2006 年 11 月 2 日 のアーカイブ

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道具寺道具村建立縁起展

2006 年 11 月 2 日

「道具寺道具村建立縁起展」
会期:2006年10月27日(金)~11月5日(日)
時間:10時30分~19時
会場:リビングデザインセンターOZONE
    〒163-1062 東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー3F
入場料:500円(税込・学生以下無料)
問い合わせ先:03-5322-6500

日本のインダストリアルデザイナーの草分け・栄久庵憲司氏が心に期し、
構想を練ってきた「道具寺道具村構想」を開陳する展覧会を開催します。

この構想を紹介する事で、より多くの方々に人間と道具との関係を再考
するきっかけとなり、これからの生活文化を推進する糸口になる事を
期待しています。

ものづくりは人間の文化・文明を支える基礎として、永い歴史を刻ん
できました。とりわけ産業革命を基点とする近代化を経たものづくり
の道は、物質文化が生活を変革する時代を形成してきました。しかし、
物質的豊さの陰には、その代償としての負の遺産が山積みされました。

それは地球環境の危機、精神文化の衰退、コミュニティ社会の崩壊等、
今日の物質文明が直面する由々しき課題です。今こそものづくりの
立場から、ものをめぐる文化・文明のあり方を問い直してみませんか。

本展では、世界で初めて制作された道具自在千手観音像を展示します。
この道具自在千手観音像と道具曼陀羅は道具と人間の関係を象徴する
シンボルであり、この構想の中心となります。また、2005年10月に栄久
庵氏が和歌山県白浜町で山篭修行をした庵も展示し、併せて道具村を
構成する施設とその概要も紹介します。
20061102

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