桜ヒーリング in 巣鴨・染井霊園

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昨年は3.11の影響で、お花見どころではなく、帰宅難民の恐ろしさも
手伝って、多くの人達が遠出を避けたと思う。毎年、桜の開花の頃
に行われてきたお祭りやイベント等が急遽、取り止めになり、何でも
自粛、自粛の嵐で、日本全体に暗い影を落とした。

昨年、ゆっくりと桜を眺めた記憶はない分、今年は意識的に桜三昧
でいこうと決めた。桜の名所、巣鴨に空庵事務所はある。天気の
良い日は絶好の花見日和だ。ワンコの散歩の如く、桜の咲いている
方へと歩いて行き、最終目的地の染井霊園に向かった。

霊園内には、約100本のソメイヨシノが植えられ、遊歩道の一部は
桜並木になっている。フリー百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」
によれば、明治政府は神仏分離政策を薦めていたため、神式の
葬儀が増えたものの、既存の墓地の多くは寺院の所有であり、
埋葬する場所が確保できなかった。

また、キリスト教会も墓地を持っていなかった。このため寺院の
所有でない墓地を造る必要に迫られていた。1872年に明治政府
によって、播州(ばんしゅう)林田藩建部(たけべ)邸跡地に、神葬
墓地として開設される。

1874年に東京府の管理下に置かれ、宗教によらない公共墓地と
なる。1889年には東京市に移管され、1935年に「染井霊園」に
改称された。ソメイヨシノは今が満開で、青空にピンクの花びら
が映え、息をのむほどに美しい。上野公園よりずっときれいだ。

染井霊園には陽明学者・安岡正篤(まさひろ:細木数子の元夫(笑))
や美術家・岡倉天心、小説家・二葉亭四迷、詩人・高村光太郎と
妻智恵子、東洋のナイチンゲールといわれたアメリカ人女性、
ローダスカ・ワイリックなど、有名人のお墓があるのだが、私の
ような地図の読めない女には、探すのはとてもムリ(笑)。

美しい桜を見ながら、私の頭の中にはずっと、大好きなバート・
バカラックの名曲「エイプリール・フール」が流れていた。こんな
に穏やかで、心身共にリラックスしたのは久しぶりだなぁ。

桜を見れば見るほど、優しい気持ちになっていき、可愛らしい鳥
の声のBGM。この至福の時をどうやったら、言葉に表せるのか
と思うほど、幸福感に浸って、涙が出そうになった。

こうして平日の昼間に、お花見ができる事、心身共に健康である事、
巣鴨に空庵の事務所を持てた事、いつも支えてくれる家族がいる事、
仲の良い友人がいてくれる事、自分の仕事がある事、食べ物に困っ
ていない事、住む家がある事など、数え上げればキリがないほど、
私は恵まれていると思った。ただひたすら有り難い。万物に感謝だ。

最近、まとまった時間を瞑想に充てていないの、桜の下で瞑想
をする事にした。暖かな日差しの下で、そよ風に頬を撫でられ、
春の空気を体いっぱいに吸い込むと、これ以上ないほどの充実
した時間に感じられた。

他に何もいらないなぁ。十分満足で、心から幸せだ。

やはり瞑想の後は、視界がクリアになり、思考が整うと同時に、
体にパワーが宿る。ショックな事もあったけど、やっぱり「いつ
でも笑っていよう」と決めた。

人に優しく温かく。心温かきは万能なり。

そして来年もまた、染井霊園で桜ヒーリングを受けよう。そうしよう。
綺麗な桜に可愛い小鳥さん達、どうもありがとね。元気になったよo(^-^)o

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

たった一言でもいいので、コメント下さいね。

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