2002 年 のアーカイブ

撤去Ⅴ

2002 年 9 月 22 日

昨日のサポートのおかげで、体の調子がすこぶる良い。今年最後になるであろう冷し中華を食べ(笑)、

撤去作業を始めようとした。だが、しかし、こんな時に悪魔が囁く。「まだ眠いんだろ~? 未空母も

出かけてる事だし、このままお昼寝しちゃえ~」「だよね~」。アイス片手に、3つ折りにした布団の上に

ちょっとだけ寝そべって、空を見上げる。あっ、ヤバい。マジに眠くなってきたよ~と思ったら、すぐに

天使が飛んで来て、ガッツ~ンとアッパーカットをくらった(笑)。「ちょっと未空、何やってんのよぉ?

昨日わざわざ、100円ショップを3軒も回って、ハンガーとか必要な物を買って来たんでしょ。モー忘れた

とは言わさないわよ」「はぁ~ごもっともですが、食休みさせてもらえませんかね?」「なら10分だけね」

この真昼の天使と悪魔の葛藤は、熾烈な争いに発展した。そして、とーとー天使が勝ってしまった(泣)。

プラスチックケースに入ってる洋服の整理が超メンドい。でも、ガチャガチャになってると使いにくいしな。

中身を全部空け、床にバラまく。ふーっ、見るのもイヤだ。あっ、その前にクローゼットの整理をし~よっと。

新しく買って来たハンガーにスカートを吊り下げ、ふと見ると、アイロンが必要なブラウスばっかじゃないか?

おっ、パンツの裾もほつれてるゾ(泣)。間違っても未空母には頼めないし。あーっ、疲れてきた。腰も痛い。

イヤイヤ病の始まりだ。ダ~ラダ~ラダ~ラダ~ラ、半泣き状態で洋服関連は無事終了! 誰もホメてくんない。

イイも~んだ。ごほうびに昨日見たブラウス買ってあげるもん。だって半額!って、オイオイ、財政はとっくに

破綻しているのだよ(泣)。さぁ、次はポストカード類だな。何てたって、机の大きい引出し3段全てが手紙類!

フッフッフッと眺めながらの作業は、余裕かましてるな。でも残りは明日やるか。やっぱ最後は、悪魔に乾杯(笑)

♪今日のいいコト♪ Tさん、もう大丈夫。八方塞なんてないよ。前後左右斜めがダメでも、天井はポッカリ開いてたりするから。

身体意識

2002 年 9 月 21 日

私の体は、想像以上に疲れていて、見る人が見ると、相当ツラそうに映るらしい。

実感はしていたが、そんな時は必ずサポートも用意されてるんだなぁという事を、

改めて知った。心底ありがたいと思い、目の前の人に心の中で手を合わせる。

やはり必要な時には、必要な人が現れ、必要なメッセージを伝えてくれるものだ。

これは謙虚に受け止め、そして素直に反省しなければと思う。私は頭に気が上がり

やすく、誰も信じてくれないが緊張症だ(笑)。まぁ日本人の90%が緊張症だという

から、国民性もあるのかもしれないけど、いつもリラックスできていないのだ(泣)。

太極拳のS先生から借りた「意識のかたち 現代に甦る天才の秘密(高岡英夫:著

講談社:刊)」という本を読んでいるが、今の私が最も学ばなければならないのは、

「身体意識」と呼ばれるものかもしれない。この「身体意識」とは、体性感覚的意識=

視覚的意識や聴覚的意識とは異なる、身体の筋肉・骨格・内臓・皮膚・血管・経絡・

細胞等の上に成立する力感・圧力感・流動感・接触感・質感・温感・気感そして存在感

等の一切の体性感覚を根拠として成立する意識系のことだ。この「身体意識」を磨いて

いかないと、何が大切か? 何が本物か?を見抜く目や感性が認識力が、根本から狂って

しまう。これはイマドキ恐ろしい事だと痛感した(泣)。今回、私の体がボロボロになったのも、

この気づきを与えるためだったんだろうなぁ。助けてくれてる一人一人に心から感謝です!

