2013 年 11 月 5 日 のアーカイブ

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続・見切りって、どこでつけるんだろう?

2013 年 11 月 5 日

10/6付「見切りって、どこでつけるんだろう?」から読んでね。
http://www.coo-an.com/blog/archives/17288

そこでもし、私が空庵事務所を持てなかったとしたら、どこで見切り
をつけたんだろう? そもそも、見切りをつけられたんだろうか?

株式会社イエローハット創業者で、「日本を美しくする会」相談役
の鍵山秀三郎氏は、「昨日までの努力を捨て去るほど、甘い努力
はしてこなかった」と言っている。

空庵と比べるには、あまりにおこがましいのは重々承知の上で、
彼の気持ちは痛いほどよくわかる。私の憧れの君、中谷彰宏氏
の中でも、一番好きな言葉は「したい人、10,000人。始める人、
100人。続ける人、1人」

14年目に入った空庵ブログが、どんなに虫食いになろうと、最後の
最後でちゃんと埋まるのは、この言葉による励ましがあるのかもしれ
ない。紳助がM1グランプリを開催したのは、新たな才能の発掘、
ではなく、才能のない奴を諦めさせるため、と言っていた。

死ぬ気で3年頑張って、2次予選にも残れないようであれば、お笑
いの才能がないという事。それなら早く、別の道を進んだ方がいい
という考え方からだ。

もちろん紳助の判断が全てではないが、もし3年死ぬ気で頑張っ
たら、絶対に翌年も挑戦すると思う。これはお笑いに限らず、役者、
モデル、ミュージシャン、弁護士、公認会計士など、根本は同じだ。

一旦、目指した以上、やはりあきらめきれない。かといって加齢、
その他による心身・経済の限界もある。みんながみんな、夢が
叶って順風満帆、売れっ子になる訳ではない。

私が中学の頃から、ずっとファンである山下達郎氏は、「『夢は必ず
叶う』という言葉が独り歩きしている時代ですが、僕は『夢は叶わない
確率の方が高い』と思う人間です。

ですから懸命に努力し、その結果、夢が叶わなかった時にはどう
するのか。それをも想定して、仕事をするべきではないか」と言っ
ている。夢は叶う。でも、それは夢のレベルによる。

占いやリーディング、ヒーリング等も、たまにイベントに出展して、
お小遣い稼ぎをするのと、それで生活を支えるのとでは、そも
そも次元が違う。次元が違えば、意識も変わり、世界観も変わる。

やはり私は美老庵・師匠のようなプロ中のプロ、「ほんまもん」に
憧れているし、自分も一日も早くそうなりたいと思う。そのためには、
自分を磨くしかない。一流の人と出会って、刺激を受けまくり、切磋
琢磨しながら、自分をレベルUPしていくしかない。日々精進だ。

やりたい事、好きな事を頑張っている彼氏を支える女性クライアント
の方に、出産リミットが迫っている。だが、彼は出産どころか、結婚
すら遠く及ばない。となると、この女性はどこで見切りをつけるのか?

誰も悪くないからこそ、何だか無性に切なくなってきた・・・

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