天賦の才能

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私が信頼しているある治療家のブログを読んでいると、こんな事が綴られていた。

“自分に対して厳しすぎる。それは完璧主義だから。でも完璧って何だろう?
そもそも完璧ってあるのか? 以前の僕は人に厳しく、自分に優しい人間
だった。現在の自分は人に厳しく、自分に厳しい人間に変わってしまった
ようだ。なぜだろう? それは20歳代前半のグータラ生活から、人生が大き
く大きく変わったからじゃないかなぁ。全財産残り8円。住んでいる場所は
工事現場のプレハブ。仕事は7:00~18:00までドカタの仕事。こんな絶望
の状態から、奇跡の復活を遂げた自分であるが、そこからの復活は並大抵
じゃなかったはず。大体、ここから治療院を開業する先生へと変貌するんだ
から、人生とはわからないものですね”

彼はある重要な事を目指している。そこで、

“もしかすると、「日本の・・・界を背負って生きている」とか思っている
んじゃないかなぁ。この想いが強すぎて、自分にも他人にも厳しくなって
いるのかもしれない。J(←彼の恩師の名前)だったら何て言うんだろう。
きっとこのように言うんだろうな。

「神から頂いた天賦の才能を活かす事をしなさい」

自分の天賦の才能とは何だろう?”

そして、彼は自分の才能を9つ挙げている。

“こんな感じかな? 結構良いところがあるじゃない。昨日もオラクルカード
のエンジェル1を引きました。そうすると出てきたカードは、「自分を受け入
れる」「信頼」の2枚が正位置でした。自分の事を受け入れて信頼する事が、
天賦の才能を活かせるみたい。そうか、自分本来の能力を出し切っていな
いんだ。だから、人に厳しく自分に厳しく完璧主義なんだ。今日一日トライ
してみよう!”

最後に「自分の事を受け入れ、自分の持つ力を信頼する」と締めくくっていた。

これは今の私にも当てはまる。理想があるのに、なかなか近づけないイラ
イラ感。家族のストレスと募る焦燥感。現実は否応もなく押し寄せて来る。

自分の天賦の才能を信じたい。だが、思うような結果が出ない。こんな時
こそ自分が試されていると頭でわかっていても、なかなか冷静ではいられ
ない。いつまでこんな状態が続くのだろう。

とにかく、今はプラクティスプラクティス。それしかない。

1年後、今の自分を懐かしく思えたらいいなぁと思う。

うん、絶対そうなるから大丈夫。

自分の事を受け入れ、自分の持つ力を信頼しよう。

そうしよう。
20060729

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