2004 年 11 月 20 日 のアーカイブ

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古代ヨガの訓練法「トラタカ」

2004 年 11 月 20 日

20041120
今まで色々な人達から瞑想を薦められたが、私はどーも苦手だった。
というのも目をつぶると、いつの間にか寝ちゃうんだよね(笑)。でも、
自分の意識の様々な変化に気づいているので、何とかブレイクス
ルーしたいと思っていた矢先、とあるメルマガで「トラタカ」という
古代ヨガの訓練法を知った。方法は至ってカンタン。

暗闇でローソクを、ジーーーーーーーッと見続ける。最初は5分
ぐらいから、慣れれば長く。ただそれだけ。シンプルだよね。何も
なしで瞑想するより、ずっとカンタンに集中できる。

ジーーーーーーーッと見続けていると、そのうち体が「瞑想状態」
になってくる・・・らしい。このトラタカをする時の注意点として、

1. 眼球は、微妙に動かさない

2. まばたきも、できるだけしない

3. できれば、眉間(みけん)の高さで、ローソクを見るのが良い

4. 仏壇が家にある人は、ローソクを立てると、眉間の高さにくるはず

5. できれば結跏趺坐、最低でも、背骨を一直線に伸ばす

確かに、世界中のありとあらゆる古来の儀式には、ロウソクが使用
されるよね。火は、瞑想状態に導きやすい事を昔の人は知っていた。

一見、退屈に思えるトラタカも、1日10分でも続けていると、2~3ヶ月
で驚くほど、何事にも集中できるようになる・・・らしい。思考は、あち
こちに飛ぶようにできているし、心はそんな性質を持ってるから。

うーむ。私なんて、その典型(笑)。あなたは一点にどれぐらい集中
できると思います? 30分? 1時間? うんにゃ、そんな甘いもの
ではないらしいよ。普通、訓練してない人なら、集中しても、せい
ぜいほんの数10秒がいいトコなんだって。だろうな。

一点に止めてても、次の瞬間、仕事や明日の事を考える。しばらく
すると、物音がして、そっちに注意がいく。と思えば、今度は、昨日
の嫌な出来事を思い出す。こうして次から次へと、思考は対象を
写していく。一点に止める事など、なかなかできるものではない。

だから、訓練をする必要がある訳だ。おっしゃる通り。ごもっとも! 
このメルマガの作者の方曰く、「虫眼鏡で、太陽の光を集めて
やると、紙をも燃やすエネルギーを生み出す。そのまま太陽の
光を浴びても、ただ暖かいだけ。

“トラタカ”でロウソクを凝視していると、一点に長時間止める事が
できるようになる。毎日やってると、一点に集中する事が、どの
ような体感を生み出すのか、体で理解するわけだ。だから、火の
中の原子、一粒一粒をも見るつもりで、ジーーーーーーーッと
凝視するわけ。2~3ヶ月もすると、面白い効果に気づくだろう」

ふーん。で、その効果は?

「不思議に、今まで気づかなかったものに、気づきだしたり、理解
できなかった物事が、急に理解できるようになったり、とにかく、今
まで見えなかった別の世界が見えてくる。変な意味ではなく、周り
の世界まで、変わってくるはず」ときたモンだ。

「コレが瞑想状態かぁ~~~!」「コレは居眠りと全然違うよ」な~ん
て思うかも。但し、真面目にしてたらね、という注意書き(笑)。「トラ
タカ」という言霊の響きも気になるので、体感派カウンセラー未空、
まずは試してみようと思います。乞うご期待!

♪今日の新潟からの便り 未空父の一族は地震の被害はなかったが、大工さんが被災して、水害後の家が未修理のまま(泣)

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