♪今日のいいコト♪ 半断食状態も必要だったし、体がようやく循環したのか、心地良く寝れた。

感性

2002 年 9 月 20 日

私は不思議でたまらない

黒い雲からふる雨が

銀にひかってゐることが

私は不思議でたまらない

青い桑の葉たべてゐる

蚕が白くなることが

私は不思議でたまらない

たれもいぢらぬ夕顔が

ひとりでぱらりと開くのか

私は不思議でたまらない

誰にきいても笑ってて

あたりまへだといふことが

/金子 みすゞ

♪今日の俳句♪ 雲がいそいでよい月にする/種田 山頭火

婦人公論

2002 年 9 月 19 日

読書センスの良い友人から、多数の本と一緒に「婦人公論」をもらった。それにしても、何て読み応えがある雑誌なんだぁ?!

インタビュー記事から、エッセイ、料理、旅、映画、本の紹介etc. まぁまぁ、てんこ盛りで、読むのに時間がかかるコト(笑)。

久々に感動してしまった! 私の場合、雑誌はいつも立ち読みなので、丸ごと1冊丁寧に読んだ試しがない。いやぁオモシロイ。

最近「ピンと来たら、即実行!」運動実施中なので、気になったヒトやモノがあれば、すぐに周りの人達に声をかけてみる。

すると、オモロイぐらいにほしい情報やモノが、Getできるのだ。コレは快感! やっぱ、一声かけてカギかけてだな(笑)。

ピンと来たら、即Mailを送る。気になる記事をコピーして、久々の友人の元へ手紙を書いてみる。別に返事を期待しているワケ

ではなく、あげればあげるほど、実は「より良いモノがもらえる」という法則に、一人ニンマリしているだけだ。コレは真実だよ。

私からは、全然大したモノをあげてないのに、他人様から返って来るものが、超どデカい(←大きさじゃないよ)なんて、何だか

申し訳ないな。かたじけない。かなりルンルン気分(←死語)の私だ♪ ホントにうれしいね。ありがたいね。私はツイている!

♪今日のいいコト♪ 友人オススメの「特選」を食べてみた。おいしかったよ。バッチフラワーに目覚めた私。コレも新しい流れの一つだね。

Yさん

2002 年 9 月 18 日

連日の北朝鮮拉致問題のニュースを見る度、胸が張り裂ける思いがする。残された家族にとっての20年とは、

一体どんなものだったんだろうか? 私にはとても想像ができない。大切な娘を13才の時に拉致された父親は、

「長くても1週間ぐらいで、解決すると思っていました」と語っていた。ある時、漁船の網に身元不明の小さな

頭蓋骨が引っかがり、警察から電話がかかってきたという。歯型を照合したところ、娘ではなかった。ホッと

した。一つ一つの話を耳にする度、北朝鮮のあまりに悪質で、信じ難い「拉致」という手口に、はらわたが煮え

繰り返る思いだ。絶対に許せない! 何の罪もない人間が、たまたまそこにいたというだけで、勝手に他国に

さらわれて行き、そしてすでに多数の人々が死亡していたという惨い現実。こんな事があっていいのだろうか?

人間として許されるんだろうか? 私にはかつて、北朝鮮拉致問題に深く関与しているYさんという友人がいた。

すっかり過去形になってしまったが、彼女とは同じ学校に通い、心理のクラスで一緒に勉強していた仲間だった。

初めて彼女を見た時、雰囲気が違うなぁと感じたものの、別にそれ以上は思わなかった。なぜか私に好感を持って

くれ、一緒に食事をしながら、お互いの将来の夢を語り、その頃ツラい恋愛をしていた私をずいぶん慰めてくれたっけ。

玄米食で有名なレストランに自ら予約を取り、連れてってくれた事もある。そんな中、彼女の衝撃的な過去を聞いた。

最初はとにかく信じられなかった! でも、彼女が嘘をついていなかったとわかったのは、週刊誌にYさんの手記が

連載されたからだ。彼女の名前を見た瞬間、我が目を疑った。やっぱ本当だったんだ! 紛れもない真実だったんだ!

