超メジャーな浅草寺のマイナースポット「内陣」にお参りしてみませんか?

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江戸三十三観音の1番札所「金龍寺 浅草寺(せんそうじ)」は、
東京に住んでる人なら、一度くらいはお参りに行った事がある
と思う。

御本尊の観音様は、秘仏になっており、通常は「御開帳」という
公開期間があるが、この浅草の観音様は「絶対秘仏」となって
いるため、代々の住職でさえ、ご覧になった事がないという。

実は浅草寺には、誰でも自由に入れる「内陣」があるのだ。
本堂(金堂)の内部で、本尊をまつっている空間を「内陣」と
いい、人が参拝するための空間を「外陣(げじん)」という。

「内陣」の入口は本堂の右手にあり、そこから靴を脱いで
上がると、外の騒がしさとは全く違う静かな空間がある。

ここを知らない人は、本堂でお賽銭を投げ、お参りをして
そのまま帰る事がほとんどだ。せっかく来たのだから、
内陣まで行かなければもったいないじゃないか。

とはいえ、ご本尊の聖観音像と「お前立ち」の観音像は、
「厨子(ずし:仏像・仏舎利・教典・位牌などを中に安置
する仏具の一種。広義では仏壇も厨子に含まれ、正面
に観音開きの扉が付く)」の中に安置されている。

「お前立ち」とは、秘仏の代わりに、参拝できるように
安置された仏像の事。浅草寺では、大きな厨子の前
に座り、絶対秘仏のご本尊様とお前立ちの像をイメ
ージしながら、お参りする事となる。

だが、そのお姿は見えなくとも、お賽銭箱のある外の
ざわついた感じとは、内陣は一線を画しているのだ。

初めて行かれた方は、こんな静かな浅草寺もある
のかと驚かれると思う。厨子の中の観音様は、もう
1400年近くもの間、江戸の町を、そこに住む人々
の生活を護って下さっている。

もし年末年始に向け、浅草寺に行く方がいらしたら、
是非、内陣までお参りされる事をオススメしたい。

それと、関東三聖天(江戸川区平井・平井聖天、
埼玉県熊谷市・妻沼〈めぬま〉聖天)の一つと
いわれる「待乳山聖天(まつちやましょうでん)様」も、
浅草寺から歩いて行けるので、セットで巡ってみては
いかがだろうか。

以上、10代の頃から抹香臭いと言われ続けている、
筋金入りオタクの未空どした(笑)

“No Music, No Life”未空の超独断と偏見に満ち満ちた
本日のオススメなう♪
http://www.youtube.com/watch?v=P2D8epuXla8

何度、聴いても癒されるんだよね。私の大好きな世界だわ。

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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