2006 年 6 月 のアーカイブ

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お富士さん①

2006 年 6 月 30 日

♪夏が来~れば 思い出す~ ジモティーの有名なお祭りに「お富士さん」がある。
小学生の頃は縁日が楽しみで、毎年欠かさず通っていたものだ。お小遣いは学級
会で決まったような記憶があるが、余計なお世話だよなぁ(笑)。

「お富士さん」は江戸の昔、富士山信仰が盛んになり、富士山にお参りできない人
達のため、各地に富士山に見立てた小山の頂上に祠を作り、人々は毎年富士山
の山開きに合わせて、お参りをした事がお富士さんの始まりだとか。富士山から
岩や石や土を運んで築山したとも。

ジモティーの富士塚は、地域の人々が江戸時代以来、富士信仰に基づく祭儀を行っ
てきた場で、ぬわ~んと区指定有形民俗文化財にもなっているのだ。知らなかったぁ。
にわか郷土歴史家にでもなった気分で(笑)、ヤフってみると、現在も富士塚を信仰
対象として、毎年6月30日、7月1日に富士神社伊藤元講が大祭を主催している。

参詣者は頂上の石祠を参拝するのに先立ち、線香を焚くが、これは富士講の信仰
習俗の特徴の1つなんだとか。塚には、伊藤元講などの建てた石造物が30数基あり、
銘文によれば、遅くとも天宝11年(1840年)10月には、富士塚として利用されていた
と推定されるらしい。って事は、166年も前から続いてたの?

これらのうち、鳥居や頂上の石祠など16基は、明治14年(1881年)に建立されている。
この年は、富士講中興の祖といわれた「食行身禄(しょくぎょうみろく)」、本名伊藤
伊兵衛の150回忌に当たった。石造物の中に「富士山遥拝所再建記念碑」もある
ので、この年、伊藤元講を中心に塚の整備が行われ、その記念に建てたのが、
これらと思われるんだとか。

形状は古墳と指定される塚に、実際の富士山を模すように溶岩を配し、半円球の
塚に頂上を平坦に削って、富士山の神体の分霊を祀る石祠を置き、中腹にも富士
山の五合目近くの小御岳神社の石祠を置いている。また、石段の左右には登山
路の跡も残されており、人々が登頂して富士山を遥拝し、講の祭儀を行うために
造られた事が知られる。

お祭り以外の時は、超ひっそりしている場所で、私はかなり昔、一人でお参り
に来た事がある。そこへジモティーのデザイナーの友人からMailがきた。

「ねぇ、もし良かったら、久々にお富士さんに行ってみない?」
20060630

おびんずる様

2006 年 6 月 29 日

高岡大仏の回廊で見つけた仏様はピカピカしていた。別名「撫で仏」。
おびんずるとは、「賓頭廬尊者(びんずるそんじゃ)」といい、お釈迦
様の16人の偉い弟子16羅漢の1人。日本では「撫で仏」の別称で
善男善女の信仰を集める仏様だそうな。

昔からおびんずる様の体を触って、その手で自分の体を撫でると、
病気が治り、頭も良くなり、節々の痛みも軽くなるといわれ、深く
信仰されている。高岡大仏寺のおびんずる様は、大勢の人々に
撫で続けられている。そっか、だからピカピカしているのか。

私も早速、なでなですると、「手型ご希望の方は寺務所へ」とある。
ふーん、手型があるんだ? 木で作られた手を寺務所で頂いて持ち
帰り、朝夕、体の患部を軽く擦り、病気の回復を祈願すると治ると
いわれている。

手型の材質は、万葉集にも詠われた国産ヒノキ材で、緻密にして
芳香・滅菌効果もあり、建築・彫刻などに重用されているそうな。

また、手型は1つ1つ心を込め、丁寧に作られた“手作り”の品で、
当寺住職のサインがしてある。本堂では般若心経も終わり、信者
さん達がちょうど帰る頃だった。未空母へのお土産に手型を買い、
本堂でお参りしたいのですがと言うと、もうすぐ朝の勤行が始ま
ると言う。でも、今すぐならいいですよという事で、本堂の中で
お参りする事ができた。

外はポツポツと雨が降り始めたが、その足で高岡古城公園→土蔵
造りの町並み「山町筋」→赤レンガの「富山銀行」→関野神社で
おみくじを引くと、中から金の大黒様が出てきた。やったね。

AM8:30近くにホテルへ戻り朝食を頂く。今日は朝からいい日だ♪
20060629

細く長くプラスαし続ける

2006 年 6 月 28 日

自分には、何の取柄もない。

そう思っても、1つの事を長く続けていれば、
それは立派な才能になります。

お客様で、フラダンスを趣味で習っている30歳の方がいるのですが、
彼女が言うのです。

「同じサークルに、70歳の方がいるんですけどね、
 とてもステキなんですよ」

その方は、50過ぎてからフラを始められたのですが、
70の今、素晴らしい踊りを披露されるそうです。

「だから、私も、あと40年続けていれば、
 今は下手でも、ステキなダンサーになれるんじゃないかなって思うんです」

趣味でも新しい事でも、始めてすぐは、何もかもが目新しくて、楽しい。
でも、思うように上達しなかったりすると、
おもしろくなくなって、止めたくなる事もあります。

けれど。

1ヶ月続けてみれば。半年続けてみれば。
1年続けてみれば。5年続けてみれば。
10年、20年、30年・・・

「より、上手になろう」
そういう気持ちで、細く長く続けていれば、その成果が出ないはずはないのです。

きっかけは、「思い」です。

「あれ」をやりたい。
その「あれ」は、インスピレーションによって降ってきます。
そして、うまくできる自分を「イメージ」します。

スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さんは、

「イメージする力、思う力、感じる力は、人生で大きな役割を果たします。
 なぜならそこにエネルギーが生まれるからです」

と言います。
「思い」が、「行動」のエネルギーを生むのですね。
更にこう言います。

「夢は強く具体的に望む事。安穏としていてはダメです。
 覚悟を決め、必要なら我慢もし、努力をして夢に近づいて下さい」

何かをやろうと思ったら、
うまくいかなくてもがいたり、壁にぶち当たったり、
おもしろくない事も起こるものです。

「イヤな事」というのは、
「避けるべきサイン」と「成長のための試練」の2つがあります。

それを「避けるべきサイン」と思い、
すぐに「やーめた」と思う事もできますし、
「これを乗り越えれば、自分は変わる」と、
しんどい思いをしても、やり抜く事もできます。

