2000 年 12 月 11 日 のアーカイブ

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ホンマかいな~

2000 年 12 月 11 日

~今日届いたメルマガより~

あなたは「おしゃかになる」という言葉を知っているだろうか?

物が壊れたり、役に立たなくなった時に使う言葉で、計画がボツに

なったり、失敗した時などにも使われる。この「おしゃかになる」と

いう言葉の「しゃか」とは、お釈迦様の事。しかしなぜ、色々なものが

ダメになると「おしゃか」と言うのだろうか? 物や事など、心無い

ものも昇天して、仏様になると説く、仏陀の教えから来たという説も

あるが、どうも後からのこじつけのような気がしてならない。

最もらしい説として、鋳物、製鉄関係で用いられていた業界用語が

全国に広がったという説。阿弥陀様の像を鋳るはずだったものが、

お釈迦様を作ってしまったという話。また、こんな話もあった。

昔、東京が江戸と言われていた頃、金細工職人が多く住んでいた。

この金細工は、ちょっとでも火が強いと失敗してしまう厄介な作業だ。

失敗した時に「火が強かった」となるのだが、江戸っ子は「ひ」と「し」

の発音が苦手ときている。そこで「ひが強かった」が、「しが強かった」

となってしまう。ここからはダジャレの話になってしまうが、

ひがつよかった(火が強かった)→しがつよかった→しがつようか(4月8日)

と発展させたのだ。4月8日はお釈迦様の誕生日。これに引っ掛けて、

失敗した時に「お釈迦になった」となった。

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