2005 年 6 月 11 日 のアーカイブ

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モウゲン族 in Thailand

2005 年 6 月 11 日

毎日のようにMailを下さる方がいて、今日届いた内容は、まさに私の「課題」そのもの
だと思った。“今朝、タイのモウゲン族の話を聞きました。あの津波の犠牲者が数10
万人を超えた中、海沿いに居住しながら、1人として部族を亡くさなかったのが、タイ
のモウゲン族だったそうです。ミャンマーにもモウゲン族という種族がいるそうですが、
そちらは悲しい事に犠牲者が出てしまったそうです。では、それはなぜか?

タイのモウゲン族には、時間の概念がないそうです。ですから、みんな自分の年
齢を知らないそうです。欲しい物、つまり「欲」という概念もなければ、「こんにちは」
「さようなら」といった挨拶もないそうです。CBSの記者が、アメリカの研究者に
「それでは、私と会った事は?」と聞けば、「あなたはただ来て、帰った人という
だけで、それがいつだったかは、彼らの概念にはないのです」と答えます。

そういう余分なものに捕われないために、彼らには際立った本能があり、津波の数10
分前に、なぜか全員、山に避難して難を逃れたのだそうです。中には、泣きながら
子供を呼ぶ人も多く、それを偶然、居合わせたタイの映画俳優が写真に撮ってあり、
驚きました。文明人とやらは、いかに多くの余分なものを抱えているかがわかります。

彼らには「貯める」という行為もなく、したがって「心配」や「思い煩う」事も存在
しないとか。おもしろかったのは、心配しないので、猛毒のあるフグを平気で食べ
ている事です! もちろん、今食べるものしか捕りません。きっと「混乱」もないの
でしょうね。となると、文明人とは退化した存在という事でしょうか。人生も順調で、
物質的に恵まれていても、幸せでない人って多いんですね。「気づき」は本当に
大切だと思います”

いつも貴重なお話をどうもありがとうございます! タイに行った事はあるんだけど、
モウゲン族は知らなかった。太極拳のS先生に言われた事と、まさにシンクロして
点が線になった。それにしてもモウゲン族、やるじゃ~ん。素晴らしい民族だなぁ。

S先生曰く、「過去を記憶じゃなくて、単なる記録にするの。記憶だと感情が入る
から、どうしてもそこに囚われてしまう。過去に感情はいらないから。ビデオ
テープに上書き上書きしていくような感覚で、どんなにうれしい事も悲しい事も、
一瞬一瞬で味わうだけ。そこに長く浸らない事。いつまでも浸ってると、私達は
ガッツーンとくるわよ。これからは1秒毎に意識を切り替えるぐらいでいて。
それこそが集中力を磨くという事だから」

これは禅で言うところの「Now and Then(今、この時、この瞬間)」の世界観だ。
私は元来ドン臭く、トロいので、この切り替えが異常に下手なのだ。うれしい事
があれば有頂天ですぐハイテンションになり、悲しい事や苦しい事があると、
そこにいつまでも囚われ、ネチっこくズルズルと引きずる。結局、自業自得
なんだよね。ひっくひっく。

S先生は「これも訓練だから。慣れてくれば、できるようになるから大丈夫よ。
もうそうしないとダメなところに、未空さんはきている。それによって瞑想も
変わってくるから。自分の内側に深~く深~く入り込んで。もう求心力しか
ないんだから」と言われた。今後の意識の変化の波は凄まじいらしい。

確かに先日の瞑想では、突然手の平を始め、身体ごと一気に50mぐらい
ガクーンと落ちたような感覚になったっけ。ビックリしたなーモー(笑)。
早速、今日からHalf Malaysian改め、タイのモウゲン族未空になろう。
20050611
♪今日のパンク 何気にアナーキーっぽいアタマじゃないですか? 群生してると、黄色いピストルズ(←知らないヒトは、アタマが鶏冠系〈※とさかと読む〉の兄さん姉さんに聞いてみよう)って感じで、風が吹く度、ヘッドバッキングしてるんだよね(笑)。肝心の花の名前がわからないので、どなたか教えて頂けると、超うれしいです。マジによろしくお願いしますぅ!

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