続・とらばーゆ物語

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面接官から「ご結婚の予定は?」に続き、ワタシだけに
お決まりの質問。それは「ピアノ科を専攻されていたん
でしょう。どうしてピアノの先生にならないんですか?」

出たぁぁぁぁぁ~。そして、私は「ピアノは趣味で十分
ですから」と言うと、決まって「そんな~、せっかく
長く続けてらしたんですから、もったいないですよね」

そんな日々に飽き飽きしていた頃、ある出版社で、面接
の際にアンケートを書かなければならず、そこに「尊敬
する人は誰ですか?」という質問があったので、私は迷
わず「マザー・テレサ、大石順教」と書いた記憶がある。

この就職活動の際、私の支えになった人が、大石順教
尼だったのだ! とゆーのも、彼女の歩んだ人生は、
あまりに過酷で、それに比べれば、今の私の仕事探し
なんて、笑っちゃうくらい超ラクと思えたからだ。

結局、私は計2社の一次面接に合格したのだが、この
出版社が親会社となる企業に決め、もう一社はお断り
させて頂いた。ここの社長は、私の卵色の面接用勝負
スーツを褒めてくれ(笑)、電話でお断りした時も、
「とても残念ですよ。本当に惜しいですね」と言って
下さったのが忘れられない。

この時、たくさんの会社に落ちまくった私の自尊心が、
どれほど救われ、回復しただろう。本当にうれしくて、
今でも心から感謝している。

生まれて初めて正社員となった企業では、顧客管理と
癌患者さんの電話カウンセリング業務を担当する事と
なり、思えばここが、空庵の原点ともいえる。

後で聞いたら、私は面接を受けた最後の一人で、最年
長だったそうな(笑)。もし、あの時、この会社を蹴って、
あの泣かせる社長のいる会社に入社していたら、私の
人生はどうなっていたのだろう?

だが、空庵を立ち上げるための準備は、すでに始ま
っていて、顧客管理をするのも、電話カウンセリング
をするのも宿命だった! 正社員になるまでも、
ホ~ント怒涛の日々だったが、ここからは更にパワ
ーアップして、様々な出来事が目まぐるしく起こり、
恋愛モードも全開で色々な人に出会っていく(笑)。

あーっという間に、あれから10年が経過したが、
あの時の会社の条件とは、かけ離れた人生を
歩んでいる。こんなワタシに誰がした(笑)?

全ては必然、過去は感謝だね。ところで、私が
尊敬する大石順教尼とは?
20081213

ナマ拳、その他のスケジュールはこちら

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