2006 年 12 月 4 日 のアーカイブ

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脳梗塞

2006 年 12 月 4 日

先週から脳梗塞でショックな事件が続いている。私の周りで3人、立て続け
に起こっているのだ。脳梗塞とは脳の血管が何らかの原因で細くなるか、
詰まってしまう事により血流障害が生じ、その血管から血液を供給されて
いる脳が壊死(えし)してしまう状態だ。

脳梗塞や脳出血など脳血管障害の死亡率は現在のところ、癌などの悪性
新生物、心疾患に次いで第3位を占めている。降圧薬の進歩により脳出血
が減少している反面、脳梗塞はむしろ増加傾向にある。

病態としてはラクナ梗塞、心原性脳塞栓症(脳塞栓)、アテローム血栓
性脳梗塞(脳血栓症)の3つがあり、それぞれの割合は、ラクナ梗塞が
50~60%、心原性脳塞栓症が20~30%、アテローム血栓性脳梗塞が
20%程度。生活習慣の欧米化と共に、現在ではラクナ梗塞が減少し、
特にアテローム血栓性脳梗塞が増加してきているとか。

今回、脳梗塞で倒れたのは60代の男性と40代の女性2人。40歳の女
性は頭が痛いと言いながら出社し続けたが、とうとう耐え切れず欠勤。
同僚が心配して電話をかけると、彼女のしゃべり方が変だった。呂律
(ろれつ)が回っていないのだ。そして、無断欠勤。

電話をかけても今度は応答なし。これはただ事ではないと判断した同僚
が上司と共に駆けつけると、彼女は家の中で倒れていた。慌てて救急
車で運ばれ緊急手術し、一命は取りとめた。

手術後の彼女は、会話のスピードはゆっくりながらも意志の疎通はでき
るし、昔の記憶もしっかりある。ようやくホッとして、「それじゃ帰るね」と
同僚が言うと、「それはどうかな」というセリフが返ってきた。明らかに
おかしい。一瞬「えっ?」となり、彼女に何らかの後遺症が出ている事
に気がついた。そんな状態のため、未だ入院している。

それにしても40歳で脳梗塞とはあんまりでしょ(号泣)。都会で一人で
暮らす彼女は、同僚が異変に気がついたから助かったものの、そうで
なければ手遅れだっただろう。「便りのないのは元気な証拠」といった
昔ながらのポジティブ思考だけでは済まされないと痛感した。

今回、人命救助で大活躍の同僚は、「頭痛が続いたら即脳外科へ!」
と言っている。きちんと検査してもらって何事もなければ、それはそれ
で安心できるじゃないか。ねっ、そうでしょ? ♪く~る~きっとくる~
きっとくる~になる前に(笑)
20061204
♪最近、日が落ちてからは特にしばれるねぇ。でも、私は大丈夫! こ~んなカワイイ羊さんに温めてもらってるのさ。その名も「くつろぎあったか袋」ですぅ。Mさん、本当にどうもありがとうございました。心温まるお手紙もとってもとってもうれしかったですぅ。うるうるうるうる・・・

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