2003 年 11 月 22 日 のアーカイブ

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Matrix

2003 年 11 月 22 日

なぜ人は戦うのだろう? 「マトリックス・レボリューションズ」を見ながら考えていた。最後の闘いも終わりに近づいている。

容赦なくザイオンを攻撃するマシンと、防衛一方の反乱軍。センティネルズの大群が襲いかかる。絶望感を跳ね返すように、

自由への渇望を募らせる人々。ネオは自らのパワーを最大限に引き出せるのか? そして闘いを終わらせる事ができる

のか? 全てが終わる前に・・・ この映画はキアヌが主演じゃなかったら、多分劇場には行かなかっただろうなぁ。当初、

主演にはレオナルド熊じゃなくって(笑)、レオナルド・ディカプリオという話もあったらしい。ハッキリ言う。絶対似合わないよ!

イメージ違いすぎ。これはキアヌじゃなきゃダメなんだーーーっ! でも、マトリックス1が一番カッコ良かったね。本当にドキ

ドキしたもん♪ リローデッドはトリニティーとのラブ・ストーリーが中心で、うーむって感じだったしなぁ。レボリューションズは、

さすが完結編だけあって、壮絶だよ、おっかさん(笑)。賛否両論が激しかったんだけど、私はすっご~く楽しめたなぁ。こんな

に戦闘シーンがいっぱいあるなんて、思いもよらなかったし、マジに大迫力よ。あんなアトラクションがあったらなぁ。一緒に

見た友人は、映画の後に行った新宿・歌舞伎町の居酒屋で、「乗り物酔い気分が抜けない」と言ってたっけ。私は横でレスカ

(←死語だな(笑))に、おいしい比内鶏のねぎま串をパクついてたけど(笑)。でも、ロボットで闘う時の兵士は、未来なのに

人馬一体型で、あまりに無防備だと思う。あれじゃ、やられちゃうってばさ。ミフネ艦長かわいそすぎ(泣)。ザイオンがあんなに

凄まじい戦闘で、ほぼ壊滅状態だったにもかかわらず、戦闘経験ゼロの少年兵は生き残るし、最後の最後になって、あんなに

助かってる人が多いのには、♪あ~~~ん あ~んオドロイタ(笑)。オイオイ、みんな今までどこにいたワケ? ネオはマシン

世界の究極のパワー、デウス・エクス・マキナと対抗し、滅びゆくザイオンにとって、最後の望みである取引を申し出る。デウス・

エクス・マキナがネオに聞く。「お前の望みは何だ?」「平和だ」。それじゃ、この究極のパワーの望みは何だったのか、そこを

もっとツッコんでほしかったね、ネオ(笑)。機械といえば、思い出すのが銀河鉄道999だ。ゴダイゴの主題歌は、今聴いてもワク

ワクする。機械伯爵に母親を殺され、自らが永遠の命を求めて、星野鉄郎の旅は始まった。しかし、メーテルと旅を続けて行くうち、

鉄郎は様々な事を学び、体験し、生身の人間の尊さに気づいていく。そして、最後には「永遠の命なんていらない」という価値観

に到達し、限りある生を全うするんだという、鉄郎自身の人間哲学を打ち立てる。大人になって改めて考えると、かなり仏教的だ

なぁと思った。機械 VS 人間は、ブレードランナーや銀河鉄道999、マトリックスに到るまで、古くて新しいテーマなのかもしれない。

いよいよスミスとの激闘の末、ネオはやられそうになるが、それでもまた立ち上がる。決してくじけず、断固あきらめない。「なぜ、

そこまでして闘うのか?」「それを選択したからだ」。イイねぇイイねぇ、シンプルだね。スミスと闘うことを選択したネオ。理由は

それだけだ。それが、後の世界の平和につながろうと、愛のためだろうと、とにかく今は、スミスと戦う事だけしか考えない。それは

強いよ。負けないよ。スミスはネオの負の部分なんだけどね。つまり一心同体、少女隊なのだ(笑)。ネオが、マトリックスとマシン

世界の間にある無人地帯に取り残された時、「自分で入って来たのだから、元に戻れる道も知ってるはずだ」と言った。何かピン

とくるセリフだったな。「マトリックス・レボリューションズ」のコピーは、「始まりがあれば、終わりがある」。コレって、まさに「全て

過ぎゆく」じゃん。ヘッヘッヘッ。ネオとシンクロしてうれしかったね♪ フフンフフン、今夜はミーハー未空なのさ♪

♪今日のCongratulations! 以前カウンセラー志望という事で、お会いした方が11/19に無事ご出産。海音(かのん)ちゃん、元気にスクスク育ってね。

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