2007 年 10 月 1 日 のアーカイブ

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褒めよ、讃えよ!

2007 年 10 月 1 日

随分前ですが、アメリカのバージニアビーチで、友人と友人のBFと朝食を
食べる機会がありました。

彼はカナダ人の弁護士さん。会って話をするのは初めて。

簡単な挨拶をしたあと、彼が言いました。

「ナオコ、そのストライプのシャツ、とっても良く似合っているね」

ここで「ありがとう!」って素直に言っておけばいいものを、日本人の
謙虚さも顔を出し、つい一言多く言ってしまいました。
「でも、このシャツ、通販で15ドルくらいで買った安物なの」

このときの彼は、さすがに弁護士さん。間髪入れずにこう褒めてくれました。

「安ものでも、君が着れば高級なシャツに見えるよ」

うーん。さすが、欧米人。褒め言葉に慣れてます。

いつも母親から「そんな安物ばかりを通販で買って着ないでよ」って
言われていたので嬉しくなって、家に戻ったとき、早速、母に言いました。

「私が着ると、高級品に見えるんだってさ~」

「それは単なるお愛想。安物は誰が着ても安物です」

あ、そうっすか。やっぱり高級シャツには見えないのね。

でも、人のBFとはいえ、ハンサムな男性から「似合うよ」って言われたら嬉しい
じゃないですか。だからそのシャツを着るたびに「ねえねえ。このシャツねえ」
って、廻りの人にふれ回っておりました。

話かわって・・・
先日、箱根で矢矧晴一朗先生というビジネスコンサルタントの講義を受ける
機会がありました(その時のことはブログにも書いてます↓)
http://caycegoods.exblog.jp/

矢矧先生。最高の仕事をするために自分を律し、人の10倍、20倍もの仕事を
されていらっしゃいます。なんてったって「自分には怠け心は無い!」って
断言する方ですから。

講義の中で、いくつもの素晴らしいヒントを頂いたのですが、1つご紹介すると
「自分を褒める大切さ」

その中には、家族のことも含まれると思うのですが、どうも、私たちは
人を褒めたり褒められたりすることに慣れてないですよね(私も含め)。

矢矧先生は、箱根に来る車中、1つ仕事を仕上げることができたので、
早速、自分自身を「よくやった!君はスゴイね」と褒めてきたそうです。
自分のポテンシャルをあげるためにも、「褒める」ことはとっても大切
な要素のようです。

たとえ、人が褒めてくれなくても自分で自分を褒め讃えればよいわけで、
それは自分が属する家族、コミュニティも、その対象になると思います。

私の知り合いで、ご主人を褒めると「そんなことはない!」とムキになって、
いかにダンナがろくでなしかを蕩々と説明してくれる人がいます。「妻から、
こう、けなされてばかりじゃ、夫も力を発揮できんでしょう」っていつも
思ってたんですが、考えたら、同じような過ちを私も起こしてたんですね。

何もできないのに、頭の中で自己肥大を起こして威張っている人も、中に
はいますが、日本人の多くは自己萎縮型。「私ごときが」とか「私なんて」
ってまず最初に思ってしまいがちです。

私も、日本人の哀しさか、褒められることに慣れてないので、人から何か
を褒められると、気がつけば、まず最初に「いえいえ」とか「そんなこと
はないですよ」って否定文で答えてしまっています。

だから、何かしたいと思っても
「どうせ無理無理」って、出来ない理由を真っ先に数えてしまったり。

これじゃあ、私自身が私の心や魂に「あなたは何もできない人です」
「やるだけ無駄です」と暗示をかけているようなもの。

植物も「凄いなあ」とか「君はキレイだね」って言葉をかけていると、
それに反応して、廻りの植物以上にスクスク育つって言います。

植物でさえそうなんですから、人間だったらなおさら。

ということで、これから意識して、廻りの人にも、そして自分にも、毎日、
何か、褒める理由を見つけて、それを言葉に出して褒めてみませんか?
※自分の耳でちゃんと聞くために、わざわざ口に出して褒めるっていう
 のが味噌

しかも、人を褒める回数より、自分を褒める回数を増やす。

矢矧先生クラスになるには、時間がかかると思いますが、褒めるだけで
自分の潜在能力が引き出せるなら、こんなに安上がりなことはありません。
なんてたって、タダで出来るんですから。

私は、忘れっぽいので、早速「褒める」とポストイットに書いてパソコン
に貼ってみました。

そして早速褒めてみました。

「今週も、ちゃんとメルマガ書いてえらい!」って。

みんなが、お互いを褒め始めたら、世の中、きっと変わると思うなあ。

/光田 菜穂子
 TempleBeautiful Ltd.
 URL: http://www.caycegoods.com/
 エドガー・ケイシー(20世紀最高ともいわれる霊能力を発揮した眠れる予言者)のメルマガより引用
20071001
♪鞍馬寺からの下山は徒歩で。この道は何度、通っても気持ちいい。思いっきり深呼吸をしながら、歩いてみる。

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