どちらが自分に適切かは、ケースバイケースです。

けれど。

「美味しいパンを食べたいな」と「思う」時。

「思う」だけで、誰かが「買って来たよ」と
差し出してくれる事もあるでしょうが、
大抵は、買いに行ったり、自分で作ったりしないと、
美味しいパンにはありつけないものです。

どんなルートで手に入れたパンでも美味しいでしょうが、
自分でこねて、膨らませて、オーブンで焼き上げたパンは、
格別ですよね。

それには、「思う」事と、細く長くでも「行動」する事。

どんな事だって、40年続けていたら・・・
それを、「このままでいいや」でなく、「もうちょっと上手に」という
プラスαを加えていたら・・・
必ず、素晴らしい成果がやって来ます。

毎日ちょっとずつでも、プラスαをして、
手にしたい夢を近づけていきたいですね!

/恒吉 彩矢子
20060628

高岡大仏 in 富山

2006 年 6 月 27 日

空庵のWeb Masterは富山のヒトであり、高岡への出張は2度目。私はなぜか
富山に縁があるようだ。前回は全く時間がなくて、高岡見物ができなかった
ので、今回は出張最終日の朝、早起きして高岡大仏に出かけてみようと決め
ていた。AM6:00起床、外は雲っていたが雨は降っていない。よしっ、行くぞ!

そういえば、行きの飛行機で一番前にいたオジサンが動かないでずっと待って
いた。普通ならば、最初に出られるはずなのに。よくよく見れば、ぬわ~んと
ケーシー高峰さんではないですか!? 地方営業なのかなぁ。もうTVで見た
ま~んま。ってケーシー高峰を知ってるヒトはどれくらいいるんだろ? コレは
幸先イイかも(笑)。

未空弟2号は昔、近所に「わっかるかな~、わっかんね~だろ~な~」でおな
じみの松鶴家千とせ(しょかくやちとせ)が住んでいて、ナマ千とせを見たぁ
と感動Mailを送ってきたコトがある。姉弟揃って芸人好きなのだ(笑)。

さて、朝6時台の街は、人もまばらで気持ちがいい。足取りも軽く、泊まってい
たビジネスホテルから、10分ぐらいで高岡大仏に着いた。ホッ。超方向痴呆の
私が無事に辿り着けた事自体、まさしく奇跡だ。これも大仏様のお導きだろう。

高岡大仏は奈良、鎌倉と並んで有名な大仏寺(尼寺)所有の大仏。創建は1745
年(延享2年)だが、いく度かの焼失を経て、現在の大仏は1933年(昭和8年)に
建立された銅造阿弥陀如来座像。総高15.85m、総重量65トン、4.54mの大円
輪光背が聳える堂々とした姿は、高岡銅器職人の傑作といえるとか。

歌人・与謝野晶子が「鎌倉大仏より一段と美男」と誉め称えた事でも知られる。
そ、そっかぁ(笑)? 台座下に設けられた回廊には、1900年(明治33年)の
火災に焼け残った先代の木造大仏の尊顔を安置している。

台座の上にいるせいなのか何なのか、そんなに大きいという印象はないなぁ。
ちょうど朝の勤行中で、皆で般若心経を唱えていた。まさにニッポンの風景だ。

まずは、大仏様にお参りを済ませ、台座下の回廊に入ると、右手にテカってる
仏様を見つけた。

「ンっ、おびんずる様?」
20060627

富山・高岡出張帰り2006

2006 年 6 月 26 日

19:10 富山発 ANA892便

20:15 羽田着
20060626

富山・高岡出張泊2006

2006 年 6 月 25 日

ずっとお仕事・・・ひたすらお仕事 in 高岡

マンテンホテル泊
20060625

富山・高岡出張行き2006

2006 年 6 月 24 日

8:40 羽田発 ANA883便

9:40 富山着

バスにて高岡へ

マンテンホテル泊
20060624

鼻血ブー

2006 年 6 月 23 日

私がお狐サマから小狐コンコンぐらいになって、咳もすいぶんラクになってきた。
お見舞いMailを本当に本当にありがとうございます! 心からうれしいですぅ。

おかげさまで寝る前の瞑想も復活。本当に有り難い。これもS先生からの薬を
真面目に飲み続けたせいだろう。そんな中、実は未空弟2号がト~ンでもない
事態になっているのがわかった。

さんざん私に「咳だけじゃ終わんないぞー、熱も出るぞー」と脅していたが、
その実、やられたのは本人だった。とにかく咳が止まらず、熱が38~39度
まで上がり、1週間も寝込んだのだ。もう「医者は嫌いだぁ」などと悠長な事
を言ってる場合ではない。未空弟2号もこのままでは死ぬと思ったのだろう。

とうとう病院に行くと、「ウイルス性気管支炎」と診断された。飲み薬を5種
類渡され、それを家で飲んだところ、「突然鼻血ブーだぜ。枕がダメになって
もーた」。えーっ、何が起きたの? そんなMailが夜にきたもんだから、もう
未空家騒然! 