その頃、もう学校にも来なくなり、音信不通状態となっていたYさんは、かなり危険な状態になっているのではないか

と心配になった(泣)。何しろ相手は北朝鮮だ。頼むから無事でいてほしい。TVで記者会見に臨む彼女の凛とした顔

つきには、かなりの決意が現れており、もうかつてのクラスメートだった頃の面影はない。拉致された家族に深々と頭

を下げ、真剣に謝罪をしていた。彼女の人生を賭けた、命がけの闘いが始まっているのだ。もう私は見守るしかない。

実は、彼女だって被害者なんだよ。でも、犯した罪はあまりに大きく、取り返しがつかない。深い業を背負ってる人だ。

短い間だったが、Yさんとはラポール(信頼)が取れていたと思う。カウンセラーというより、一人の人間としての私

を応援してくれた人でもある。あの頃より、少しは成長できたかな? 彼女の人生を思う時、その苛酷さと運命の惨さ

に胸の詰まる思いがする。いつもリュックに入っていた大切なトトロの人形を見せてくれたYさん。うれしかったよ。

色々な事を思い出してたら、急に涙が出てきた。いつも遠くから見守ってるからね。そして、いつの日かまた、玄米

食のレストランに一緒に行こうよ。今度は私が予約するから。Yさん、あなたに会えて良かったです。どうもありがとう。

だから、絶対絶対無事でいて下さい!

♪今日のいいコト♪ 太極拳が伸び伸びできたような気がする。昨日の鍼灸のおかげかな。それにしてもS先生は達人だなぁ。

未空

2002 年 9 月 17 日

鍼灸でお世話になってる治療院のK先生には、1才4ヶ月の女の子がいる。そして、ぬわんと名前が「未空(Miku)」ちゃんというのだ!

えーーーっ、マジでっか? 何たる偶然! 「これも必然でしょう。記念に未空さんの名刺下さいね」と言われ、早速お渡しした。

6ヶ月の頃と最近の写真を見せてもらったが、大きくなるにつれ、パパに似てくるようだ。私と未空弟2号は、ウリ4つの未空父似(笑)。

未空母とは、顔は全く似ていない。名前の候補には、「未宙(みひろ)」ちゃんというのもあったとの事。未空ちゃんが生まれたの

が5月。K先生の奥様が北海道出身のため、里帰り出産だったそうだ。北海道の桜の季節は5月という事で、「さくら」ちゃんも候補

に上っていたが、その年の桜は早咲きで、すでに散っていた・・・ そんな中、彼女が生まれた朝、雲一つない青空に恵まれ、それ

ならという事で、無事「未空」ちゃんに決まったそうだ。そうそう「未知なる大空」なのだよ。昔、通っていた療術の学校で、成績

優秀者だった方のお嬢さんが、やはり「未空」という名前だった。えーーーっ、マジでっか?と、その時はかなり驚いたものだが、

探すといるもんなんだなぁという事に気づく。名前が一緒だと、一気に親近感が沸くよね。未空ちゃ~ん、一緒に大きくなろうね♪

♪今日のいいコト♪ ものスゴ~く見たかったビデオが届いた(号泣)。もうひたすら感謝・感激ですぅ。どうもありがとうございました!

