自分探しの旅

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失恋の経験をした事がありますか? 人は、誰しも多かれ少なかれ、異性を意識して、

恋愛や失恋の経験をしているものだと思います。大切なこの関係が終わると感じた瞬間、

自分自身の感情を襲う、何ともいえない孤独感、焦燥感。「なぜ、私じゃいけないの?」

「どうして心変わりしてしまったの?」と相手の心を勘ぐる気持ちが、次々に現れます。

やがて、諦めなければならない事が鮮明になってきた時に、それでも感情を支配する

未練が、「いつか後悔させてみせる」などと、悲しい呟きを表出させたりもします。

いずれにしても、それは外向きのベクトル。時間が経過し、少し落ち着いて物事を考え

られるようになった時、次のような疑問を自分自身に問いかける人もいるようです。

「私は、彼の何に魅かれていたのだろう?」「私は、彼に何をしてあげる事ができた

のだろう?」「私はこの恋を通して、何を得たかったのだろう?」。恋愛を通して、人間

が少し成長する瞬間です。問いのベクトルは内向き。このような事を考える放浪の

事を「自分探しの旅」ともいいます。仕事に傷つき、自分の方向性が見えなくなった時、

多くの人は外向きベクトルで、まずものを考えます。「なぜ、こんな安い月給で働かな

くてはならないのだろう?」「あんな上司の元にいるから、いつまでもウダツが上がら

ない」「この不況下で、売上げを上げろなんて、無謀も甚だしい」。なるほどゴモットモで

ある。しかし、いずれも外向きの感情ベクトル。外に原因を追求しているうちは、本人

に成長はあらわれない。成長に繋がらない思考は空しい。キャリア理論の大家である

ドナルド・スーパーは「仕事は、自己概念を持ってあらわす」「自己概念は興味・能力・

価値観によって成り立つ」と説明しました。興味とは「自分は、この仕事の何に魅かれて

いたのだろう?」。能力とは「自分が、この仕事に貢献できる能力とは、どういうものだ

ろう?」。価値観とは「自分は、この仕事を通して、何を得ようと思っていたのだろう?」

という問いかけによって、理解できるものだと言います。まさに「自分探しの旅」。自己

概念とは、人生観そのものであるといって構わないし、興味・能力・価値観の探索こそが、

生き甲斐のテーマであるとも言える。マズローの5段階欲求説の最上位欲求が、「自己

実現」である。「自分のなるべきものになろうとする欲求である」と解説している。あなた

には、この自己実現の欲求の意味が、「本当の気づき」として理解する事ができるだろうか?

もし、あなたが「自己実現の意味」を理解したとしたら、それは、あなたの自己概念が明確

になっている証である。もし、その反対であるなら、今一度考えてみるといいでしょう。

「あなたは、何に関心を示して、この人生を歩んでいこうと思っていますか?」

「あなたは、この人生の中で、自分の何を発揮していこうと思っていますか?」

「あなたは、この人生を通して、どのような価値を得たいと思っていますか?」

/山本 正樹(経営コンサルタント、株式会社理想経営代表)

♪今日の執着 MOがデータを読み込み中にフリーズ。強制終了で再度挑戦。ふと考えて翌日、試してみたら、見事に読み込んだ。執着はイカんぜよ。

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