2008 年 12 月 20 日 のアーカイブ

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霊能者・長南年恵

2008 年 12 月 20 日

12/10付「65年間、水も食料も摂らずに生きる男」は
読んでくれたかな。実は、日本にも昔、何も食べない
女性がいたんだよ。その人の名は、長南年恵(ちょう
なん、または、おさなみ としえ)さん。ググったら、
こんなブログがあったので、以下に引用させて頂く。

「長南年恵に関する覚え書き」

長南年恵は1863年(文久3年)10月26日、山形県
鶴岡市に生まれた。彼女には生涯月経がなく、異常
なほど食が細くて、力だけは大男顔負けだった。

30歳頃から次第に霊能力を発揮し始めると、1895年
(明治28年)、医師の資格なしに怪しげな水で病気
治療と称する詐欺行為を行ったとして、警察に逮捕
された。

この時は、67日間拘留されたが、証拠不充分で釈放
されている。拘留中に数々の超常現象が起きた事が、
弟の長南雄吉が鶴岡支署長宛に「事実証明願」を突き
つける事によって明らかにされた。

・拘留されていた67日間、排便、排尿が一切なかった

・何も食べなかったため、警察は困ってしまい、少し
でもいいから 食べてくれと頼んだ。そして、そんな
に皆さんがお困りならばと言って食べたのは、少量
の生のサツマ芋だけだった

・完全に外部と遮断された監房内で、「霊水」「お守り」
「経文」 「散薬」等を、どこからともなく取り出して見せ、
これらを当時の署長(有村実礼)に贈った

・年恵が監房内で神に祈っている時に、何人もの係官
が笛に似た、不思議な楽音を聞いている

・2ヶ月以上、ろくに洗髪はおろか、入浴も許されなか
ったはずなのに、まげはいつも結いたてのように艶や
かで、しかもとても 良い香りが匂い立っていた

・1升瓶、15本分以上もある大桶の水を軽々と運んだ

・年恵一人、蚊にたかられず、蚊帳も必要としなかった

1896年に再び逮捕され、1週間の拘留があった後、
1900年(明治33年)に3度目の逮捕が行われた。
そして、大阪区裁判所で拘留10日間の判決を
受けたのだが、この処分を不服として、弟の雄吉
が控訴した。

その結果、神戸地方裁判所で再審が行われ、尋問の後、
中野岩栄裁判長が自ら密封し、封印をした空き瓶を
長南年恵に渡した。この時、年恵は実験の前に丸裸
にされ、徹底的に調べられていた。

精神を統一するために、別室にこもった彼女は、わずか
2分ほどで、神水が満たされた瓶を法廷に差し出した。

この後、簡単な質疑があり、彼女に無罪の判決が下った!

明治33年12月12日にあった、この裁判の様子は、現在
も神戸地方裁判所に記録が残り、同月14日の大阪毎日
新聞に掲載されている。

こういう能力者って、みんな女性なんだよね。映画
「リング」の貞子のモデルにもなった、千里眼を
持つ御船千鶴子さんのように、25歳の若さで自殺
はしなかったけど、長南年恵さんはその後、どう
なったんだろう? 人生の最期の瞬間まで、幸せ
だったと信じたい。いずれにしても、何らかのお
役目の人には違いないと思うから。
20081220

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