孤独

2002 年 9 月 16 日

私達は「肉体の意識」が強いほど

人の言葉に傷つき、孤独を感じます

反対に「魂の意識」になればなるほど

人の言葉にも傷つかず、孤独も感じません

「肉体の意識」は、虚栄や外見を求め

「魂の意識」は、自尊や中味を求めます

孤独を克服したければ

「魂の意識」を持って、凡てを見ることです

するとまず、自分の内なる幾万もの命に気づくはずです

そして、その幾万もの命が持つ、その魂に気づくはずです

あなたはすでに、幾万もの魂と共にあるのです

その微細なる幾万もの魂にさえ

慈しみの心を持つことができたなら

孤独になど、なりようはずもありません

慈しみの心を持ちなさい

愛する心を持ちなさい

そして、「魂の意識」を持ちなさい

/Tatsu

♪今日のいいコト♪ 微笑みが菩薩っぽい? お世辞でも超うれしいですぅ。

撤去Ⅳ

2002 年 9 月 15 日

今日こそはやる。やるといったらやる。何が何でもやる。絶対にやる。そうココロに誓ったのがクローゼットの整理だった。

とにかく毎朝、イラつく。ワンピはズリズリ落ちるは、ハンガーは絡むはetc. とにかく許せなかったのだ! 何が悪いって

まともなハンガーがないからだよ。スカートやパンツを止めるクリップも絶対的に不足(泣)。これじゃ、片づくはずがない。

まずは、一番近くにある100円ショップへ。私の求める物がナ、ない。よ~し、もう少し先の100円ショップだ。系列が違えば、

商品も違うしな。あったーーーーーっ! まさにコレだよ、コレ。買占めに走る走る(笑)。フッフッフッ。でも、スカート

クリップがないではないか? よし、さっきの店に戻るぞ。フッフッフッ。コレも買い占めに走る走る。用意はできた。後は

未空母の助けを借りるだけだ。クローゼットから出した洋服を、無造作に部屋中にバラまく。針金ハンガーは、すぐに跡が

できて、肩がダメになっちゃうんだよ。そんな細いハンガーに、パカッとはめるだけで太くなるプラスチックカバーを発見!

さすがは、便利Goodsの店をいつも徘徊している「未空家の匠」コト、超頼りになる未空母だ(笑)。母娘で一致団結し、作業

はどんどん進むが、と同時に私の腰痛も復活(泣)。あとモー少しだ。顔晴れ、未空。ゴールは近いゾ。えっさホイっさ・・・

終わったーーーーーーーっ! クローゼットは完璧だぁぁぁぁぁぁぁ! 未空母、どうもありがとう。涙でPCが見えないってか(笑)

♪今日のいいコト♪ またもや本やCDをもらい、どれもこれも今の私に必要な物ばかり。本当にありがたい(号泣)。全て感謝&感謝!

イベント

2002 年 9 月 14 日

今夜はかなり興奮しているせいか、いよいよ私の悪いクセが復活した。ここんトコ、全然なかったのになぁ。

実は私は、真夜中に突然、片付け物をしたり、昔はメイクに凝ったりetc. イベントをするクセがあるのだ(笑)。

最終で帰って来て、携帯をふと見れば、Mailアドレスをまだ登録してない友人がいるコトに気がついた。コレが

そもそも運のツキだった。そー言えば、スケジュールに登録されてたBirthdayが、いつの間にか消えてたんだよなぁ。

ひっくひっく。携帯Mailの着信音も変えたいなぁ。ゴロ~ンと横になりながら、502iのマニュアルを見る。ふむふむ・・・

一人一人確認しながらの作業なので、結構時間がかかる。このBirthdayは削除する、Keepする、実は、コレも大きな

気づきで、整理が必要だった事が判明! やっぱ、全てに意味あがるんだよねと思ったら、何だかノッてきたゾ(笑)。

そー言えば最近、ネックレスがメチャクチャになってて、気になってたんだよね。結構イラついてたな。よしっ、整理

しよう! ガラス戸から宝石箱を取り出し、フローリングの床に置いて、ネックレスを眺める。そして、1本1本丁寧に、

種類別にフックに掛けていくのだ。コレはあんまし使わないから、こっちの引き出しにしまって、あっやっぱコレは、

すぐに出せるようにしておくか。フッフッフッ。大満足だワイ。ついでに指輪もやっておくかな。かなりノリノリな私♪

むか~し、彼氏からバリ島のお土産にもらった真珠のネックレスだけど、何年も付けてないじゃん。コレ、本当に今

の私に必要な物ですか? いいえ(←キッパリ(笑))。それならば、今までどうもありがとうございましたと感謝して、

ゴミ箱へ。あっ、ボタンはここじゃないゾ(いそいそとタンスへ)。おかげで宝石箱はスッキリ! 気がつけば明け方(笑)。

まだまだやれそうだけど、ここら辺で止めとこーっと(笑)。どんどんキレイになる快感。常にシンプルでいる快感・・・

♪今日のいいコト♪ おいしい物を食べ、ステキな人と楽しい時間を過ごす事ができた。この出会いに、心から感謝しよう。

Gifted

2002 年 9 月 13 日

家に帰ってきた早々、未空母に手招きされた。ゲッ、イヤな予感がするなぁと思いつつ、恐る恐る自分の部屋に入った。

おんやぁ、キレイになってるゾ。おーーーっと、荷物がない。えっ? 一体どこに行ったワケ? 私がキョトンとした顔を

してると、「モー我慢しきれなくってね、全~部片付けたのよ。ホラッ、どう?」すると、クローゼットの下から、未整理の

紙袋が出て来た。い、いつの間に? 化粧水や綿棒等が入ってるカゴもない。「何でわざわざ、2つのカゴに分けとくのよ?

