2004 年 10 月 28 日 のアーカイブ

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動物写真家・星野道夫

2004 年 10 月 28 日

20041028
撮影中のテントの中で、クマに襲われ、亡くなった動物写真家の星野道夫氏。私はポストカードは

持っているが、彼の書いた文章は読んだ事がなかった。ガイアシンフォニーⅢも見ていない。でも

「地球交響楽」で取り上げられるような人物なら、どこかスピリチュアルに通じるような生き方をした

人なんだと思う。「旅人として生きる事に、憧れもあったからかもしれません」というMailを頂いた。

この方は、ガイアシンフォニーⅢを2度見ているが、星野さんの生き方は、今一つわからずという事

だった。私は軟(やわ)なので、厳しい自然環境の中では生きられない自信がある(笑)。ただ最近

思うのは、本当に好きな事をして暮らしてる人は、何が何でもそうしたいと、こだわってる人だと

いう事。あきらめないし、決して譲歩しない。そのために、捨てるものは捨てる。思いきり独自の道

を進まないと、自分を押さえ切れない。それが強ければ強いほど、個人プレーが基本になっていく。

生きがいと孤独は、密接に結びついてるのではないか。まさに表裏一体だ。今月の私は、それを

まざまざと思い知らされ、もう後には引けないところまできてると実感した。自分でもビックリしたん

だよね、正直(笑)。新潟の地震は、私のココロの地殻変動とも似ていて、本当の揺れは来年かな。

とにかく自分を信じ抜くしかない。そんなところに、星野道夫の文章が届いた。「ある日、本当に突然、

それが見つかった。何でもない事だった。やってゆこうという強い思いだった」「僕が若い人達に伝え

たい事。それはなるべく早い時期に、人間の一生(または自分の一生)が、いかに短いものかを感じ

とってほしいという事だ。日々を生きる中、また将来を考える時、生と死の接点という感覚を持ち続け

てほしいという事だ。それは、悲しい事でも何でもない。自分の持ち時間が限られている事を本当に

理解した時、それは生きる大きなパワーに転化する可能性を秘めている。たった一度のかけがえの

ない一生を、どのように生きてゆくのか、真剣に考えざるを得なくなるからである」。本当にそう思う。

すんなりと心に入ってきた。Mailを下さった方とシンクロしながら、あえて声に出して読んでみる。

ありったけの想いをこめて。どうもありがとう。

♪今日の非常事態 おーっと突然、オレンジ色の巨大ワームが、部屋の中にーっ!て、配管の点検だったんですけどぉ(笑)

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