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大自然を抽象化すれば神となり、神を具象化すれば大自然となる

2018 年 2 月 18 日

私が今まで生きてきて、一番感動した風景は、San Diego

からの帰国直前に乗った気球だ。辺り一面、見渡す限り、

雲に囲まれ、目の前には輝く太陽。その光の向こうから、

今にも白いひげを蓄えた神が現れそうな気がしたからだ。

飛行機から見る朝陽にも感動したが、窓ガラスが邪魔を

する。気球には遮るものが何もない分、ここは天国か?

と錯覚したほどだった。って、まだ行った事ないん

だけど(笑)。あまりに美しすぎて、神々しくて、

涙が出そうになった(T^T)

他にも、マイナス35度の中、カナダ・イエローナイフで

観たオーロラだ。まつ毛が凍るため、目を開ける時にグッ

と力を入れないとならない。凍った湖に大の字になって、

たくさんの流れ星を眺めていた。もう願いかけ放題だ(笑)。

滞在日数を伸ばし、明日バンクーバーに戻るという前夜、

突如、暗闇からピンクとグリーンのカーテンが、ひゅる

ひゅるひゅると降りてきた。「あっ、オーロラだ!」と

大コーフンして叫ぶも、あっという間に消えてもーた。

ほんの数十秒だったが、あまりの美しさに息を呑んだ。

あるいは、標高4,205mのハワイ最高峰マウナケア山頂から

見た広大な雲海。富士山より高い所からの夕陽は、まるで

朝日の如くまぶしくて、日本の茜色の「夕焼け」とは違い、

まさしく「ザ・サンセット」といった感じだった。

「大自然を抽象化すれば神となり、

神を具象化すれば大自然となる」

という釈迦の言葉は、私の体験と相まって、腑に落ちて

いった。大自然は「真・善・美」の神の世界であり、

触れると自分の内側から、何かがスーッと流れていく。

これがきっと、「クリアリング=魂の浄化」なのだろう。

「美しいものを見なさい。美しいものに触れなさい」と

いうのは、クリアリングには欠かせないからなんだろうね。

私にとって、魂の浄化は大自然とセットだった。

ところが、それを人間でもできると教えてくれたのが、

66年ぶりに五輪連覇を果たした羽生結弦クンだ!

帰って来た王者の演技を見る度に、私の中で浄化が起こる

のは、羽生クンが「真・善・美」を体現してくれたからに

他ならない。まさに神の世界で、気球から見た天国の

ような風景や、神秘的なオーロラ等と同じレベルで、

私のココロの澱を洗い流してくれたのだ! こんな体験は

生まれて初めてで、感動に打ちひしがれている。

今から10年以上前、初めて読んだアガスティアの葉の予言

には、「私はあなたに、秘密を語りましょう。シヴァ神と

女神パールバティーがある人々を通じて、世界に力を及ぼ

している訳ですが、そういう人達は世界で大変、数が少ない。

その中の重要な人の一人が、あなたの瞑想の先生です」と

書かれていた。世界に影響を及ぼしている羽生クンは、

間違いなく、その重要な人に入っているはずだ、

キッパリ( ̄^ ̄)ゞ 今となっては右足のケガは、金メダル

への伏線としか思えないよね。

羽生クン、五輪連覇、心からおめでとうございます!

魂の浄化をしてくれて、ありがとうございます。

右足のケガをしっかり治して、また氷上に元気に戻って

来て下さい。私もあなたのように、進化・成長したいです。

まずはその前に、大変お疲れ様でした。ゆっくり休んで

下さいね。あなたと同時代を生きられて、私はとっても

幸せです(^-^) 「真・善・美」をありがとう、羽生クン!

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