1つにまとめた方が使いやすいでしょ?」確かにそうなんだけど、入りきらないんだもん(泣)。「でね、こうしたのよ」と

ふと見れば、大型のプラスチックケースにキレイにまとめられている。「前に野菜を送ってもらった事があって、その時の

を大事に取っといたのよ」と得意げに笑う未空母。マジに恐れいいった! スッげぇ! コレはまさしく、彼女に与えられた

才能だ。英語だと、こんな時「She’s gifted」と言う。まさに、天からのギフト(贈り物)だ。ホントよく思いつくよなぁ(号泣)。

私の部屋は、キレイに片づけられてて、気持ちがイイ&超うれしい♪ とにかく未空母に感謝しよう。You’re genius!

♪今日のいいコト♪ 未空母の娘に生まれて良かった。今日はマジでそう思った。私には絶対ない才能を持っている。ワンダホー(笑)

It’s Me

2002 年 9 月 12 日

時間の使い方が最も下手な者が、その短さについて苦情を言う

/ジャン・ド・ラ・ブリュイエール(フランス・作家)

♪今日の気づき♪ 他人に期待しすぎは禁物。これも全て意味があるから・・・

911

2002 年 9 月 11 日

あの惨劇からちょうど1年。よくよく考えてみれば、「911」っていう数字は、日本で言えば110番に当たる。

今日、改めて気がついた。やはり「Emergency(緊急)」事態だったんだ。犠牲者となった消防員は343人。

その中の60人は非番だった。でも、この緊急事態にいてもたってもいられず、現場に駆けつけ亡くなった。

勇敢な消防員もそうだが、アメリカの底力は、一般市民の意識にある。1年前のこの日、テロ事件発覚後、

アメリカの大学では、学長から校内中の生徒に、一斉にMailが送られた。「今、あなたにできる事は何か?」と。

あっという間に、献血ができる人、ドミトリーの部屋に被災者を泊められる人、食事や毛布を運べる人etc.

ボランティアの輪が、そこかしこにできあがっていった。街中では、ボランティアに登録する人が後を断たず、

登録するまでに約3時間という、長い長い行列ができあがった。その列に、かなり高齢のおばーちゃんが一人

並んでいた。「えっ? こんな老人に何ができるの?」と誰もが思った。いよいよ彼女の番になり、受付者が

訊ねる。「あなたは何ができますか?」「私は石が拾えます」「Thank you! それでは、必ずご連絡します」

見事、彼女は登録された。これこそが、アメリカの底力なのだ! 日本の老人、ましておばーちゃんだったら、

ここまでできるだろうか? いや、おばーちゃんだけではない。私だって、「そんな事でわざわざ登録してもねぇ。

石を拾うんだったら、それはブルドーザーとかでやった方が効率もいいし」とか何とか理由をつけて、結局は

登録しなかっただろう(泣)。重い物を運ぶのは、若い人の仕事でしょ? いや、それは違う。誰だって石

ぐらい運べる。だからこそ、自分で運べる石を選べばいいんだ。運んだ分だけ、確実に片づいていく。まさに、

今、自分ができる事「イマデキ」なのだ。このおばーちゃんの意識は、どこから来るんだろ? これこそがアメ

リカ魂なのか(笑)? 9.11になると、このおばーちゃんの話を思い出す。私も見習いたい。そして、黙祷・・・

♪今日の気づき♪ 心のこもったうれしい手紙が届く。そっか、私はカエル<浄化>だったのか?! キーワードは「水」

ダメダメ

2002 年 9 月 10 日

それじゃぁダメだよって、頭ではわかってるんだけど、期待してる自分がいる。それもかなり・・・(泣)。

みんな、それぞれの生活があって忙しいんだからさぁ。それも頭では、十分過ぎるほどわかっている。

でも期待する。だって、待ってるんだもん。それは私の都合でしょ? 相手には相手のペースがあるんだよ。

うん、それもわかってる。全部わかってるんだってばさっ。脉診の達人A先生に言わせると、かなりストレス

を溜め込んでるらしい。今日の治療は、肺が中心だった。呼吸が浅いのは、そのせいだな。ジェット燃料を

撒き散らしたら、みんな大迷惑なんだよ。また、悪い性格が出て来てるよ、未空。気をつけなきゃダメだ!

