インナーネット

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ある事が調べたくて、ヤフっていたところ、2ちゃんのスレに辿り着いた。
いつもなら「ふ~ん」という程度で、テキトーに流すだけなのだが、読み
進めていくうちに「えーっ、そ、そうなの?」といった驚くべき真実もあり、
とうとう全部読んでしまった。

その間も様々なサイトにリンクが貼ってあり、飛んでいくと目からウロコ
の事もあった。アタマをガッツーンと殴られたようなスレもあり、もちろん
全てを真実とは思わないが、それにしてもかなりの情報通がいる。全て
に目を通しておいて、本当に良かったと思う。

ここ数ヶ月、今まで会った事のない人やご無沙汰していた人と積極的
に会うようにしていた。老若男女問わず、貴重なアドバイスを下さった
お一人お一人に心から感謝している。この気持ちに嘘、偽りはないが、
それにしても意見が真っニつに分かれ、対極に位置しているのは、一体
どういう事なんだろう? もちろん、どの人もそれぞれの分野でれっきと
したプロであり、技能・実力においてもお墨付きの人達である。

私はよくインターネットで調べものをするが、一番大事なのは“インナー
ネット”だと思う。たった1文字の違いだが、この差は天と地ほどの開き
がある。インナーネットとは、自分の内側の網=センサーだ。この人は
こう言っているが、自分はどう思っているんだろう? それは正しいん
だろうか? 本当のところはどうなんだろう?

社会学者の宮台真司氏が著書の中で、「命に別状ない程度に、自分
で体験するしかないんですよね」と語っていた。それでもし死んだら、
それも運命だ。私の中では辻褄が合っている事でも、周りからはちぐ
はぐに見える事がある。その逆も然り。

美老庵・師匠は「人は生きた分だけ解り、解った分だけ生きる」と言う。
インナーネットはそれを踏まえた上で、徐々に構築されるものなんだと
思う。人が元気をなくした時、知らないうちに自分一人の世界に入り
込んでいる。つまり、知らず知らずのうちに、自分一人の世界を創ろ
うとしていて、寂しさを感じながらも、敢えて孤独な世界に身を置こう
とするのだ。

だが、それを単純に×、ネガティブな状況と受け取らず、“インナー
ネット構築期間”と捉えらたらどうだろう? 決してムダではない貴
重な時間となるはずだ。それこそムダにしちゃ~、もったいないよね。
20060219
♪スリランカ滞在中、ずっと雨に見舞われ、こんな事はめったにないと現地のガイドさんも首を傾げていた。ランチを食べたレストランから見える河は、時間になると象の水浴び場となるが、増水した河の流れは想像以上に早い。この何倍も早く、且つ高さのある津波が襲って来たら、人間なんてひとたまりもないだろう。

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