2008 年 5 月 2 日 のアーカイブ

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ギブ・キッズ・ザ・ワールド

2008 年 5 月 2 日

ギブ・キッズ・ザ・ワールドというのは、
余命が限られた難病の子供達をディズニーワールドに
無料招待するためのボランティア施設です。

この施設を創設したのは、ヘンリ・ランドワースさんという方。

20年以上前、ランドワースさんが経営していたホテルに、
ある家族客から予約のキャンセルが入りました。

その理由を知った時、ランドワースさんはショックを受けます。

難病の子供の「ディズニーワールドに行きたい」という願いを叶えるために、
両親がホテルを予約していたのですが、その子が亡くなってしまったのです。

その子の最高の夢は、「ミッキーマウスに会うこと」でした。

「その子の人生で最後になるであろう夢を、叶えてあげられなかったなんて・・・」

ランドワースさんは、全財産を投げ打って、ディズニーワールドのそばに
広大な土地を購入します。

そして、同業の仲間達だけでなく、世界中の有名なテーマパークにも呼びかけて、

難病の子供達をフロリダに招待するという、一大プロジェクトをスタート
させたのです。

こうして、ギブ・キッズ・ザ・ワールドがスタートしました。

無料で招待される家族は、航空券・食事・宿泊・遊園地のチケットを提供され、
夢のような1週間を過ごします。

ここでは、「最後のクリスマスになるかもしれない」との思いから、
毎週クリスマスパーティーが開催されます。

子供達の就寝時間を伝えておくと、ミッキーやミニーが「おやすみ」
の挨拶に来てくれます。

1日だけ、両親のデートの時間が用意され、その間はスタッフが
子供と遊んでくれます。

ギブ・キッズ・ザ・ワールドは、ランドワースさんの意志に共感した世界中
の企業と、たくさんのボランティアの奉仕によって支えられています。

施設が完成するまでの事を、ランドワースさんは、こう振り返ります。

「私が契約書にサインしたのは、この土地を購入した時だけ。

後は全て、握手だけでこの事業が完成した。
全てが人の善意によって動いているのです」

そしてランドワースさんは、こう言います。

「私は人のためにやっているのではない。自分のためにしているのです。
子供達の笑顔を見る事で、私が喜びや生きがいを感じられるから、
やっているのです」

/携帯メルマガ「てっぺん大嶋啓介の【夢エール】」より引用

P.S この「ギブ・キッズ・ザ・ワールド」にシンクロして、
   小学4年生の子が交通事故で危篤状態となり、
   みんなで祈りを届けてほしいというメルマガが
   届きました。くわしい内容は「寂庵(BBS)」にUP
   しましたので是非、空庵の皆さんのお力を貸して
   頂けないでしょうか。この子の命を何としても
   助けたいです。どうかよろしくお願いします。
20080502

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