続・Confliction

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寝る前の瞑想を欠かさず、パニック障害とは無縁な日々を送っていた。だって、
卒業したんだもん。本気でそう思っていた。安心もしていた。事件が起きたのは
6/6(月)の午後、都内の某所。今までにはない超最悪な状況下で、ついにパニ
ック障害が起きてしまった。誰より自分がショックで、何も考えられない(号泣)。

最初は先方の許可を得て、近所を散歩する事で気を紛らわせた。そこでもう大丈夫
と考えていたが、思った以上に事態は深刻だったのだ。狭い狭い部屋の中で、気分
がだんだんおかしくなってくる。本当にどうしよう。思わず泣きそうになった。

すぐ未空母に連絡し、「未空父が倒れた」でも何でもいいから、家族の非常事態と
いうでっちあげ電話をかけてもらおう、と本気で考えたりもした。も、もうダメだ。

これ以上は耐え切れない。今にも外に飛び出して、街中をかけ回りたい衝動にから
れたが、もしそれをやったら、今まで築き上げた信頼関係が一気に崩れてしまう。

仕事的にも終わりだ。それだけは絶対に避けねば! 1分が10分ぐらいに感じ、
体がソワソワし落ち着きもないのだが、周りには一切気づかれない。私の発作は
ピークに達したが、誰にも助けてもらえず、非常時の薬も持ち合わせていない。

もう絶体絶命だった。そこでふと時間が空き、狭い狭い部屋の中で1人になった。
そうだ、瞑想しよう。もう藁にもすがる思いで、それしか思い浮かばなかった。

すぐに目を閉じて、真剣にマントラを唱え始め、天空の神々に「お願い、私を
助けて!」と心から祈った。それはそれは必死で、且つ今までで一番真剣な
瞑想だった。かなり大げさに聞えるかもしれないが、その時、私の命がかかっ
ていたと言っても、決して過言ではない。

今、私にできる事はマントラを唱え続けるだけだ。と同時に「大丈夫大丈夫。
必ず何とかなるから顔晴って!」と自分を励ます。すると、結果が徐々に出始
めてきた。どこかと繋がっているという安心感が、足元から伝わってくる。

だんだん気持ちが落ち着いてきて、見えない膜のようなものが体全体を包み
込む。ここまでくれば大丈夫だ。その瞬間「助かった。救われた」と思った。

もう涙が出るほどうれしかった。やったー! 私は危機的状況を瞑想で乗り
越えたんだ(号泣)。神々に「どうもありがとうございます」と心から感謝
した。その後は、至って冷静で、最後までそこにいられる事ができた。だが、
2度とここには来ないと誓った。

それにしても貴重な体験をしたなぁ。6/6は悪魔の日ではなく(笑)、私に
とっては記念すべき、最高の瞑想成功体験日だ! そうして帰り道、再度、
天空の神々に心からの感謝の笑みを送った。すると、彼らも「本当に良かっ
たね。よく顔晴った。おめでとう!」と微笑みかけてくれたような気がした・・・
20050618

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