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地震の時は、どうすれば良いの?

2011 年 3 月 25 日

●地震の時は、どうすれば良いの?

・自分の家や職場で、どこが安全か考えてみましょう
・大きな家具は壁に固定し、重たい物を高い所に置かないようにしましょう
・枕元に靴と懐中電灯を用意しましょう
・揺れている間に地面に降ります。頭と首筋を守り、しっかりした物に掴まりましょう

私達が繰り返し同じ事を言うのはなぜか? 証拠はあるのか?
複数の国の死亡・ケガの原因から、わかっている事があります。

a) 死亡はほぼ全て、頭と首と胸のケガに関連します。
  この3ヶ所が最も体の中で、傷つきやすく守るべき部位です。

b) 多くのケガは落下が原因です。自分で降りるか、しっかりと
  掴まっていれば、落下は防げます。

c) 夜間のケガは、大半が足と脚です(被害の少ない地域でも)
  ライトもなく、暗闇を裸足で家族を探したりするためです。

d) 少なくとも半分以上のケガは、建築物以外のものが原因です。
  これらのケガの多くは深刻で、医療の不足が更にそれを深刻にしています。
  私達は人命を救うために、不必要なケガの治療にリソースを割けないのです。

e) 体を小さくしていれば、落下物に当たる確率は下がります。

●そして今、あなたが考える事は?

都市地震を軽減するためには、3つの重大な要素があります。

1. 予想し、計画を立てる
2. 物理的な危険を減らす
3. いざという時

1. 予想、計画(今すぐ実行して下さい)

・家族と地震の時に、どんな事が起きるか話し合う
・緊急時に近場と遠場で、どこに集まるかを決めておく
・素早い連絡のために、「エリア外の連絡先」を決めておく
・緊急時に学校にいる子供を迎えに行ってくれる人を探し、どこで会うかを決めておく

2. 自分自身を物理的に守る(物理的な危険を減らすために、対策して下さい)

・家や仕事場や学校の建物の地震対策設計が不安な場合は、専門家に調査してもらう
・可能なら修繕し、不可能なら引っ越して解体する
・重い家具を固定する
・給湯装置の安全確認をする
・消火器を各階に設置し、定期的に動作確認をする

3.  いざという時(いつ地震が起きても、大丈夫なようにする)

・1週間は持つ水と食料と、処方された薬を常備する
・救急キットを常備する
・緊急時に持ち出す「脱出カバン」を車と部屋のドアの前に常備する

災害事前対策は一晩ではできません。小さな事を少しずつ家で、職場で、
学校で、近所で地区でしていかなればなりません。 個人で家族で団体で、
そして政府で成していきます。

1906年のサンフランシスコ地震の100周年記念から、まだそれほど経って
いません。これを良い機会と考え、対策の一歩を踏み出して下さい。

http://blog.ironsand.net/2011/rejoinder-to-doug-copp

「地震が起きたら、オレはどーすればイイんだい?」ゴリ in 銀座

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