カリスマ③

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「誰に何と言われようと、サイババの写真を取り外すつもり
はないよ」という、この方から習ったもう一つの大事な教えは、
「泰山などの霊的な旅に出る時は、一番上の方に心を合わせ
ればいいんだよ。心合わせをしていれば、どんな時でも大丈夫」
という事だった。

南インドの旅でいえば、さしずめG氏の事だろう。泰山への
旅は、ある神官の方が中心となり、日中の国際交流だったが、
考えてみれば、この時も帰国前夜、急遽ホテルの中庭で
「上弦(下弦?)の月の儀式」が執り行われた。参加は自由。

頭に巻く白い布がなかったので、枕カバーで代用し、
他の宿泊客から見れば、ミョ~な集団に映っただろう(笑)。

だが、この時の儀式では、その神官の方の祝詞が始まると、
渡された稲穂が手の中でプチプチと動き始め、大地のバイ
ブレーションが正座する足元から伝わってくる。急にゲップ
が止まらなくなった女性は、浄化作用だったらしい。

いわば「神降ろし」の一端を体験できた貴重な儀式だった。
正直、儀式って迫力があって、凄いなと思った。と同時に、
儀式にはこれぐらいの凄い力があるので、真面目に真剣
に受けなければいけないなと実感した。

この神官の方は、まさにカリスマだ。そういう方に出会った時、
一番大切なのは、その人間の何にフォーカスするか、だ。

自分で良いと思えば、即取り入れればいいし、悪いならば
サッサとやめればいい。至って物事はシンプルだ。「シン
プル・イズ・ベストではなく、ベスト・イズ・シンプルなのよね」
と太極拳のS先生は言う。ホントにそうだね。

いつも極意を教えてくれて、ダニヤバード(ありがとう)×100!
20080724
♪私達ご一行が会場を後にすると、拍手が沸き起こり、まるでスターを見送るかの如く、みんなが手を振って来る。日本人を見たのは、生まれて初めてなんだろう(笑)。私達もニコニコ笑顔を振り撒きながら、手を振り返し、夕食の場所へと向かう。そこで見たモノとは!?

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