2007 年 9 月 1 日 のアーカイブ

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恐怖の味噌汁

2007 年 9 月 1 日

8/13付「フスマ」の続き。えっ、ソレ何のコト?という方は、
まずは8/13の未空風呂を読んでから、ココに戻ってきてほしい(笑)。

いよいよ謎の「フスマ」の正体を明かされる。とその前に、
小噺を一席。お題は「恐怖の味噌汁(Terribly Miso soup)」

俺の体は、日々確実に衰えてきていた。それというのも、毎日
食わされている、あの食べ物が原因に違いない。今日も、恐る
恐る(しかし、努めて明るく)妻に聞いた。

「晩のオカズは?」
「今日、麩の味噌汁」

お後がよろしいようで。♪テケテンテンテン~(笑)。未空母の
「昔はうさぎにフスマを食べさせてたのよ」というのは、実は
この「麩」の事だったのだ! 

広辞苑によれば、「麩(ふ)」とは、
1. 小麦の皮の屑(くず)。洗粉に用いた。ふすま。
2. 小麦粉から取り出したグルテンを主材料として製した食品。
   生麩と焼麩がある。

ちゃんと「ふすま」って載ってるよ。知らんかった~。えっ、
洗粉にも用いたの? 江戸時代は石鹸の代わりに、糠(ぬか)
や小麦の麩(ふすま)を使っていたそうだが、これは武家や
富裕な商人階級の人達だけで、庶民は大体は水で済ませる
事も少なくなかったらしい。そーいえば米ぬか石鹸って、今で
も売ってるもんね。

昔、美顔に効果のある「鶯(うぐいす)の糞」という商品を見て、
のけぞった記憶があるが、これにも歴史があり、決してスカトロ
趣味ではないらしい(笑)。雀の糞じゃダメなのかなぁ? ベラ
ンダにいっぱい来るんですけどぉぉぉ。

色々な鳥の糞を人体実験して、やっぱ鶯じゃなきゃダメってゆー
結論に至ったんだろうけど、それにしても勇気あるなぁ(笑)。

麩は古くは麦粕ともいい、正体はまぎれもなく小麦の皮。つまり、
小麦から小麦粉を取った粕で、米から出る米糠のようなもの。

英語では「Bran」という。スープか何か商品名になかったっけ? 
ちなみに、麩はイタリア語で「Crusca」といい、小麦を挽いて、
粉にした後に残る滓(かす)の事をいうそうな。イタリア料理
でも麩を使うのかなぁ。

ようやく「フスマ」の謎が解けて、ガッテン×3! それにしても
世の中、知らないコトだらけだわ、ってワタシだけ(笑)?
20070901
♪こんな人工的な場所でも、水があるとホッとする。

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