弟は1人暮らしなので、「明日にでも見舞いに行くぞ」と未空父からのメッセー
ジを送ると、「突然なんで驚いただけだから大丈夫。見舞いには来るな」とい
う返事。未空弟2号は、本当の緊急事態になると、携帯の電源を切ってしまう。

それじゃ、連絡のしようがないじゃないか。「とにかく何時でもいいから、何か
あったら電話して」とMailすると、「それにしても薬の副作用は恐ろしいのう。
もう1回鼻血ブーになったら、薬は止める」と返ってきた。本当に怖いよね。

こういう時の1人暮らしは、とても心細いと思う。現在の抗生物質では治らない
新たなる院内感染が発生していて、亡くなった人もいると聞く。免疫が落ちて
いる時に大きな病院に行って、長時間待たされるというのは、あまりに危険だ。

それにしても未空家はどちらかといえば、カラダは丈夫な方だが、同時期に2人
揃って咳で悩まされるというのは、今までになかったケースだと思う。過信は
禁物だね。未空弟2号も峠は越えたというが、大丈夫だろうか。心から無事を
祈っている。空庵のみなさんもくれぐれも気をつけてね。咳は超苦しいよ(号泣)

健康に勝る宝なし! 自戒を込めて・・・
20060623

運=出会い

2006 年 6 月 22 日

「歩く百科事典」と言われるほどの学者でもあるO先生が、ある雑誌のイン
タビューを受けたという。是非読んでみたいなぁと思っていたら、とても親
切な友人がコピーを送ってくれた。その時、彼女はO先生が私の恩師だ
という事は知らない。

つまり、偶然だったという事になるが、O先生のインタビューを読んで、
やはり来るべきして、私の所に来たんだなと思ってしまった。運=出会い。

また、この何かと親切にしてくれる友人も、きっかけはメルマガ“空庵
だより”の読者の方だった。これも運=出会い。以下は、O先生のイン
タビューからの抜粋である。

“占いとは、「運」を相手にする事。運とは「出会い」だと思います。
人だけではありません。事や物もそうです。おそらく運がいいとは、
自分が必要な時に必要なものが現れる事でしょう。よく「運に頼らず
努力しろ」というように、運は能力や努力の対極にあるようにいわれ
ます。能力を磨くとは、チャンスが来た時に、それを掴む力を養う事。

それを極限まで高めても、目の前に何も転がって来なければ掴めません。
逆に何が現れても、掴む能力がなければ無意味です。成功するために
は「能力+運」を自覚的に考える事が大切です。運に関与できる技術、
それが占いなんです”

O先生も私と同様、要所要所で必ず目上の人に助けられてきたそうで、
「運とは、出会いという事をつくづく感じますね」と言う。私もつくづくそう
思う。自分の今までの人生を考えても、出会いという点に関して言えば、
実によくプログラミングされている。順序もパーフェクトだ! 一体、誰が
考えてくれたのか、不思議でたまらない。

強運になるためには、出会いが不可欠だ。出会った人が今の自分の
レベルであり、鏡でもある。素晴らしい出会いを望むなら、それにふさ
わしいだけの自分創りに励むが先だろう。これは老若男女問わずだ。

つい先日、目上の女性から声をかけられ、「1年後には是非!」と
いう提案を頂いた。そうか、今のうちからスカウトしてくれるのか(笑)。

また別の友人からは、「嫌なら断って下さい」という条件付きで、
これまたあるお誘いを頂いた。どの人も心から有り難いと思う。

「出会う人と良い関係を築いていきなさい」とは美老庵・師匠に言わ
れた言葉だ。自分を信じられないのなら、自分を信じてくれる人を
信じてみよう。運=出会いは、まさに真理なり。
20060622

セルフ・プロデュース

2006 年 6 月 21 日

私には美老庵・師匠の他に、東洋占術の学術理論を習ったO先生という
方がいて、全くタイプの違う先生に2人がかりで育ててもらった。まるで
宇宙人グレイのようだ(笑)。

O先生はウオーキング・エンサイクロペディア=「歩く百科事典」と言わ
れるほどの学者のような先生で、私がまがいなりにも九星気学を教え
たり、顔相講座などができるのも、この先生の指導の賜物と思っている。

もちろん美老庵・師匠も東洋占術にはめっぽう詳しいが、「俺は応用編
だから、基礎は外で習って来なさい」と言われた。師匠の顔相のイラスト
入りノートを見た時はのけぞってしまった。だって、色まで塗ってあるん
だもん(笑)。本当にマメだよなぁ。

若い頃はデザインで食べていた時期もあるので、絵心は十分。師匠
がデザインしたランプの下絵を見せてもらった事があるが、すっごーく
カッコ良かった。芸術的な才能もあり、多彩な人なんだと思う。

私は絵を見るのは大好きだが、絵心は全くない。キッパリ! 元々
手先が超ブッキーで、チラシなどをデザインすれば学級新聞の吹き
出しになってしまう(泣)。なので、私の名刺などは全て、センスの
良いデザイナーの友人にお任せしている。だから私は、餅は餅屋
という意識が強い。

人にはそれぞれ、才能が必ずあると思う。だが、その才能をどうやって
開花させるのかが難しい。未空父は「才能を開花させるのも才能のうち」
とよく言っていた。自ら上手にプロデュースできる人もいれば、自分は
創る人、売るのは別の人という分業の場合もあるだろう。

だが有名人ならともかく、ほとんどの人は無名であり、となれば自分
で自分を売り込んでいくしかない。何事も「いつか王子様が・・・」では
通用しないのだ(笑)。

最近、私以上に私の事を考える人はいない、という至極当たり前の事
に気がついた。アタマでは十分わかっているが、それをまだ腑に落と
し込んでいない自分がいる。

相手にも大事な仕事があり、優先順位がある。私がそのトップになる
はずもない。そう思えば腹も立たないのだが、なかなかそうも思えな
い未熟者の私。思い通りにならない事を思い通りにしようとするから、
「苦」になる。自ら作り出している「苦」とはいえ、なかなかこの「苦」
から逃れられないジレンマ。まだまだ修行が足りない。

