2006 年 7 月 14 日 のアーカイブ

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Since1956

2006 年 7 月 14 日

「口と足で描く芸術家協会」は、日本だけの活動と思っていたら、ト~~~ンでもなかった。
サイトの説明によれば、世界75の国や地域の口や足で絵を描く障害者のグループであり、
互いに助け合うため、国境や民族、宗教、世界観を越えて集まり、1956年に築いたそうな。

何ともグローバルでうれしくなってくる。今年は設立50周年なんだね。Congratulations!

協会の正式な名称はドイツ語名のもので、「Vereinigung der Mund und Fussmalenden
Kuenstler Aller Welt」で、世界的に使われている英語名は、「Association of Mouth
and Foot Painting Artists Worldwide」、そして日本語の名称が「口と足で描く芸術家
協会」となる。

名称は様々だが、これは世界の口と足で描く芸術家による、芸術家のための国際的な
拡大家族で、障害を負う芸術家の向上と自立のための組織なんだとか。「口と足で描く
芸術家協会」は会員達自身の国際的な団体で、その目的は以下の事となる。
(サイトより引用)

1. 事故や病気で両腕の自由を失ったり、両腕を持たずに生まれたりした障害者で、
  口や足に筆をとって描く画家達や、描く事を学び、自身の作品を販売して自立
  したいと望む障害者達を見つけ出し、接触する。

2. 彼らの作品販売を助ける事、主として絵葉書やカレンダー、文房具などの形の
  複製品の販売で、重度に障害を負った芸術家の利益を守る。

3. 出版社を設立する。

4. 口と足で描く芸術家になりたいと望む障害者に、あらゆる精神的財政的援助を
  与えて、その努力を助ける。また、成長過程の口と足で描く学生達に財政的、
  実際的、創造的支援を行い、豊かに才能を開花させ、協会会員になれるよう
  助ける。

5. この団体の目的を伝え、広め、支える資料の出版。

6. 世界的な規模で、自助する障害者の利益のために協力する。

7. 口と足で描く芸術家の自己尊重、創造的自己実現、そして財政的な安全の
  確保を助ける。

こんな素晴らしい活動を50年も続けてるなんて、もっともっと有名になってもいいよね。
私は昔、点字名刺を使っていたが、これも視覚障害者のれっきとしたビジネスであり、
ボランティアでない所が気に入っていた。仕上がりもとてもきれいで、1週間ぐらいで
仕上がる。最低100枚が単位で1500円だと思ったが、要確認。もしご興味のある方
がいらしたら、連絡先は下記までどうぞ。

あいあーるけあ株式会社 Tel:03-5660-7701
〒125-0032 東京都葛飾区水元2-21-2
20060714
♪歴史が古いといえば、高岡の朝のお散歩で訪ねた赤レンガ作りで有名な富山銀行。仏具屋さんが多い地域なんだけど、この前にはPL教団のビルがあるんだよね。

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