心ある善意が、復興や町の誇りを奪っているのかもしれない

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タイトルの文章を読んでハッとした。それに気づかせてくれたのが、
りゅうげんさんのブログだ。私が印象に残ったのは、以下の記事。

今の気持ち(善き人は読まないで)
http://www.ryugen.jp/article/194585710.html

一方的な善意より、仕事を作りたい
http://www.ryugen.jp/article/195464395.html

つくづく思うのは、「支援」というのは本当に難しいという事。万人が
納得する「支援」というのは、存在しないからだ。テレビに映るのは、
いつも「ありがとう、ありがとう」と涙ながらにボランティアに言い続け
ている、被災地のお年寄りの姿だ。

りゅうげんさんのブログによれば、
“町の職員は有給。協力会社も会社としては無償やけど、
スタッフは有給。
各行政からの応援も、ボランティアと言いつつ有給。
なのに現地被災者で、中心になって動いてる人だけ完全無給。
そして、長時間労働。そして、個人でボランティアで来る人達も。
それってなんか、変やと思う”

確かにおかしいよね。同じ作業をしていて、有給・無給があるなんて。
こういう事実は、決して表沙汰にはならない。

“実際これから、ボランティアが大量に投入されてする仕事って、
実は現地の人を含め、普通に人が日当をもらってできる仕事も
あると思うねん。

それはもちろん、今を生きてくための
急場しのぎの日銭稼ぎかもしれんけど、
現地の人にとっても、復興に向けた動きをしつつ、
日銭が入るって事は、大きいと思うし”

これから被災地で、日銭が入る仕事があれば、復興の早期回復
にも繋がると思う。だって、現実的にお金がいるんだから。

被災地の人からすれば、「がんばろう、日本」「一つになろう、日本」
といったかけ声は、「アンタ、所詮、他人事だろう」と受け止めかねない。

前向きになれるのは、まだまだずっと先の話で、今はこれからの生活
が心配でたまらず、将来への不安から、眠れぬ夜が続いているのでは、
とお察しする。

少しでも前向きな気持ちになれるのは、仮設住宅に移り、具体的な生活
再建の見通しが立ってからではないか。いずれにしても長期戦になる事
は間違いない。ニーズに沿った支援に、耳を傾けたいと思う。

最後に、以下の記事は、とても勉強になりました。ありがとうございました。

被災地の外部から、被災者を支援する皆様へ
http://www.ryugen.jp/article/195340225.html

夜、明かりのついてない、じみーな観覧車を見たのは初めてだった(笑)。横浜・みなとみらいのシンボルも節電、もちろん運転停止。東京・お台場の夏の風物詩、「東京湾花火大会」が中止になったが、花火会社を始め、そこで働いている職人さん達の痛手は、ハンパない大打撃だろう。お花見も自粛という名の「強制中止」に遭い、その上、夏のお祭りやイベントまで中止したら、日本の経済は一体、どうなるのか? そんなに倒産させたいワケ? 花火大会の会場で、東北の野菜や果物、お酒や名物料理を出す店などとコラボして、東北物産展と花火をジョイントさせればいいのに。絶対、売れるし、支援金だって集まると思うよ。何でも中止にするんじゃなくって、少しはアタマ使えよ、ったく。と言いたくなる。

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