「セルフ・プロデュース」は私の重要課題だ。できるだけ「苦」に囚わ
れず、粘り強く取り組んでいこう。
20060621
青森シリーズ ♪え~らやっちゃえ~らやっちゃよ~いよ~いよ~いよ~い~ではなくて、ラッセーラッセーラッセーラッという掛け声になる。元々は、ねぶた祭りの寄付金を集めるために、家々を練り歩き「(金)出っせー出っせー」という意味だったらしい。ストレートだなー、モー(笑)

お狐サマAgain

2006 年 6 月 20 日

朝にコンコン、昼にコンコン、夜にコンコン・・・ これがヒドくなると
吐き気もしてくる。体がダルい訳ではなく、熱もなく関節も痛くない
ので風邪ではない。喉の痛みはほとんど治まり、声もずいぶん
出るようになったが、とにかく咳だけが止まらない。

またもやS先生の医院に行くと、待合室には誰もいなかった。雑誌
を読むヒマもなく、すぐに診察室に入る。その間も咳は止まらない。

涙目で「とにかくこの咳を止めてほしいんです」と訴えると、「あの
咳止めシロップは今、市場に出回ってる中でも一番強力なんだけど、
それでもダメだった?」とS先生は言う。「ひょっとすると、風邪じゃ
なくて肺炎かもしれないね。若いから大丈夫だとは思うけど(笑)、
念のためレントゲンを撮りましょう」という事になった。

先日、結婚したパフォーマーの友人は、咳が原因で坐骨神経痛
になったという(泣)。決してナメてはかかれない。

「レントゲンをお願いします!」

それにしても、レントゲンを撮ったのって何年ぶりだろう? そー
いえば今回、エラエラ(←歯医者)の所でも撮られたぞ。「もう少し、
同じお薬を続けてみましょう」という事で、すっかりおなじみさんに
なってしまったK薬局へと向かう。

薬局 「あら、まだ咳が止まらない?」
未空 「はい~、コンコンコンコン・・・さっきレントゲンを撮って来ました」
薬局 「そうよね、念のために撮っておけば安心だものね。水分は控えてる?」
未空 「できるだけそのようにしてますが」
薬局 「あなた、アレルギーとかはないかしら?」
未空 「いいえ、特にはないですけど」
薬局 「今の季節、クーラーとか使い始めるでしょ」
未空 「確かに。私の部屋はまだですが」
薬局 「久々に使い始めるから、そこから色んな雑菌が吹き出して来るのよね」
未空 「部屋は掃除してるんですけど」
薬局 「カビとかダニ、ハウスダストなんかも咳の原因になるのよね」
未空 「ほ、ホントですか?」
薬局 「私も去年、ちょうどこの季節、1ヶ月くらい咳が止まらなくなったのね」
未空 「同じですね」
薬局 「原因は色んな所のクーラーだったの」
未空 「それは防ぎようがないですよね」
薬局 「そうなの。知らぬ所で菌がいっぱい飛んでるのよね」
未空 「それを吸い込んでるんですかね」
薬局 「とも考えられるわよ」
未空 「確かに風邪ではないんです」
薬局 「そうでしょ。とにかく気をつけてね」
未空 「どうもありがとうございます。コンコンコンコン・・・」

新たなる可能性はアレルギーにカビにダニ、ハウスダストetc.
いつになったら、脱●お狐未空になれるのか(泣)?
20060620
♪青森シリーズ ねぶた館には、今まで優秀賞などに輝いた作品が並べてある。龍虎と聞くと、どーしてもタレントの龍虎を思い出してしまう自分が、何~とも情けない(笑)

続・「レセプト」の資格取得後に立ちはだかるもの

2006 年 6 月 19 日

様々な資格取得を扱っているある学校のサイトでは、こんな風に謳っている。

“医療事務の仕事は一般の事務職と違い、保険点数計算など特殊な業務も
含まれているので、専門分野に特化した知識が必要。レセプト作成がメイン
の仕事になるので、正確で細かい仕事ができる人に向いている。

また、患者と接する仕事なので、明るさや思いやりのある心も大切。医療
事務として働くのに資格取得は絶対条件ではないが、有資格者は当然
の事ながら待遇面でも有利になるし、やりがいのある仕事も任せてもらえる”

私はこのテの文章を読む度に、ある一人の女性を思い出す。この女性は
将来の事を考え、必死にレセプトの勉強して、ついに資格を取得した。
そして、医療機関への就職活動を展開する。そこにそびえる大きな壁。
それこそが応募条件の、

「実務経験」

大体は、実務経験が最低でも2年以上、通常だと3年以上ない人は、最初
から取らないというのだ。もし嘘をついた場合、それが理由で解雇も可能だ。

だから、この世界はベテランにはどんどん仕事が廻ってくる。つまり、企業
の求めるものは即戦力。新人を一から育てる時間も環境も、お金も人材も
ない。だから、欲しい人材は手のかからないベテランのみとなる。

だが、資格を取ったばかりの人は、実務経験を積む場がなければ一生、
新人でしかない。新人からベテランになっていくには、実務を経験して
いくしかないのだ。これはレセプトに限った事ではない。

どんなベテランにも必ず新人時代がある。あの美老庵・師匠でさえ、お客
さんに「勉強不足」と言われた事があるそうな。間違っても今の師匠に対
して、そんな事を言う人はいないと思うよ(笑)。

どのサイトを見ても良い事しか載っていないし、資格を取得さえすれば、
まるで薔薇色の未来が待ってるかの如く煽りまくる、と私には思えてしまう。

私が昔、心理療法と療術を学んだT学院では、卒業後、自ら整体院を開業
する人は全体の2割に満たない。そして、1年後に残っているのは1割以下。

また、整体師として外の治療院で働く場合、時給がマックのバイトと同じ
という現実も聞いている。この話をしてくれたのは、私より年上の男性
だったが、とても独立できる状況ではない。

