2007 年 5 月 22 日 のアーカイブ

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スワンベーカリー

2007 年 5 月 22 日

スワンベーカリーは「障害のある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会の実現」
このノーマライゼーションの理念を実現させるために、故・小倉昌男理事長(ヤマト運輸
株式会社元会長)がヤマト福祉財団、ヤマト運輸株式会社と共に設立した株式会社だ。

スワンベーカリーの命名者も小倉理事長で、みにくいアヒルの子と思っていたら、実は
「白鳥=スワン」だったという、デンマークの童話作家アンデルセンの作品がヒントに
なっているという。

なんてステキなネーミングなんだろう!と感動していたら、実は私はデザイナーの
友人(←ベーカリー&ケーキ情報は奴に聞け!ってゆーぐらい、ホ~ントにくわしくて、
横文字が覚えられない私にとっては、いつも感心するばかり。超頼もしい歩くMy東京
Walkerなのだ(笑))に連れられ、知らずにこのスワンベーカリーに行った事があった。
さすがはジモティー情報の達人、チュッ(笑)。いつも貴重な情報をどうもありがとう♪

スワンベーカリーのサイトには、誕生の背景についてくわしく述べられているので、
以下に引用させて頂く。

“日本の障がい者の数は人口の約5%、約600万人といわれています。この人達の
大半は、全国に6,000ヶ所以上ある共同作業所や小規模授産施設で働いていま
すが、1ヶ月の給料が1万円以下という低さで、自立するにはほど遠い現状です。

福祉施設の幹部職員に経営のノウハウを伝授しなければ、低賃金からの脱却は
望めない事を痛感した小倉前理事長は、「製品」や「作品」作りではなく、一般の
消費者を対象としたマーケットで売れる「製品」創りを目指したセミナーを1996年
から全国各地で開催し、意識改革に取り組んできました。

この過程で、月給10万円以上支払う事を実証し、お手本を示す必要から「焼きたて
のおいしいパン」店構想に着眼しました。「アンデルセン」「リトルマーメイド」を全国
展開しているタカキベーカリーの高木誠一社長という良き理解者、協力者を得て、
同社が独自に開発した冷凍パン生地を使えば、障がい者でもパンが焼ける事が
わかり、早速実践に移しました。

1998年6月、スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープンし、現在直営店3店、
チェーン店17店が各地に展開しています。働いている障がい者の数は直営店29名、
チェーン店170名です”
20070522
♪いないいない~

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