2013 年 4 月 25 日 のアーカイブ

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急遽、23時にご予約を頂いたお客様

2013 年 4 月 25 日

急遽、明日の事で助けてほしいというか、アドバイスが頂きたくてという
クライアントの方が、事務所にいらしたのは23時。今回のテーマは
「あなたのため」だから。

お話を伺うにつけ、誰がどう考えても、「あなた(=クライアントの方)の
ため」にはなっておらず、先方のエゴの押しつけに他ならない。英語
で言うところの「to you」と「for you」の差だろう。実はこの区別は、
とても難しい。

手元の和英辞書によれば、toの場合は、何かが自分から相手へ移動
する場合に使う。例えば「これをあなたにあげます(I give this to you)」
「私の名前をあなたに教えます(My name is taught to you)」、物や
情報、名前などが自分から相手へ移動するので、「to you」になる。

だが「for you」は、恩着せがましい意味合いが含まれ、「私はあなたの
ために料理をします(I cook for you)」「私はあなたのために、ここまで
来ました(I came so far for you)」など、まさに「あなたのために」なのだ。

「(お気持ちは有り難いのですが)頼んでないんですけど」と言いたい時
もあるだろう。株式会社英光舎代表取締役の松浦英行氏は、「人に何か
アドバイスしたくなった時、その口調は2つに分かれる。

1つは優しく諭す口調。これは、その人のために言ってあげている。もう1つ
はきつい説教口調。その人のために言ってあげているというよりも、実は
自分の不満を解消している場合が多い。後者の場合、相手に言うアドバ
イスを、自分自身がかみしめて、その通りに行動すればいい。そんな場
面をよく目にする。自戒を込めて」と言っている。

きつい説教口調で「あなたのため」と言われたところで、信頼関係が築け
るはずもなく、北風と太陽の違いだ。このクライアントの方の決戦は5月。

それまでにやっておくと良い呼吸法をお伝えし、ご一緒に様々な対策を
立てた。目の前でどんな出来事が起ころうと、自分の中に軸を持つ事が
大切で、これが人を動かしていく。

人を動かすというのは、相手を動かすのではなく、自分が軸を持つという
事に尽きる。そして、その軸を持った人に触れると、相手が変わるのだ。

まずは決戦の日まで、クライアントの方を応援し続ける。これが今の私の
自分軸だ。合言葉は「No!」

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