もちろん、基本は常に自己選択・自己責任だし、全ての責任を学校になす
りつけるつもりは毛頭ない。だが、資格取得を奨励する学校は、こういう
厳しい現状や現場の矛盾etc. どこまで把握しているんだろうか。

自分のやりたい仕事で経済をあきらめるか、思い切って別の世界へ転職
するか。それとも・・・ 世の中には、自分のやりたい仕事だけで、生活が
充分に潤ってる人がいる。これも現実だ。

レセプト志望の女性は、未だに仕事が見つからないままでいる。
20060619
結婚式シリーズ フレンチのお楽しみといえば、やはりデザート。この他にウェディング・ケーキも振る舞われ、「おいしいデザートが2度も食べられるなんて、シアワセよね~」と全員独身テーブルの私達は盛り上がっていた(笑)。ポストカードはたんたんのお友達・健ちゃんの作品。

IZANAI

2006 年 6 月 18 日

横浜スピリチュアル・コンベンションも終わりに近づいた頃、鮮やかなブルーの着物
を着た女性が、チラシを配り歩いていた。イベントの最後に1曲踊るので、是非見て
ほしいと言う。それが「IZANAI」のメンバー、秋元節代さんと藤本美穂さんだった。
心を解放し、体いっぱいで溢れる愛と喜びを表現していく踊り。それが「IZANAI」。

ジャズやヒップホップ、バレーなどの様々な要素を取り入れ、更には今、日本各地
で踊られている「よさこい」のエネルギーを更に昇華させたものだそうだ。古来より
様々な文化をしなやかに取り入れていった日本が生み出した、日本ならではのこの
ダンススタイルは、世界でも大きな支持を得た。2005年6月には、愛・地球博にて
開催し、10月にはドイツ、フランス公演を敢行。その魅力を存分に楽しめるのが、
SUGA IZANAI MUSICAL「cosmic rain」だそうで、そのPRのために秋元さんと藤本
さんは、わざわざ香川からやって来たそうだ。

国境を超え、全ての人類に響く愛のメッセージ。これまでのミュージカルの常識を
打ち破った圧巻のパフォーマンスで、限りなく強く温かな愛をあなたは初めて体感
する、とチラシには書かれている。「cosmic rain」のストーリーは、

“今から46億年前、宇宙の片隅に地球は誕生した。その時から長い時間をかけて
生命が地球上に誕生し、その数を増やし、気の遠くなるような進化の過程を何度
も何度も繰り返してきた。ある時、それまで生きる事への本能しか持ち合わせて
いなかった生命体に、宇宙から光のシャワーが降り注がれた。それは、ただ永遠
に生き死にを繰り返す生命体に、初めて「魂」をもたらせたのだった。その時から
「命」と「魂」は1つになり、生命は新たな成長の旅を始めた。地球上に生命が
誕生してから40億年。これまでは魂はどのようにして学びの旅を繰り返してきた
のか。未来へ向けて私達は、何が叫べるのか。圧倒的なダンスと躍動的な歌
で織り成すオムニバス・ストーリーを感じてみてほしい”

私は目の前で見ていたが、よさこいの迫力とあいまって、熱い熱い踊りである。
2人とも息が切れ、汗びっしょり。彼女達の一生懸命さが伝わってくる。こういう
ひたむきに顔晴る人達を応援したい。

☆~「cosmic rain」の公演~☆

①2006年6月23日(金) 開場19:00 開演20:00
②2006年6月24日(土) 開場18:00 開演19:00

・開場:新宿シアターアプル(新宿コマ劇場地下 03-3209-0222)

・全席自由 前売 5,000円 当日 5,500円

・チケットお問い合わせ:チケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9988)
               スガジャズダンススタジオ(0877-86-6791/0877-86-6786)

・オンライン予約:www.suga-izanai.org
20060618

「レセプト」の資格取得後に立ちはだかるもの

2006 年 6 月 17 日

喉頭炎になってからというもの、病院通いが続き、治療費や薬代が気にかかる。
また、小さい頃から歯質の弱い私は、年に1度はエラエラ(=未空家全員が
お世話になっているジモティーの歯医者だが、顔のエラが張っているので、
昔からエラエラと呼んでいる。誰も本名を知らない(笑)。ちなみに彼の愛車
はベンツ)の定期検診を受けるようにしている。

やはり今回、治療必須の部分が見つかり、仕方なく通うハメになってしまっ
たが、歯垢も掃除してもらい口の中だけは完璧となった。気分もスッキリ!

結局、この時期、S先生&エラエラ通いで、私は2人のオトコにダブルで貢が
なければならなかった(笑)。その時にもらうのが、診療報酬明細書と呼ば
れる「レセプト」だ。

病院や診療所など医療の現場で、受付窓口やカルテ管理、健康保険点数の
算出、医療保険の支払い機関に提出するレセプト(診療報酬明細書)の作成
などを行う仕事がある。会計業務から、医師や看護師、患者との連絡業務ま
でこなす医療事務スタッフは、病院にはなくてはならない存在であり、医療
事務資格は、医科と歯科に分かれているらしい。また、医療事務資格には、
民間の団体が認定する資格が多くあるが、名称が変わっても問われる知識
スキルに大きな違いはないんだとか。

未空家にもよく「レセプトの資格を取りませんか?」などといった広告が、
新聞と一緒に届けられる。レセプトに限らず、様々な資格を取る通信講座
や通学講座は、前にも増して花盛りだ。