♪今日の気持ちいいコト♪ 鍼灸であまりに緩み過ぎたのか、バスの中で爆睡。気がつけば終点までGoGoだ(笑)。

ありがとう

2002 年 9 月 9 日

わたしは傷を持っている

でも その傷のところから

あなたのやさしさがしみてくる

/星野 富弘

♪今日のイイこと♪ 私は私で、やはり独自の道を進んでいいんですね。

             クライアント役の方、どうもありがとうございました。

バトル

2002 年 9 月 8 日

未空母 「それで、このタンスの中味は、全部片付けたの?」

未空  「ンん~」

未空母 「えっ? やってないの?」

未空  「うん」

未空母 「あなた、一体何してたの?」

未空  「ママが旅行を楽しんでる間、ずっと寝てました。休んでました」

未空母 「・・・・・・・おかしいんじゃないの?」

未空  「先週、マジに死にかけてたんです。とにかく疲れてたんです」

~鬼のような形相をして、無言で立ち去る未空母へ、ココロの中の叫びぃぃぃ~

「まずは、私の命を守る方が先決です。これだけは絶対に譲れませんっ!」

♪今日のいいコト♪ 手作りのメロンパン&アンパンが届いた。おいしい夜のおやつTime♪ 非常謝謝。

地球交響楽第2番

2002 年 9 月 7 日

猛反省の1週間、今日初めてわかった事は、難民キャンプ生活から撤去作業Ⅲに至るまで、

週末を自分のために使えていない事だった。そのため睡眠不足も補えず、未空母との葛藤、

挙句には腰痛に悩まされ、心身共に磨耗した自分がいた。私は本当に疲れきっていたのだ。

今日は幸いな事に、未空母は友人達と旅行に出かけ、未空父も夕方からいない。久々に家

に一人でいた。とにかく寝た、寝た、寝た。とことん体を休ませたかった。もちろん撤去作業

なんて、クソくらえだ! 誰がそんな煩わしい事をするかーっ?! いや、してたまるかーっ?!

体は正直で、ようやく元気が戻って来た(笑)。そんな中、ようやく「地球交響楽第2番」を見る

事ができた。佐藤初女さんを始め、ジャック・マイヨール(彼の自殺は本当にショックだった)、

ダライ・ラマetc. それにしても、何て豊かな人達なんだろう(号泣)。映画は想像以上に美しく、

見応えがあった。地球にはまだ、こんな素晴らしい人間がいるのだから、決して捨てたもんじゃない。

自然と私の心が洗われていく。優しくなって、穏やかになっていく。そして、I Love Meができてくる・・・

♪今日のいいコト♪ 久々に自分を取り戻せた週末。豆乳で練った「おからドーナツ」はウマかった(笑)

猛反省

2002 年 9 月 6 日

一体、何をやってたんだろ? この1週間は特に異常だ。自分で自分に猛烈に腹が立つ。

最もやらなければならない仕事、大切にしなければならない事をどんどん後回しにして、

ただただ疲れきっている。連日の睡眠不足が災いし、午前中はほとんど頭が働いていない。

イライラ・ムカムカするし、一人で焦ってるし、マジに発狂しそうになった。最近、師匠にも

会ってないから、私自身の心のガス抜きができていない(泣)。でもまずは、生活時間の

シフト及び改善が最優先だ。私ほど時間の使い方が下手な奴はいないんじゃないかなと思う。

極端な自己管理能力の欠如だ。本当に情けない。毎日毎日、ダラダラ夜遅くまで起きている。

夜中になればなるほど、頭の冴えが良くなるからだ。仕事も夜中。特にMailカウンセリングは、

明け方に返信する事もしばしば。どうしてこういう事態に陥るんだろ? 強烈な自己嫌悪だ。

完璧に体内時計が狂っているではないか? 何とかしようよ。天がお前という人間を試している。

♪今日のいいコト♪ 超久々にクリス・レアの「Fool」を聴いたら泣けてきた。名曲は色褪せない・・・

カワイイ

2002 年 9 月 5 日

ようちえんで まちがえた

せんせいのこと

おかあさん、てよんじゃった

ぼくは あかくなって

せんせいは もっと あかくなって

そんなに おかあさんが

すきなのねって

いいました

/阪田 寛夫「すき すき すき」より

♪今日のおめでとう♪ 未空弟2号のBirthdayなのだ。フッ、また1つオヤジになったな(笑)

