2006 年 4 月 20 日 のアーカイブ

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イエス・キリスト

2006 年 4 月 20 日

隔月に届けられる無料のニュースレターがあり、「ダヴィンチ・コード」の
盗作告訴の結末が載っていた。Michael Baigent氏とRichard Leigh氏
は共著「The Holy Blood and the Holy Grail(1992年出版)」に託した
研究の全てが、ダン・ブラウン氏に盗作されたとロンドンの最高裁判所
に訴えた。

「The Holy Blood and the Holy Grail」には、キリストには子供がいた
というアイデアが同様に書かれているそうで、2人はダヴィンチ・コードの
出版社でもあるランダム・ハウスを訴えているが、出版社側はこの申し立て
を否定している。2/27に行われた裁判には、ダン・ブラウン氏も出席した。

そして先日、この裁判の結果が出た。判決は出版社の勝利となり、Michael
Baigent氏とRichard Leigh氏は、裁判費用の85%にあたる日本円にして
約2億6千万をランダム・ハウスに支払うように命じられた。

それにしても、こんなに巨額な裁判だったとは?! リスク高すぎでしょ。
絶対勝てる自信があったのか。負けた2人にだって敏腕の弁護士がつい
ていたはずだ。が、あまりに痛手ではなかろうか。でも、この判決のおか
げで映画「ダヴィンチ・コード」も無事5/20に全世界一斉公開の運びと
なったんだから、まずはめでたしめでたしかな。私は特にトム・ハンクス
のファンではないが、劇場で見たいと思っている。

「ダヴィンチ・コード」では、最後の晩餐のイエスの横に描かれているの
はヨハネではなく、マグダラのマリアだという。確かによーく見てみると、
女性っぽい顔つきだ。マグダラのマリアはイエスの弟子であると同時に
妻であり、2人の間にはサラという娘が産まれたという事になっている。

信じる信じないは別にして、一方でイエスという人物は、実際には存在
しなかったという説を唱える人がいる。それがカソリック信者の多いブラ
ジルで生まれたアウグスト・クリ博士だ。これは初耳だった!
20060420

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