2013 年 6 月 1 日 のアーカイブ

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江戸時代からの伝統を守る除災招福「稲荷鬼王神社」の厄除け

2013 年 6 月 1 日

東新宿のパワースポット「稲荷鬼王神社」に導かれた際、この神社
が発行しているA4用紙の両面に書かれた、厄除けや干支に関する
記事がとても興味深かった。こーゆーのって、つい読んじゃうんだな、
コレがっ。面白くってためになる。∴空庵でシェアしたくなる(^_-)-☆

ちなみに「干支(えと)」とは、「十干(じっかん:甲〈きのえ〉・乙〈きのと〉
・丙〈ひのえ〉・丁〈ひのと〉・戊〈つちのえ〉・己〈つちのと〉・庚〈かのえ〉
・辛〈かのと〉・壬〈みずのえ〉・癸〈みずのと〉)」と「十二支(子〈ね〉・丑
〈うし〉・寅〈とら〉・卯〈う〉・辰〈たつ〉・巳〈み〉・午〈うま〉・未〈ひつじ〉・
申〈さる〉・酉〈とり〉・戌〈いぬ〉・亥〈い〉)」を組み合わせたもので、
2013年は癸巳(みずのと・み)となる。

以下、A4用紙の両面に書かれていた内容を抜粋&引用させて頂く。

厄年は魂の冬ごもりにあたる年で、「役年」ともいい、決して悪い年と
いう意味ではない。人生の節目に当たる時期を「厄年(役年)」という。

鬼は「鬼瓦」のように、災いを近づかせないようにという力を持つと
いわれ、稲荷鬼王神社はその鬼の王様という意味の名を持つ事
から、江戸時代から盛んに厄除けが行われ、現在でも江戸時代
からの厄除けの伝統を守る数少ない神社として、全国から多くの
人が悪しき事を祓って、良き年にしようとご祈祷に来られるという。

そして、残念な事に多くの社寺は、明治時代に江戸時代に各社に
伝わっていたはずの独自の干支由来を、迷信として廃止したため、
干支の縁起物が土産物屋で販売されているのと変わらない授与
のされ方をしている。

稲荷鬼王神社に伝わる干支由来は、江戸時代に寺子屋を開いて
いた事や神仏習合の関係から、神道・仏教・儒教・陰陽道に関わ
る話や学問的な話、道徳的な話、言葉遊びのような話で構成され
ている。社伝ゆえ、本などに書かれている干支の話と違う事もあり、
代々の宮司がその時代に付け足してきたため、矛盾や話の整理
がされていない部分もある。

つづくーっ。

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