レセプトは医科や歯科などの医院や診療所、保険薬局、各種介護施設
など、全ての医療機関が活躍の場であり、収入が安定している常勤以外
にも、非常勤(パートやアルバイト)での勤務も可能。また、女性の場合、
結婚や出産などで一度職場を離れてしまっても、比較的容易に職場
復帰ができるのも大きな魅力。

超高齢化社会を迎え、医療の仕事が増大している現在、優れた技能を
持つ医療事務スタッフは、これからますます求められていくであろう、と
いった最もらしい説明がされている。

確かにそうかもしれない。が、本当のところはどうなんだろう?
20060617
♪結婚式シリーズ 高田馬場セレスの本格的フレンチが誇るメインディッシュはステーキ。みんなの目が輝くのがわかる。柔らかくて本当においしかったぁ。やっぱり肉だわ、肉、肉(笑)

お狐サマ

2006 年 6 月 16 日

喉頭炎になってからというもの、色々な方からお見舞いMailを頂いた。どうも
ありがとうございます! あなたの優しさが痛みからしみてくる・・・

私の咳は1回出始めると、留まるところを知らず、とにかくコンコンコンコン・・・
お狐未空(笑)。喉が破れて、血が吹き出るかと思うほどの勢いで、とにかく
ぐるじぃぃぃぃぃー。だんだん涙目になってきて、しまいには気持ち悪くなっ
たりするんだよね。夜になるとヒドくなるので、瞑想もできないじゃないか。

未空父の主治医S先生からもらった薬は、私にはあまり効果がないようで、
再度医院に行く事にした。待合室では私の名字が呼ばれたにもかかわらず、
堂々と診察室に入って行くじーちゃんがいて、私は同姓なんだろうと思って
いたら、思いっきりじーちゃんのカン違いというか思い込みというか、ボケ
入ってます(笑)。

S先生に咳が止まらないんですと訴えると、お薬を変えましょうという事で、
抗生物質を出された。クラリシッド錠200mg、フスコデシロップ、ムコダイン
錠500mgの3種類という組み併せだが、これで本当に治まるんだろうか。

私の願いは、ただ一つ。「咳よ、止め!」それだけだ。

いつもの薬局に行くと、「この気候が長引かせる原因でもあるのよね」と
言われた。シトシト降る雨にどんよりした雲。この時期、鬱がひどくなると
いう方がいらっしゃった。確かに心身共に滅入ってくるのは否めない。

「日頃、水分を取る方? 外に行く時はペットボトルを欠かさず持って行く
とか」と聞かれたので、まさしく「はい、そうです」と言うと、「水分控えた
方がいいかもしれないわよ」「えっ、そうなんですか?」「西洋医学の
お医者さんは、お水を摂りなさいって言うんだけど、元々この気候で湿っ
てるでしょ」「ですよね」「だから、かえって水分を摂ると、苦しくなる場合
もあるの」「そうなんですか」「少し控えた方がいいかもね」「わかりま
した。そうします」

と言いつつ、ついついクセでお茶やコーヒーを飲んじゃうんだよね。だが、
今よりラクになれるんだったら、何でもする!とココロに決めたお狐未空。

目指せ、喉頭炎完治!
20060616
♪東京の新名所 秋葉原のヨドバシから錦糸町オリナスへ。ニュースポットは、やはりワクワクする。お狐ならぬお豚サマが箱詰め状態。ブイブイうるさそーだよね(笑)。錦糸町オリナスは個性的なお店が多くて、なかなかおもしろかったですぅ。想像以上に楽しめて、欲しい物みーっけ。うふふ・・・

あいつ

2006 年 6 月 15 日

「あいつ」は、講義の始まる時間に10分も遅刻してやって来た。
講師である「わたし」に挨拶もしないで、いかにも面倒そうに
椅子を引いて席についた。

企業の研修では、よくある光景である。こんな奴が研修を台無し
にするのだと、「わたし」のどこかで感じている。
それにいちいち関わっていては講義が進まないので、朝のオリ
エンテーションを進める。

「あいつ」はあらぬ方向を見ている。「わたし」の講義を聞く気など、
さらさらないらしい。
せっかく昨日から準備してきた練り上げた内容なのに、無視する
とは気に入らない。

きっとこの会社は、こういう風土なのだ。全く話すつもりではなか
った企業風土の話などを挟んでみる。時間を守る大切さや人の
話を聞く事の効果についての話だ。
この人達には、必要な話なのだと、「わたし」のどこかで感じている。

相変わらず「あいつ」は、全くやる気がなさそうである。目について
仕方がない。

「わたし」の事を一体、どう思っているのか。カバンの中をゴソゴソ
触り出した。

何かを取り出して口にいれた。隣に座っている仲間に話しかけた。
この時だけは笑顔である。また肘をついて、退屈そうに床のどこか
を見つめている。
「わたし」には不出来な1人の受講者に関わっている時間はない。
みんなに向けて最初のセッションの説明をする。

いつものように、穏やかに明快に話ができているはずだった。5分
で終わる予定の話に20分かけてしまったことに気づいた。話が冗
長になっている。心に防衛本能が働くとたくさん話してしまうことを、
自分でよく知っていた。「あいつ」のせいで、この研修の雰囲気が
悪くなり始めていると、「わたし」のどこかで感じている。

何とか休憩時間にこぎつけた。いつもより疲れている。受講者が
悪いと、感じる時間も疲れも倍増である。
「あいつ」は誰かと携帯電話で話をしている。早く研修が終わって
帰りたいという内容が漏れ聞こえてくる。わざと「わたし」に聞こえ
るように言っているのか。

全く、人の気も知らないで。もう研修はボロボロである。
取り返しのつかない白けた風土が蔓延しているのが、よくわかる。
退屈な表情の受講者が朝よりも明らかに増えている。「あいつ」
の態度が全体に広がったのだと感じている。

