2006 年 1 月 19 日 のアーカイブ

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2006 年 1 月 19 日

相互リンクのMailを下さる方は、健康や食物、環境問題etc. 様々なサイトを運営
されていて、中にはとても意識の高い人がいらっしゃる。私は相互リンクを受ける
際、必ずそこのサイトを訪れ、管理人さんの主旨等をチェックするので、よっぽど
???という以外は、基本的にO.Kとしている。特に食物関連のサイトの方には
是非、あの中国のショッキングな映像を見て頂きたいので、そのご案内のMailを
お送りしている。すると、

「“ディープインパクト(←11/2のDiaryを読んでね)”と映像、拝見致しました。
ある程度の事はわかっていたつもりなんですが、実際に映像を見ると、やはり
ショックです。ただ、未空さんが仰るように、中国だけが悪いとは言えないよう
な気がします。見た目が良く、安くて、便利で、簡単な物を求め続ける日本
社会も一連托生なのだと思います。日本でも以前、抗生物質で奇形になった
養殖ハマチを切り身にして売っていたという事もあったようです。

環境問題は政策的な事はもちろん必要ですが、同時に個々の人が意識し
て行動していかないと、良くならないような気がします。ここ1万年くらいで、
数多くの動物が絶滅しているらしいですが、そのほとんどは人間の乱獲等
が原因のようです。

豊かさだけを追求するのではなく、手遅れにならないうちに自然と共生して
いくという事を真剣に考えて、実行する時期に来ているようです。と、思って
いるのですが、何か無力感を覚えてしまう自分です」

私もこの方と同感だ。どこから手をつければ良いかわからない。と言いつつ、
安くて便利なMade in Chinaの品々をしっかり享受している。この矛盾は
どうすれば解消されていくんだろうか?

狂牛病の影響で焼肉屋が大打撃を受けていた頃、回転寿司は大流行
りだった。肉は危険、魚こそは安全なんだと声高にアピールした。だが、
回転寿司に使われるネタのほとんどが養殖で、そのエサが「肉骨粉
(にくこっぷん)」だという事実は公にされていない。安全だと信じて
食べていたものこそが、実は超危険だったという、これこそ根が深い
問題なんだと思う。

環境に優しいという事は、今より不便になる、ある意味不快になるという
側面がある事を忘れてはならない。最近、中国国内でイタイイタイ病が
発生したという報道があった。公害問題が公にされただけでも進歩だ。

これからもご縁のある方には、「ディープインパクト」をお知らせしよう
と思う。無力感と共に、大きな痛みを抱えつつ・・・
20060119

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