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高野山旅日記⑨

2009 年 10 月 27 日

20091027
昔、わりとよく出張していた富山・高岡の大仏寺にも、
おびんずる様がいらっしゃったが、今回ビックリした
のは、その高岡に慈尊院というお寺があったのだ! 

あの頃、もし知っていれば、早朝にでも訪ねたのに
と思うと、超悔しくてたまらない。

おびんずる様は、お釈迦様の16人の偉いお弟子
(十六羅漢)の一人で、本当の名は「ビンドラ
パーラドバージャ」という。

若い頃は、勝手気ままな暮らしをしていたが、お釈迦様
に巡り会って発心し、出家修行し、神通力を得て、阿羅
漢(世に尊き人)となった。それからは、その神通力を
用いて、病気の人や体の不自由な人を助け、欲の深い
人や意地の悪い人を懲らしめ、心に悩み事を持つ人の
ためには、仏様の教えを説いて、多くの人を救われた。

中国や日本のお寺に、おびんずる様の像が祀ってある
のは、おびんずる様の体に触って、その手で自分の体
を撫でれば、病気が治り、頭も良くなれば、節々も軽く
なるという、おびんずる様の霊験(不思議なご利益)
が尚深く信仰されているからだそうな。

もちろん、私も体中、撫で撫でして来ましたとさ。健康
に優る宝なしとゆーワケで、私の行く先に、おびんずる
様あり! いつもありがとうございます。

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