2005 年 3 月 26 日 のアーカイブ

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ロンギヌスの槍

2005 年 3 月 26 日

今夜はきれいな満月だなぁとうっとりした後、いつもの如く迷走を始める。まだ1日
も欠かしていないというのは、飽きっぽい私にとって奇跡に近い。そうだ、向きを
変えてみよう。いつも南側に顔を向け、胡座をかく。今夜は北に顔を向け、足を
布団に入れたまま迷走する。体がすぐに温まったのか、爆睡したようだ。

気がつくと、誰かにもたれかかっている感覚。ここは地下鉄の車内なのかと思った
ぐらい(笑)。いや、そんなはずはないんだよ。えっ、おかしいぞと思いつつ、
目を開けた。自分の部屋だ。間違いない。だとすると、この感覚は何なのか?
 
目を閉じると映像が見える。右脳から体を槍が突き刺している。ロンギヌスの槍か?
うーむ、ダヴィンチコードとかの見過ぎだな(笑)。でも、かなりリアルなんだよ。
全然痛くないんだけどね。そう、気分は焼き鳥のカシラ(笑)。

多少、アタマを動かしても槍(串?)に沿って、カラダが動く感じ。思わずクリス
トファー・ウォーケン主演の「ゴッド・アーミー(God Army)」を思い出す。無数の
天使が串刺しにされている光景がショッキングだった。目を閉じつつ、目を開け
ていると(←変な表現なんだけどね)、様々な色が目の前を走る。うーむ、これは
映画「Stigmata(聖痕)」の1シーンだな。あんなに映像が美しいなんて知らなか
ったから、結局ビデオで見ちゃったじゃないか。映画館(←といっても単館で、
上映期間も超短かったはず。あまりにマイナーで、クリスチャンでもないのに見る
のは、私のようなオタッキーぐらいだろう(笑))に行けば良かったのにぃぃぃと、
今でも悔やんでいる。

「Stigmata」は強烈な反バチカン映画でもある。名門お嬢様系ミッションスクール
に通っていた友人に薦めたところ、霊感の強い彼女はビデオを買い、見ている間、
ラップ現象が激しかったそうな。そーいえば、今回の迷走中も1回、パシッという
音が鳴った。ロンギヌスの槍現象はずっと続いたので、さほど体がつんのめらな
かったね。それにしても、どっから飛んで来たのか? 私から生えたのか(笑)。

東西南北に顔の向きや足の位置を変える事によって、受け取る感覚が違うんだと
思う。太極拳のS先生は、音にこだわってと言っていたので、コーランやグレゴ
リオ聖歌を流しながらだと、どうなるんだろ? 太極拳の八段錦や24式の後では?

好奇心がムクムクと湧き上がってくる。最近わかってきたのは、迷走のあと横に
なると、ものスゴーく深く体が沈むように感じられる事。これはかーなーり気持ち
がイイ。とにかく何でもアリだ。体感した事は全て、私においては真実だから。
今夜も密やかに、♪迷走は続くよ~ど~こまでも~(笑)
20050326

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