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幸せな結婚を望むなら、「上向きヘッドライトで走る!」

2009 年 3 月 1 日

あなたが車だったら、ヘッドライトを上向き(遠くを照らす)
にして走ってますか?

それとも、ヘッドライトを下向き(近くを照らす)にして
走ってますか?

実際の車の走行では、下向きにして走っている事の方が
多いようです。

本来は上向きが基本で、対向車が来た時に、下向きにする
のが正しい運転の仕方です。

上向きを原則にするだけで、事故に遇うリスクをかなり
回避できるそうです。

本題に戻しましょう。

あなたは、「目的」という対象を上向きヘッドライトで照らして
走っているか、下向きヘッドライトで走っているかという事を
聞きたかったのです。

上向きヘッドライトで「目的」を照らすとは、目的を遠い所
から見ているということ。

逆に下向きヘッドライトで「目的」を照らすとは、目的を
近い所見ているという事ですね。

実はこの違いによって、「目的」の意味合いが変わって
くるのです。

より遠い所に「目的」を置くと、近くの「目的」は、
手段や方法になります。

しかし、より遠い所に「目的」を置いていないと、近くの事が
「目的」になってしまい、細かい事にこだわらざるを得なくなる。

例えば、イケメンや可愛い娘とお付き合いする事が目的の人は、
とりあえずお付き合いはしたが、ちょっとしっくりこないと、
簡単に別れてしまったりする。

結婚などもそうだ。

結婚をする事が目的になっているカップルも、何となくしっくり
こないと、簡単に別れてしまったりする。

「目的」を遠い所に置き、上向きヘッドライトで照らすと、「2人が
共に必要とし、互いを信頼、尊敬し、協力し合う幸せな関係を、
これから何十年もかけて築き上げる」などの目的が見えたりする。

そこから近くを照らすと、結婚や結婚式は一つの通過点になる。

そして、自分が選んだパートナーを通して夫になっていき、
妻となっていくのです。

カウンセリングをしていると、そもそも何のために結婚したのか?

何のために彼や彼女と付き合っているのか、わからない人がいます。

カウンセリングの場面で初めて、遠い所の「目的」について、
考えるという事も少なくない。

お互いが遠い所の「目的」が明確になっていると、目の前に生じる
様々な課題は、遠くの目的のための宿題となる。

目的が明確でない場合の様々な課題や問題は、互いの関係をギク
シャクさせるものに変わってしまったりする。

途中で様々な事があっても、2人の目的に向かって歩みながら、
互いを理解し、尊敬し合える関係になれたとしたら、それこそ
Happinessな結婚生活だといえるのではないでしょうか?

結婚だけでなく、なぜ大学に行くのか? なぜ仕事をするのか?
何のために資格を取るのか?

究極は何のために生きているのか?

という事を上向きヘッドライトで照らして、自分で答えを浮き
上がらせなければならない。

あなたは、下向きヘッドライトで走っていますか?

上向きヘッドライトで走っていますか?

/伊藤 康夫(second.partner代表:happinessとsmileの創造達人)
 携帯メールマガジン「1日1分!幸せを運ぶ心の鍛え方」より抜粋、引用
20090301

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