達人

2002 年 9 月 4 日

昔、伊勢の国、桑名の港で、渡し船が途中で大時化(おおしけ)に遭って難破し、乗り合わせたほと

んどの人が溺れ死んだ。そこで、流れて来た溺死人を、岸辺の砂浜の上に並べて、桑名の役人が、

一人一人検視を行った。ところが、その中の一人坊さん風の者が、どうみても死相になっていない。

「この坊さんは、死んでおらぬようだ」「いいえ、もうすでに息絶えております」と下役人。検死の

役人は相当の心得のある男のようで、「いや、真死でなく、仮死らしい。とにかくその者の肛門を

調べてみよ。必ず締まっていると思うから」と。下役も不審に思って、調べて見ると、上役の言った

通り、他の溺死体と違い、肛門が固く締まっていた。「仰せの通り、締まっております」「そうで

あろう。では、手当てしてみよ。生き返るから」。下役が型の通り、水死人に行う手当をすると、

やがてこの坊さん、息を吹き返した。そこで、検視の役人が「ご坊は、いずれの沙門か存ぜぬが、

よほどの心得のある方とお見受けします」と言うと、かの坊さん「どういたしまして。愚僧はまだ

修行中の未熟者にございます」「いや、なかなか、そうではござらぬ。大事にのぞんで、肛門を

締められるなどは、未熟の者にできない事。誠に感服しました」「肛門を締めましたのが、さほど

お誉めに預かりますか?」と坊さんが不思議そうに問い返した。「数多くの溺死人、みんな助かり

ませなんだ。その中で、ご坊だけは肛門は締まっていて、生き返られた」。かの坊さん、いと感慨

深げの面持ちになって、「左様でございますか。さてさて、愚僧のお師匠さんは、偉いお方でござい

ます。実は愚僧は、目下京都におられる、白隠禅師の下に使われております、白翁と申す者です。

この度、所用のため、郷里に立ち帰る途中、この災難に遭いました。京を発足致します時、師の

ご坊が『旅は世慣れぬもので、ひとしお気をつけねばならぬものだ。とりわけ、何かの大事に出遭

うた時は、何をおいても、肛門だけは緩めるでないぞ』と仰せになりました。その時は、格別何とも

思わず出発しました。桑名の渡し船に乗りまして、間もなくです。大時化で、船頭衆も、もうとても

ダメだから、乗り合いの皆さん、覚悟して下されとの事でした。その時、ふと出発の際に、師のご坊

のお言葉を思い出しました。どうせ助からぬものなら、せめてこの一期の大事に、何はともあれ、

師のご坊の仰せの通り、肛門だけを締めようと。船から波間へ、振り落とされる刹那までも、その

事だけを一所懸命に念じ、そのまま気を失いましたのですが・・・」。この物語を黙って聞いていた

役人は、「さすがは、日本一の高僧よ!」と、いたく感心したという話じゃ。

♪今日の達人♪ 太極拳のS先生はスゴい。いつも私の先を行く。やっぱブルース・リーは美しいわよね(笑)

うぅぅぅ~

2002 年 9 月 3 日

週末のハードな撤去作業のおかげで、腰痛が悪化! 肩こりも凄まじい(泣)。早くMyオアシスに行かねば。

脉診の達人A先生に、痛いよぉツラいよぉと訴えたら、「大丈夫、すぐ治りますよ」と言われ、ホントにその

通りだった。マジに感動した。うるうるうるうる・・・ ありがたいよね。私の「おカラダ駆け込み寺」だな(笑)。

スタッフの方も素晴らしい人達ばかりなので、お灸にもずいぶん慣れたなぁ。鍼で体の気の調整をして、お灸は

血流を良くするらしい。この治療院に来ただけでホッとするし、体だけじゃなくって、心も癒されていくのがわか

るんだよね。やっぱ切り離しては考えられないんだ。穏やかな人達に会うと、穏やかになれる。忙しければ

忙しい時ほど、Myオアシスの重要性を痛感させられる。ご縁を頂けて良かった。本当にありがたい。腰痛全快♪

♪今日の感謝♪ 母娘揃ってお世話になっている。A先生を始め、スタッフの皆さん、これからも夜露死苦(笑)

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