2009 年 1 月 10 日 のアーカイブ

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“世界に一つだけの花”に欠けているもの

2009 年 1 月 10 日

さて今日の遺言も植松努師匠の言葉。

努力について書いてるので、ちょっと紹介するわ~。

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殺人が罪なのは、人類にとって大切な一人の可能性を奪うからなのです。

言葉で人の可能性を奪うという事も、殺人と同じ事なのです。

「お前にはできないわ」

「それはどうせ無理だわ」
という言葉は、人を殺しているのと同じ事なのです。

生きたまま殺しているのです。

人はみんな不安です。

自信がないから努力しようとします。

しかし、努力をする前に

「無理だわ」

「どうせ無理だ」

と言われてことごとく潰されてしまったら、どこにも生きようがないのです。

不安の解消のしようがなくなってしまいます。

こんな歌がありました。

ナンバーワンにならなくてもいいよ。

もともと特別なオンリーワン。

お花屋さんには色んな花があるね

どれも綺麗だね

一番だなんて、競争もしてないね。

という歌でしたね。

努力させてもらえない人は、この歌に喜びを見い出そうとします。

ラクができそうな気がするからです。

だけど、この歌には致命的な欠点がありました。

「お花屋さんの店頭に並ぶ前に、どれだけの花が間引かれて、
捨てられているのか」

という事を忘れちゃいけません。

店頭に並べられるのも、ものすごい努力の結果です。

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ドキってせんかった?

確かにな~って思ったな~
全ての花が花屋さんに並んでいるんじゃないもんな~。

もしも、捨てられた花があの歌を聞いていたら、どうつっこむやろ。

「その花達はみんな勝ち組ですから~」なんて言うんやろうか。

植松さんは、子供の可能性を大事にしてあげたいっていう思いが大きい。

だから、全ての人の中に力があるから、それを引き出してあげるのが、
大人の役割やでって伝えてはるねん。

後ね、こんな事も言うてはる。

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この世の中には「やった事がない」ことしかありません。

初めて出会う事を、嫌がらないために練習をするのが学校の教育です。

「やった事がないからできません」って言ってはいけないのです。

何もできなくなってしまうからです。

でも、これを簡単に使ってしまいます。

例えば、

「あんたやった事がないんだから、やめときなさい」

という言葉が子供達に、

「やった事がない事はできないんだ」

という事を植え付けているのです。

この言葉が子供達の能力を奪っているのです。

「今のままで別にいいよ」
「未来とかいうけど、わからないよ」

「無理に変える必要はないでしょ」

という意見もあります。

でも、この意見は全て

「どうすれば努力しないで済むかなぁ」という考えになるのです。

こんなものに支配される必要はありません。

また、一人でやったって変わらないって言うけど、

「坂本龍馬は何人もいたでしょうか?」

「イチローは何人もいたでしょうか?」

全ての人は一人しかいないのです。

たった一人の人間が世界を変える可能性を持っているのです。

みんな一人一人が大切な存在なのです。

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一人一人は宝物の原石。

すんごい力を持っている。
でも、色んな否定的な言葉によって、才能を殺されている人がいっぱい
いる。自分の言葉によって、自分を殺してしまっている事もある。

父ちゃんが自分の才能を殺してしまう言葉として、いつも言うのが、

「絶対無理」

「難しい」

「わからない」

「怖い」

「めんどくさい」

幸せじゃないっていう人は、見事にこの言葉をいっぱい使うねん。

この言葉を使うっていう事は、こういう事やねん。
毎日、次々に顔を出す「あれがやりたい」というワクワクの芽を
踏みつぶしてしまったり

未来の扉を開いてくれる鍵を放棄してしまう事やねん。

その扉を開いても、その部屋に答えや夢がないかもしれない。

でも、ひょっとしたら、その部屋には次の扉を開く鍵があるかもしれない。

何かをやる事によって、違う何かをやりたいって心がワクワクするかも
しれない。

だから、どんどん前に進んだり、未来を想像することが大事やねん。

植松さんも言うてはるけど、自分が使う言葉を磨く事で、
人生は間違いなく変わる。

そのためには、多くの人の自伝記を読むのがいいと植松さんも薦めている。

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伝記とは間違いなく、苦労の乗り越え方のハウツー本ですから。

「辛いな~、厳しい~。でも、これは誰かのパターンかな?」

「ベーブルースだ!」

と思ったら、ベーブルースの方法で乗り越えていけばいいのです。

辛くなった時に、辛さを乗り越えた人の経験というのが必ず役に立ちます。

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今、世界を変えようと動いているアホ侍達が影響された司馬遼太郎さん
が書いてくれた

「龍馬がゆく」

この本を読んでどれだけ励まされ、熱い気持ちになったか。

今こそ、本を読もう。

逆境を乗り越えた人の話を聞きに行こう。

今こそ、自分に投資する時期やと思うで。

おいらが逆境の時にもらって読んだ本。

サンクチュアリ出版から出てる高橋歩の「毎日が冒険」

これはお薦めやで~。

/てんつくマン
 携帯メルマガ「てんつくマンのアホな男の遺言」より引用
20090110
♪一番手、太郎が弓を放って、見事に命中! これで邪気は祓われた。今年も良い年になる。「大丈夫だぁ」by 志村けん(笑)

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