2005 年 9 月 19 日 のアーカイブ

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シカルン

2005 年 9 月 19 日

「シカルンはアイヌ語で“恋煩い”という意味だそうです。“恋煩い”は“恋患い”
とも書けますから、立派な病気でしょう。病気といってしまうとネガテイブな響き
がありますけど、病気なんだから休養と栄養とケアと、周囲の理解・協力も必要
なんですよね。良く効く薬や治療法も必ずあり、治癒の過程で大きな気づきや学び
がある事は間違いなしです。凡人の私には、その時が来るまで、何を意味するのか
に気がつかない事が多いのですが、シンクロは必ずあって、いつも励ましてくれる
Something Greatの存在を教えてくれます。シンクロとシカルンの語呂も、何と
なく似ていませんか?」というMailを頂いた。どうもありがとうございます!

シカルンって、カルミンみたいなお菓子か飲み物の名前っぽいけど(笑)、アイヌ
語では恋煩いという意味なのか。英語だと「Lovesick」と訳されるので、やはり
病気扱い。これは万国共通なのだろう。それだけ人を想う気持ちというのは強い
エネルギーが働くという事だ。

恋愛をする事で、無敵なパワーも生み出せば、自らを苦しめボロボロにされる事も
ある。これは表裏一体だ。恋患いにつける薬はないというが、一種の病気と考え
れば、24時間365日ピークというのも有り得ないだろうし、適切な対処法だって
あると思う。恋愛カウンセラーと名乗る人もいるぐらいだ。

幅広い意味で捉えれば、恋愛も基本は人間関係。まずは、相手に嫌われない
事が最低条件だろうね(笑)。男だ女だという前に、人間としての絆を保てるか
どうか。出会いはとても不思議で、恋に落ちる人、親友になる人、共に働く人etc.

私はこれを逃れられない運命だと思っている。そして、もし前世つながりという
ものを信じるとしたら、その関係性は良くも悪くも強固だ。これも逃れられない。

先日、お会いした40代後半の女性は、「結婚相手はすぐ近くにいると色んな霊
能者に言われ続けているが、一向に見つからず焦っている」と悩んでおられた。

その霊能者は男性のビジョンが見えるのか、エネルギーを感じ取るのかはわか
らないが、いずれにしてもその時のアドバイスが、この女性を悩ませ続けている
事に変わりはない。本気で結婚したいのであれば、自分のプライドを捨て、お見
合いという正当な手段だってある。受け身では何も始まらない。

今回の彼女の気づきとしては、その悩みを心の中の“解決すべき事”フォルダー
に入れ、“悩む事”から“解決すべき事”に変換しなさいというメッセージなの
では? 霊能者でない私は、自戒を込めてそう感じている。
20050919

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