悪い風土は伝染するというのは本当だと思っている自分を感じて
いる。「あいつ」さえいなければ、この集団の風土はとても良かっ
たのに、なぜこんな事になってしまったのだろうと気持ちが焦る。
いくら頑張っても、この悪い雰囲気を取り戻す事はできない。

帰り道、アシスタントスタッフに「あいつ」の話をこぼした。
「そうですねぇ、彼は調子悪そうでしたね。講義中に薬を飲んで
いましたね。それにしても、先生もずいぶん調子悪そうでしたね。
お風邪でも召されましたか」

風土を一番乱していたのは「わたし」であり、傷ついているのも
「わたし」である。

/山本 正樹(理想経営代表、経営コンサルタント)
20060615
♪谷中・七面山の前にあるお宅で咲いていたサボテンの花。あまりの鮮やかさに、しばし見とれてしまった。葉っぱからニョキっと出てる感じなんだけど、これは何の花ですか? ご存知の方がいらしたら、是非教えて下さいね。

喉頭炎ブーム

2006 年 6 月 14 日

喉頭炎になってからというもの、夜、寝る前の瞑想ができなくなってしまった。
突然、咳が出るので思うように集中できないのだ(泣)。仕方がないので、
やれるところまでやって、サッサと寝るようにしている。

相変わらず咳をコンコンしながら、かすれ声のまま太極拳に行くと、ぬわんと
S先生の周りでも、喉を痛めている人が多いらしい。そして自宅に戻ると、
未空弟2号が遊びに来ていて、やはり咳をしているではないか!?

未空 「やっぱ喉やられたの?」
弟2号 「俺は熱も出て大変だったんだぞ」
未空 「えっ、熱も出たの?」
弟2号 「38.8度だぞ」
未空 「お医者さんに行った?」
弟2号 「行かない。俺、医者嫌いだから」
未空 「どうして? そんな事言ってる場合じゃないでしょ」
弟2号 「俺はガキの頃、喘息でさんざん医者に行ったんで、もうイヤなんだよ」
未空 「で、どうしたの?」
弟2号 「仕事に行った」
未空 「はぁぁぁ~? 38.8度で仕事したの?」
弟2号 「まぁ1日だけだったからな」
未空 「超人ハルク?」
弟2号 「帰りマジにヤバくなって、スーパーで果物とか色々買い込んでさ」
未空 「よく立ってられたよね。やっぱハルクだ」
弟2号 「家に着いて、ライト消したまま、布団に倒れた」
未空 「そりゃそうでしょ」
弟2号 「そのまま丸2日間、寝たきり状態だった」
未空 「今は大丈夫なの?」
弟2号 「いや、病み上がりだな。姉貴もこれから熱出るぞぉ」
未空 「いや、絶対に出ない!」
弟2号 「出る出る。マジでこれで終わんねーぞ」
未空 「いや、絶対大丈夫! 根性で治す! 諏訪神社も行って来たし」
未空父 「お前は小さい頃、42度の熱を出して引きつけ起こしたからな」
未空 「そうなんだ?」
未空父 「体温計に42度はないんだ。本当は40度2分だったんだが、とにかく慌ててたからな」
未空 「引きつけ起こしたんだ?」
未空父 「行きつけの医者が休みで、坂の下の医者にだっこして行ったのを今でも覚えてる」
未空 「突然の発熱だったワケだ」
未空父 「その時アタマをやられたんだな、きっと。だからこんなになったんだ」
弟2号 「そうか、やっぱな。その時の後遺症が今になって出てるのぉ(笑)」
未空父 「・・・だろうなぁ」
弟2号 「・・・可哀想にのぉ」
未空 「(゜o゜)\(-_-)←声にならない叫び」
20060614

東京台東区谷中一帯の産土様「諏訪神社」in 西日暮里

2006 年 6 月 13 日

谷中の七面山をずーっと我が産土神社と信じ切っていた私。そして、何度もここ
にお参りに来ていた私。今日だってそうだ(泣)。だが、しかしだよ。ここに鳥居
がない事に今気づいた。って事は? ここは神社ではないのだ(ノ゜O゜)ノ

すぐに神社庁に電話して、私の谷中時代の住所を告げると、「えーと諏訪神社で
すね。谷中一帯は全て諏訪神社になりますので。住所は荒川区西日暮里3-4-8
です」と言われた。そっか、朝の御告げは本当の産土神社にお参りに来なさい
という事だったのか。104に電話して、諏訪神社の電話番号を聞く。全てがスイ
スイつながる。

諏訪神社は西日暮里の改札を左に出た後、3~4分ぐらいで、坂の上にあるらしい。
日暮里から道はわかるので歩けるな。七面山に最後のご挨拶をして、朝倉彫刻館
の前を通り、西日暮里方面に向かう。相変わらずの寺町が続くが、そこに緑の繁
った場所が見えた。ふと見ると、諏訪神社と書いてある。

もしかして着いちゃった? うん、ここだよね。間違いないっ! 知らぬ間に何度
もここには来ていた。だが、ここが私の産土とは露知らず。大変失礼致しやした~。
歴史は古いが、「龍口に近づくと、センサーが反応して水が出ます」という見事な
ハイテクぶり(笑)。早速、お清めをしてお社へ。

今までの非礼を詫びて、色々と真剣にお願いをする。ミスターXの朝の電話
に始まり、無事にここまでお導き頂いた事を心から感謝する。ようやく来れた
んだなぁ。何だかホッとした。帰り、坂を降りて行くと、大きなアゲハ蝶が
優雅に舞っていた。ヒラヒラヒラヒラ・・・何てキレイなんだろう。

そして、駅前にあるレトロな喫茶店の名前が「M」とある。偶然とはいえ出来
過ぎで、思わず笑ってしまった。やはり私とは縁の深い土地なんだなぁ。今日
こそ産土様が呼んでくれたんだね。どうか天にお繋ぎしてほしい。今度、我が
喫茶店「M」にゆっくり入ってみよ~っと♪
20060613

ミスターX

2006 年 6 月 12 日

朝、電話がかかってきたのだが、私の携帯には登録されていないヒトだ。Who?

