大阪の怖いおばちゃん

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大阪船場に、有名な下着店があるそうです。

テレビや雑誌でもよく取り上げられています。

ダンボール箱が所狭しと並び、
注意書きがいたる所に張ってある店内に怒号が響きます。

「買わへんのやったら覗かんといて!
 ちゃんと商品を畳まなアカンやろ!」

その声の主は、社長の津田綾子さん。

お客様に対して怒鳴るなんて
おかしいんじゃないか?

怖いおばちゃんだなー
とお思いの方もいらっしゃるでしょう。

しかし、この店はなぜか大繁盛。

固定客もちゃんといますし、
全国各地からも客が訪れています。

怖いといっても、
津田さんが怒るのは、
行儀の悪い客に対してだけです。

商品を粗末に扱う客、ルールを守れない客は、
他のお客の迷惑になる。

だから津田さんは怒るのでしょう。

このお店の商品は皆(世界一?)安い。

津田さんが必死なって捜して来た可愛い商品です。

津田さんはその商品に、
 
「いいお客さんに買われるんやで」

と声をかけながら並べるのだそうです。

それを乱雑に扱う客は、
その津田さんの気持ちも、
 
その商品を買って帰り、自分の身につける
他のお客の事を考えてもいないのです。

だから津田さんは怒るのでしょう。

ちなみに、
この店のモットーは「世界一厳しく、世界一安く」

それは「正直で善良なお客さんが得をするため」だそうです。

「より良いものを世界一安く売る。
 一番もうけて得するのは善良な消費者でないとあかん」

常々そう言っていたのは、津田さんの亡き夫、
「おとうちゃん」こと津田勝康氏。

藤本義一さんの小説「商人万歳(日本経済新聞社)」の
モデルにもなった伝説の商人です。

津田さんは、16年も前に亡くなった夫に対して、

毎日「お父ちゃん、ありがとう」と感謝の気持ちを忘れずに
「お父ちゃん」の教えを守っているのです。

憎めないおばちゃんです。

では、その亡き「お父ちゃん(津田勝康氏)」の言葉を
ご紹介します。

不況の嵐、

非難ごうごうの嵐、

人生には、時には嵐のような日がありますね。

強い風に、

冷たい雨に

負けそうになる時がありますよね。

そんな時に思い出して下さい。

「嵐の中で大木がひっくり返っても、
 タンポポは倒れんへんのやから。

 わしらは小さくてしなやかなで、
 たくましいタンポポにならなアカン」

/中井 俊已
 メルマガ「心の糧・きっとよくなる!いい言葉」より
200704302
♪向こうから寅さんが歩いて来そうな、どこか懐かしい浅草駅の地下街。気分はALWAYS 三丁目の夕陽。一瞬、あの頃にタイムトリップした気分だった。

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

たった一言でもいいので、コメント下さいね。

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