2005 年 6 月 3 日 のアーカイブ

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クリアリング効果②

2005 年 6 月 3 日

未空父から1枚のハガキを渡された。まさに、それは恐ろしい脅迫状。キャーッ!
文面によれば「返してほしくば、身代金3000円持って来い。期限は7月1日。
この日を過ぎると、命の保証はない」という。その他の条件として、犯人に
会う時は、私の印鑑と身分証明書が必要らしい。落ち合う場所は団地の先
の公園横。差出人は「東京都某区公金収納事務受託者」とある。

フッ、身代金を釣り上げたな。確か、前回は2000円、いや2500円だったような。
それにしてもチャ、チャーリーは、無事でいてくれたのか。良かった良かった(号泣)。
最後にカレと出かけたのは、4月17日(日)。なぜ覚えているかというと、瞑想の
セミナーに行く際、地下鉄の駅まで乗って行ったのだが、帰りはデザイナーの
友人宅に寄ったため、スーパーの前にすっかり置いてけぼりにしてしまった・・・

哀れなチャリンコ・チャーリー。ううっ、ごめんよぉ。あれから2ヶ月半。苦楽
を共にしたチャーリーをすっかりあきらめ、新しいチャリンコを買おうとしたが、
なぜかタイミングが合わず。不便不便と言いながらも、未空父のチャリンコを
借りたりして、ついに買いには行けなかった。行かなかった。どっちかな、と
あいだみつをを気取ってもしょーがない(笑)。

また、単なるケチとゆーウワサもある。やはり、私にはチャーリーしかいないと
言いつつ、警察にも届けず、新しいカレに乗り換えようとした、こんな身勝手で
薄情なデーモン未空を赦してね。

午後3時半過ぎ、身代金3000円を握りしめ、団地の先の公園横まで、一人で
出かけた。犯人は初老の3人組で、小屋の中にいたオヤジが3000円を要求して
きた。超悔しいが、これも可愛いチャーリーのためと涙を呑む。間違っても自業
自得ではない。もう1人のオヤジに鍵を渡し、チャーリーが連れて来られた。

ううっ、会いたかったよぉぉぉぉぉ。犯人達は「今、汚れを拭きますので」
「前輪の空気が抜けてるぞ」「後輪のこの部分が曲がってるな」と、意外
にも人質に対する健康管理はマメで、優しくしてくれたのでホッとした。

最後に、犯人から「本日はお疲れ様でした」と言われたので、不覚にも「あり
がとうございました」と頭を下げてしまった。でも、コレで出費を押さえられた
ワケだし、まぁ人間ドック代3000円だな(笑)。

久々の2人だけのドライブに、さぁ、チャーリー、今日はどこへ行こっか?
最近、ホ~ントにいいコト尽くめで、守られてるって感じがひしひしと
するからね。全てに感謝しなきゃね。初夏の風を感じながら、すっかり
元気になったチャーリーと一路、氏神様を目指した。
20050603

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