Mr.X 「おはよう。・・・・・未空」
未空 「おはようございます(←声になっていない)。えっ、ハイ???」
Mr.X 「ココロのお休み処はもうやっているんですか?」
未空 「はい。ええ、大丈夫なんですが。あの~失礼ですけれども、どちら様ですか?」
Mr.X 「えっ、わからない? ホントに?」
未空 「だって、わからないですよ」
Mr.X 「・・・・・未空って呼んでるのに? キミはわからないんだ」
未空 「もしかして、Mr.Xですか?」
Mr.X 「そうだよ。世界でキミを・・・・・未空と呼ぶのは僕ぐらいでしょ(笑)」
未空 「ですよね。ようやくわかりました」
Mr.X 「Mailをもらったんだけど」
未空 「あぁ、その件ですね」
Mr.X 「伝えてなかったっけ?」
未空 「えぇ、ちゃんとは聞いてなかったので、どうすればいいのかなと思って」
Mr.X 「大丈夫?」
未空 「すみません。喉頭炎で声が出ないんです」
Mr.X 「ココロのお休み処で休んだら?」
未空 「空庵は肉体のお休み処ではないので」
Mr.X 「そうなの」
未空 「かなり苦しんでるんですよ。参ってます」
Mr.X 「あっ、ちょっと待っててくれる?」
未空 「はい、どうぞ」

意外や意外、ミスターXだったとは!?  だがこの電話で話している時、なぜか突
然「産土(うぶすな)」という文字が浮かんできた。How come? ミスターXと産土に
因果関係はないんだが。でも、なぜか気になるなぁ。うーむ、これは行けって事か。

氏神様は隣町なのでよく行っているが、産土神社は最近ご無沙汰してるしなぁ。声は
出ないが、熱があったり関節が痛いワケではない。私の直感はいつも正しいので、
よし、パッと行って帰って来よう。

私は台東区谷中の寺町に生まれた。木造長屋に駄菓子屋、お線香の匂いと木魚の音etc.
これが私の幼児体験だ。卒園した幼稚園の前を渡り、七面山に向かう。白いブラウス
に黒いスカートのおばさん達が徒党を組んでやって来た。どこか痴呆・・・じゃなく
って(笑)、地方の講といった風情だが、何か行事でもあるのか。

しばらく境内で休んでいると、ふとある重大な事に気がついてしまった。ま、まさか・・・
でも、やっぱそうだよね。そ、そんなバナナぁぁぁ~~~(号泣)
20060612

喉頭炎

2006 年 6 月 11 日

夜、寝る前になって咳払いが多くなっていた。うーん、どっか喉がイガラっぽい。
コーヒーの飲み過ぎかなと思いつつ眠る。翌朝、突然声が出なくなっていた(泣)。
えーっ、ウソでしょ。喉も痛い。うがいをしてみたものの、全然ダメ。参ったぁぁぁ!

未空母が市販の薬を買って来てくれて飲んでいたのだが、一向に良くなるどこ
ろかヒドくなってきた。ヤバい。週末は仕事が重なっているじゃないか。とにかく
このままではどーにもならないので、未空父の主治医に診てもらう事にした。

私が卒業した小学校の前で開業しているS先生は、とても穏やかで優しい先生
と評判で、予防接種などの行事の際は必ず呼ばれていたっけ。すっかりおじー
ちゃんになっていたが、まだまだ現役。医者も定年がない仕事だよなぁ。

近くの総合病院でも行こうものなら、半日は潰されてしまう。S先生の医院は
患者が3人ぐらいで、待合室に置いてあった婦人画報をペラペラめくりながら
順番を待つ。とっておきの温泉宿か。うーむ、ほれぼれするくらいセンスも
良くゴージャス極まりないが、さすが料金もほぇぇぇぇぇ~だわ(笑)。

本屋でバイトをしていた時、品出しの朝に最も嫌われていたのが、このテの
おばさん雑誌! おばさんは重い荷物が苦手になっていくはずなのに、なぜ
か雑誌は逆行している不思議現象。おばさん雑誌はどれも重いのは何故か?

加齢と共に重量が増していくので、No Problemなのか(笑)。あとPC雑誌も
嫌いだったね。大抵CDが付いてるから、ホントに重いのなんのって(泣)。

いよいよ名前を呼ばれ、診察室に入る。「どうしましたか?」とS先生に聞か
れても、声にならない。ようやく搾り出すように声を出すが、森進一入って
ます(笑)。服はめくるだけで、胸と背中に聴診器を当てられたが、やはり
ドキドキする。♪く~る~きっとくる~きっとくる~(笑)。

喉の奥にライトを当てながら、「風邪なんだけど、喉頭に直接菌が入ると、
突然声だけが出なくなるんだよね。喉頭炎っていうんだけど、お薬を出し
ますので、それで治りますよ。できるだけしゃべらないようにしてね」と
言われた。それは困るんだが、それが一番の養生法のようだ。

そのまま商店街に出て、薬局に向かう。薬剤師のおばさんが「あら、声が
出ないんでしょ。昨日、あなたと同じ症状の人が来たわよ。S先生にはし
ゃべらないようにって言われたでしょ」と聞かれても、声が出ないので首
をブンブンと縦に振るだけ。つ、ツラい・・・

ボルタレン錠25mg、ムコダイン錠500mg、トランサミン錠250mgを1日3回、
毎食後服用。3日分くれたが、ホントにこれで治るんだろうか。季節外れ
のインフルエンザが流行ってるらしいし。マジで咳が苦しくなってきた。
熱はないようだが、ムリは禁物だ。健康に勝る宝なし! 猛省・・・
20060611

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