両鼻呼吸法

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「釈尊の断食法~心身を覚醒させるウポワズと呼吸法(前田行貴著:地湧社刊)」
による「丹田呼吸法」の実践方法

1. 姿勢を正しくする

・正座、結跏趺坐(けっかふざ:蓮華坐)、半跏趺坐(はんかふざ)、胡坐(あぐら)、
 歩行中と、どの姿勢にあっても、肝要な事は、肩の力を抜いて、背骨をまっすぐ
 に伸ばし切る事

2. 吐息3秒(呼息・レーチャカ)

・体内の息をできるだけゆっくりと、しかも思いきり長く鼻から、そして口から吐く
・横隔膜の鍛錬強化が狙いなので、お腹を充分に引っ込めながら、横隔膜を上
 に押し上げるようにして、最上限に達するように努める(完全腹圧の状態となる)
・この横隔膜の上下運動による血行の活性化が、自律神経に絶妙なマッサージ
 的刺激を与える事になる

3. 止息から空息3秒(シューニャカ)

・ゆっくりとリラックス状態で吐いてるうちに、徐々に緊張状態となり、口を閉じ
 息を止める(止息)
・この吐息(呼息)の吐き終わって、完全な緊張状態に達した時を、空息(シュ
 ーニャカ)といい、腹圧で横隔膜は最上限に達している

4. 吸息1秒(プーラカ)

・口を閉じたまま、鼻から息を吸う
・前の空息(シューニャカ)の後だけに、自然と勢いよく空気が吸い込まれる
・この時は、緊張を司る交感神経が働くので、なるべく意識的にリラックス
 状態で吸う

5. 保息1秒(クンヴァカ)

・息を止める
・緊張状態となるが、意識的にリラックス状態にもっていく
・この保息(クンヴァカ)は空息(シューニャカ)と、息を止める点では全く同じ動作
 だが、吐いて止めるか、吸って止めるかの違いがある

但し、この秒数の割合は、あくまでも心構えであり、とらわれる必要はない。
呼吸法は気持ち良くできる事が最も大切で、決して無理を続けて行ってはいけない。

呼吸は、安静時には1分間に16~18回くらいだが、呼吸を自分の意識下に置き、
意識的に吐息(呼息)を深く・長く・強くしながら、呼吸回数を減じ、1分間に6回
くらいから徐々に2回、1分間に1回というように努めていくと、生理的メカニズム
が調整され、極めて心身に顕著な効果がある。

呼吸が深くなって、呼吸回数が減ってくると、心拍数も減少する。その結果、
腹圧が増し、酸素呼吸の効果が高まり、新陳代謝が旺盛となる。

な~んて一応書いてみたものの、コレ↑を読んでやる気にはならんでしょーが(笑)。
ってなワケで、「丹田呼吸法」の実践方法を未空風にカンタンに書いてみました。
すると、こ~んな↓感じ。※は熟練者用の目安ね。

~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆

1. 肩の力を抜いて、背骨をまっすぐに伸ばし切る

2. できるだけゆっくりと、口から息を吐いて、同時にお腹を引っ込める・3秒 (※9秒)

3. 口を閉じて、息を止める・3秒 (※15秒)

4. 口を閉じたまま、鼻から息を吸う・1秒 (※3秒)

5. 息を止める・1秒 (※6秒)

~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆

秒数はあくまで目安だから、こーじゃなきゃダメってゆーモノではないからね。
一人一人顔が違うように、呼吸だって十人十色。でも、続けているうちにだん
だん長くなるよ。熟練してきたら、お腹を引っ込めて吐息に長い時間を割く事
が望ましいんだって。この時、腹圧で横隔膜は最上限に達してるからね。

そーそー、あんましやりすぎると、筋肉痛になるよん(笑)。ぜひお試しあれ。
20051030

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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