自分病

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20041210
今、私の元には、5万をはるかに超えるリストカットや、自殺願望の子供達からの相談Mailが届いています。

その9割以上は、女の子からのものです。また私の講演会にも、数多くのこの問題で苦しむ子供達が訪ね

て来ます。その子供達と関わってみて、思う事があります。1つは、ある程度の期間以上、精神科の投薬を

受けている子供達に、私ができる事がほとんどないという事です。向精神薬や睡眠薬がそれ自体、ドラッグ

であり、依存性を持つ事は皆さんも知っていると思います。また、このような薬は鬱(うつ)や自殺願望など

の心の症状に対して、一時的に対処するためには有効でも、それらの心的症状の元にある原因の解決に

はならず、単なる対処療法として使用するものです。それを長期にわたって投与されている場合、それら

の薬への依存や、それらの副作用にまで対処する事が必要になり、医療の力でなくては対処できません。

もう1つは、これらの悩みを抱える子供達の多くが、「自分病」だという事です。自分の過去と今に捕らわれ、

心がパンパンになり、その中でリストカットや自殺願望に捕らわれています。これらの子供達にとって、自分

は最も哀しい存在であり、人は自分の事を誰一人わかってくれず、みんなが自分を疎外していると思い込ん

でいます。意識が全て、今と過去の自分に向いてしまっています。その結果、親や回りの人が見えなくなって

しまい、それどころか、親の優しい一言までもが、嘘に思えてしまっています。これらの子供達に多くを語らせ、

また多くを語る事は危険です。言葉は、意識をさらに自分の中へと向かわせます。私は、彼らには「哀しいです。

まずは、優しさを周りに配ってごらん。必ず変わるよ。水谷が付いてます」とだけMailを返します。こんな事で

彼らが救えるのか、と思う皆さんもいると思います。しかし、8割方の子供達は、これで気づいてくれます。他者

を思いやる心、優しさに、優しさが返って来た時に。私は今、これらの子供達を皆さんの元に戻す接着剤の役割

をしています。お願いがあります。私がいかに、彼らを皆さんの元に戻しても、優しさが皆さんから返らなければ、

彼らをもっと追い込む事になってしまいます。優しさを配って下さい。

/水谷 修(夜回り先生)

♪今日の和風 江戸時代に実際作られていたXmasツリーもどきは、たくさんのランタンを美しい千代紙でラッピングしていたとか。

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