知らず(笑)。何でも楽しんじゃえ、おもしろがっちゃえ♪
20051014

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