続・奇妙なオンライン古書店「パラメディカ」

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パラメディカの店主、星野史雄さんはサイトでこんな事を言っている。

“医療の世界は少しずつ変わりつつあるようです。医師から病名の告知がなされ、
患者も時には他の医師の意見も求める。そんな時代に、同じ病気の患者さんが
直面した問題の記録(患者サイドからの総合的なカルテ)として、「闘病記」は
貴重な資料と思えるのです。

こんな事を考えながら、パラメディカという奇妙な古書店を始めました。古本屋
と医療はミスマッチかもしれませんが、数年をかけて闘病記やリンクを揃え、
情報源としての体裁を整えていくつもりです”

また、「パラメディカ」という名前については、

“「Paramedic」とは、アメリカで主に救急救命士を指すようですが、「パラメ
ディカ」という店名は単に語感からつけたもので、大それた意図はありません。

実は予備校で医学部受験生の進学相談を担当していた頃、「医師と看護婦
以外の医療スタッフを〈パラメディカル〉と呼んでいたが、語感の問題から、
最近では〈コメディカル〉と呼ぶ」と聞きました。ちょうど瀬名秀明さんの小説
「パラサイト・イヴ」が評判になっていた頃でした。それも承知で、敢えて
「パラ」を名乗っています”

こんな地道な活動をされている人は、今の世の中で貴重な存在ではないだ
ろうか。本当に頭が下がる思いだ。パラメディカは乳癌で亡くなった奥様が
導いたライフワークともいえる。

元々は1年ほど闘病記を集め、予備校か塾に復帰しようと思っていたそうだが、
マスコミでも取り上げられるほど反響が大きく、日々注文が来るため、止めら
れなくなって今日に至っているんだとか。

古本屋のオヤジは頑固なので、自分自身の目を通したものしか受け入れない
事にしているので、基本的に寄贈も受けていない。この頑固さが信頼できるし、
最後は自分の眼(まなこ)でという姿勢には、とても共感できる。

またホームページを持たない患者団体について調べるには、下記の本が
便利だそうだが、以下の3冊については新刊書店で買ってほしいとの事。

① 「病気になった時すぐ役に立つ相談窓口・患者会(2000年刊:三省堂)」
② 「全国患者会障害者団体要覧 第2版(2000年刊:プリメド社)」
③ 「全国『患者会』ガイド(2004年刊:学研)」

今、病気と戦っている人、それを支えている人、いずれ病気になるかもしれ
ないと思っている人etc. そんな人達にパラメディカの存在を広く知ってもら
えたら、私もうれしい。

パラメディカのサイトはこちら→ http://homepage3.nifty.com/paramedica/
20070224
♪コレって、まだあったんだという新鮮なオドロキ。渋谷の某ビルで見つけたんだけど、超懐かしくないですか? 私の小学校では、日直の仕事だったんだよね(笑)

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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