2004 年 2 月 16 日 のアーカイブ

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チラシ

2004 年 2 月 16 日

未空家のマンションには、様々なチラシがポストに入っている。たかがチラシ、されどチラシ。

ある不動産会社が周辺の売りマンションを探している。これはいつもの事だ。毎回、カンタン

に捨てられちゃうって事は、いかに文面やレイアウトがワンパターンかって事だよね(泣)。

ある経営コンサルタントが全国の多種多様な企業を周って、「繁促集客手法」というものを

指導している。そんな彼の過去の具体例が載っていた。

「当社では、お子様の勉強能率が高まる、とても楽しい子供部屋を提案しています」

「当社では、奥様の子育てに配慮した、お子様との会話が弾む間取りを提案しています」

「当社では、学生さんの英語語学向上に繋がる、映画付きアパートを建てています」

「当社では、東京シンクタンクと提携して、コーヒーと共に繁盛ヒントも提供しています」

「当社では、毎月来店される奥様に、〇〇先生の素晴らしい子育てヒントを提供しています」

「当園では、子供達に夢を育むために、宇宙三次元写真にログハウスを建てました」

「当社では、健康医学と生活心理学を全社員で学び、長生きハウスを研究しています」

「当社では、全てのお客様の携帯電話に、ビジネス戦術ヒントをサービスしています」

「当社では、〇〇新聞購読の方には、人生が楽しくなる“月刊漢志の心”をサービスしています」

「当社では、マンション空間に子育て支援と、お父さんへのビジネス支援コーナーを配置しています」

「当店には、トイレの中に“超感動の覗きの世界”を先月から設けました。是非一度・・・」

こんなコピーがチラシに書いてあったら、まずは読んで興味を持つだろう。これこそがたかがチラシ、

されどチラシ。DMも同様だ。このコンサルタント曰く「テーマができた事で、社員の目が光り輝き始め

た事は言うまでもない。感動商品を社内で企画実施できれば、他社との差別化は容易なのである。

繁促に最も大切な事は、“お客様から御社に対して、まず興味を持ってもらう事”である。そうでなけ

れば、お客様とのそれから先の話が進まない。仕事の話だけだと、お客様は逃げていく。この事を

約30年間研究してきたが、繁栄への根幹理屈はたった一つしかなかった。生まれて死ぬまでに、

誰しもが幸せになりたいと願っている。この一つのテーマを明確にして、自らのビジネス商品と組み

合わせれば良い。商品も情報もメディアも溢れすぎている。ゆえに、敏感に糸を張れるテーマをカン

違いすると、日々の時間がムダに過ぎてしまう。それをなくすには、初心の素直な学ぶ心となり、

速戦経営改革を学ぶしかない。また、人の事は良く見えるが、自分の事は見えないものである。

それはそのはず。目は外向きで、内には向いていないからである。ゆえに、外からの目を持った

経営者の目は、的確な方向を向き、素直に敏に輝いていた」と。私も外からの目は大切だと痛感

している今日この頃だ。「言葉を伝えるのではなく、ココロを伝えるのだ」と禅の本に書いてあっ

たっけ。私は何を伝えたいのだろう? 空庵が実現したら、何ができるだろう?etc. 内と外の目

を大切にしながら、じっくり考えていこうと思う。

♪今日のOnenessとは? もしも、お互いの違いではなく、共通点に気がついたなら、この世界はどんなにか、光り輝くものになるであろうか? 全ての人々の中には、共通の思想、同じ目的、同じ希望や愛、そして他の人達への、慈悲と奉仕の心が隠れているのだ。世界中の人々が、主なる神はお一人である事に、気がつきさえしたならば・・・ 父なる神の元では、我々すべてが同じ家族の一員、子供なのだという事に/エドガー・ケーシー

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