2005 年 10 月 6 日 のアーカイブ

ホーム >  未空ブログ > 2005 > 10月 > 06

How come?

2005 年 10 月 6 日

毎月UPしている新月へのお願い事について、いくつかご質問を頂いた。

「そもそもなぜ、満月ではなく新月なのでしょうか?」。うーむ、確かに満月の
方がパワフルな感じがするもんね。「未空さんはどれくらい叶いましたか?」。

私の場合、叶ったものと叶わなかったものがハッキリしている。あるいは結果が
まだ出ていないものも多いかな。でも、おもしろい事にその時、叶わなくてショ
ックだったものが、後になってこれが本来の姿でしょと思えたりするんだよね。

だから、物事はある程度、日数が経ってからじゃないとわからない。そんなに
焦りなさんなという学びだと思っている。

新月のお願いを提唱しているアメリカの占星術家ジャン・スピラー氏によれば、
新月は「新しいスタート」を意味する。新月に伐採された木は、腐らず、虫が
つかず、人々にプラスに作用する香りを放つ。物事を始めるのに、新月ほど
良い時期はないそうな。

新月パワーは、植物にだけ発揮される訳ではなく、髪を早く伸ばしたいなら、
新月の日を選んで美容院に行く。爪を丈夫にして、キレイに伸ばしたいなら、
手入れをするのは新月の日がオススメ。どんな事でも新月に始めたものは、
通常より速いペースで成長する。ビジネスのプロジェクト、人間関係、創作
活動も同じ。∴新月は、新しい事を始めるのに最適のタイミングなんだとか。

そもそも新月って、天体ではどんな状況になってるんだろ?

新月というのは、地球から見て、太陽と月の方角がピッタリ同じになる事だ。
占星術や天文学の言い方だと、「月と太陽が合になる」という事らしい。この
「合」というのは、角度差がゼロになる事。地球から見た星同士の位置関係は、
「角度」で示されるので、地球から見て、太陽と月が正反対の方向にあった
場合は、「太陽と月が180度になっている(衝になってる)」というらしい。

つまり、これが「満月」だ。満月の日は「日没の時刻」が「月の出る時刻」で
あり、太陽と月が真っ向から向かい合い、正反対のエリアを運行している
のが「満月」。

これに対して、新月の日は1日中、太陽と月が行動を共にしている。当然、
夜空を見上げても月は見えない。「日の出の時刻」が「月の出る時刻」となる。

日の入りの時には、月も入りを迎える。月と太陽が共に昇り、共に沈む時、
それが「新月」だ。あるサイトで、「これを西洋占星術の観点から捉えると、
こんな風になります」というページを見つけた。引用させて頂くと、

雑誌などで目にする「星占い」では、「生まれた時、太陽のあった位置」を主
に扱っている。「私は12月5日生まれだから射手座」というのがそれだ。しかし、
本格的な西洋占星術では、太陽を含めて最低10の天体を使って占う。太陽
が司るのは、「自発的・主体的な行動」や「目標」で、個人のホロスコープで
太陽が表すものは、「理想とする輝く自分」である。

一方、月が表すものは「感情」や「反応」。つまり、太陽が「アクション」で、
月が「リアクション」という関係。個人のホロスコープチャートの中で、月が
ある位置は、「その人がリラックスしている時やフッと気を抜いた時に出る
反応としての自分」を表す。いわゆる「地が出ちゃった」という時のキャラは、
月のサイン(星座)のキャラだ。

この「主体的な意志」である太陽と「感情や反応」を司る月が、28~29日に
一度、ある一点で出会う。ここに「意志パワー」と「感情パワー」の交流が
起こる。新月の時期はマジックタイム。「理想」だったが、まだ気持ちが
ついていけなくて実現できなかった事が、心に根づくために降りて来る。

同時に、「心に密かに抱いていた気持ち」は、「目標」へと格上げされる
ために昇っていく。

こんな感じで、おわかり頂けましたでしょうか? 私もいい勉強になりました!

新月へのお願いは、基本的には種まきで、まずは種を蒔いてみないと芽
が出ない。また芽が出ても、全部が全部育って、花や実をつけるワケで
はないんだよね。だが、種まきしたうちのいくつかは、ちゃんと根づくん
だよ。もし種を蒔かなければ、収穫はゼロ。宝くじと同じで、買わない
と当たらない。

美老庵・師匠曰く「まずは、自らの想いから」。だとしたら・・・

The wish to the new moon♪
20051006

twitterページ
facebookページ
Amebaブログ