2005 年 9 月 18 日 のアーカイブ

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人を羨む時・・・

2005 年 9 月 18 日

自分の知り合いが活躍していたりすると、「良かったねー!」と思うと同時に、
「いいなぁ」と思う事があります。そんな時、

「妬んだり羨んだりするのは、自分のネガティブな気持ちの表れだから、
考えるのをやめよう」と自分の気持ちをシャットダウンしたり、

「あの人に比べて、私はあれも持っているし、これも持っているし…」と比較
して、自分が勝っているところを挙げて心を慰めたり、

「生きているだけで丸儲け!」と、持っているもので満足しようとしたりして、
羨む気持ちを逸らそうとしたりしますが、うまくいかない事もあります(笑)。

そういう時、焦ったり落ちこんだり、自分はダメだと思ってしまったりするの
ですが、精神科医の海原純子さんは、「人を羨む時、『今、自分は調子が
悪いんだ』と気づくといいんですよ」と書かれています。

自分の調子がいいと、何が起きても前向きに考えられます。

でも、全てがダメに思えてたり、前向きに考えようとしても考えられない自分
を責めて、更に落ちこんだりと、イヤな事を考えてしまうのは、自分の調子が
悪いから。だから、そんな時は、「そういう時もあるよね」と、まずは自分を
責めずに労わるのがいいんですね。

それから、不調でもできる事、目の前にある仕事を、手抜きせず、嫌がらず
やってみる事。

どんなにとるに足らなく見える事でも、自分がしなければ誰もしてくれない
事を精一杯やっているうちに、そこから何かが生まれてきます。そうして、
自分の力を出し惜しみしないで、できる事をやり続けていれば、くすむ事
もなく不調の波も、羨む気持ちもなくなるというのです。

なぜなら、自分にできる事をやり続ける事が、「自分らしさを生かす」という
事だからです。私の姉が介護生活の苦境を乗り越えられた「ハッピーの
法則」を「辛い時は、体を動かして、できる事を精一杯やるといい!」と
ご紹介していますが、同じ事ですね。

「不調な時」というのは、頭で悶々と考えていて、体を動かしていない時か
もしれません。頭で考える辛さや悔しさや妬みや・・・そういう事は、自分が
動いて、自分らしさを輝かせる事でしか解消しないような気がします。頭で
考えていても、相手は変わらないのですから(笑)。

誰かがどれだけスゴい業績を上げていても、私の暮らす部屋をキレイに整え
る事は、その誰かにはできない事です。「自分ができることを一生懸命する」

そして、それを積み重ねているうちに、自分に色々なステキな要素が蓄積
されていて、ますます輝く自分になっているのです。

「自分ができる事を一生懸命する」

それが、自分の生まれてきた理由の1つなのでしょうね!

/恒吉 彩矢子
20050918

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