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キャッチボールの極意

2006 年 2 月 11 日

インターネットに毎日新聞のこんな記事が載っていた。以下に引用させて頂く。

証券取引法違反事件で激震が続くライブドア。前社長の堀江貴文容疑者(33)
の父親にあたるほど年上の平松庚三(こうぞう)社長(60)は、どんな人?

平松氏は国内人気No.1の会計ソフト「弥生シリーズ」で知られる、業務ソフト
販売会社「弥生」の社長でもある。弥生は2004年12月、ライブドアに買収され、
グループ傘下入りに伴って、平松氏はライブドアの執行役員上級副社長を兼務
した。今回の社長起用には、「大人の経営」をアピールする事で、失墜した信用
を回復したいという、ライブドアの切羽詰まった事情があった。「万一の事があっ
たら頼む」。堀江前社長は逮捕前、平松氏にこう告げていたという。

平松氏は早大文学部を中退。東南アジアを放浪後、渡米してジャーナリストを
目指した事もあったが、米国でSONY創業者の盛田昭夫氏(故人)の目に留まり、
SONYに入社。13年間勤務した。堀江前社長になかった「大人の世界」での人脈
がある。SONY時代に上司だった出井伸之・ソニー最高顧問からは「大役のニュ
ース、驚いたな。SONYのDNA“チャレンジ精神”を生かして、是非がんばって
下さい」とのMailが届いた。

堀江前社長を露骨に批判していた読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長とも
縁が深い。1970年代初め、同新聞ワシントン支局で助手として働いていた当時
の支局長が渡辺氏で、平松氏がSONYで社内結婚した際の仲人も務めている。

平松氏はその後、アメリカン・エキスプレス日本法人副社長、AOLジャパン社長、
中小企業向け会計ソフトの米インテュイット日本法人社長を務めた。ライブドア
社長就任後の平松氏と会談したフジテレビの経営陣からは、「堀江前社長とは
だいぶ違う」と好感をもたれたようだ。ただ、フジ社内には「有名人が応援しても、
経営手腕はよくわからない」との声も漏れる。

現在、メディアとのインタビューは「新聞はテレビ一巡後に(ライブドア広報)」
とテレビ優先の姿勢だ。ニッポン放送買収劇さなかの昨年春、平松氏に取材
した事がある。「弥生」のライブドアグループ入りを決めた理由をこう語った。

「ライブドアはケミストリー(相性)が最高で、もうここしかないと思った。若い
起業家達の意思決定がとにかく速い」。一方で、堀江前社長については「説明
が下手。“キャッチボールは相手の胸をめがけて投げるものだ。取れないお前が
悪いよといった態度を改めるように”と言っている」と未熟さを心配する一面も
見せていた。

平松氏は大企業や有名企業、重厚長大の製造業が尊重されがちな日本の
風土に疑問を持っていた。「企業の中身って、一体何だ? 昔風にいうと、
目に見える動産、不動産、従業員などか? あるいは社会的信用か、歴史
か?」と逆に問いかけた。

いちよし経済研究所のアナリスト、納(なや)博司氏は、「子会社や関連会社
のグループ離脱もあり、撤退を迫られる事業が複数出てくる。本業のインター
ネット・ポータル(玄関)サイトも、媒体価値が下がった事で広告出稿が縮小
する可能性がある。M&A(企業の合併・買収)をテコにした成長は見込めず、
従来の戦略は見直さざるを得ないだろう」と前途の厳しさを指摘する。

私が気になったのは、平松社長がホリエモンに注意したという「キャッチボール」
の話だ。実は、私がこれと同じ過ちをつい最近、というか、いつもあるヒトにして
しまうのだ(泣)。そのあるヒトとは? この写真が↓ヒント(笑)
20060211

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